森のかけら | 大五木材


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20110620 目指せ、木の甲子園!①Jクオリア』さんで芦屋旅情を味わって、実に2週間にも及んだ(実際は2泊3日だったのですが!)静岡・芦屋紀行もようやく終わったと思われたでしょうが・・・これで終わりではありません。大阪はいつも新大阪か伊丹空港止まりだったのですが、折角芦屋まで来たので、チケットが無いにも関わらず(!)聖地・甲子園に足を伸ばしました。最初から計画していた訳ではなく、突然思い立って来てしまったのですが、日曜日のデーゲームに当日券があろうはずもありません。相手は交流戦好調のオリックス。

 

20110620 目指せ、木の甲子園!②飛行機を使っての出張の際、いつも帰り便に余裕を持たしているので、ちょいとしたハプニングには対応出来る態勢を取っています。仕事を終えて早く家路を急ぎたい方もいらっしゃるでしょうが、私は折角なら少々帰宅が遅くなろうとも、(貧乏性なので僅かな時間でも)いろいろな所に立ち寄りたいし、そこで話が盛り上がるかもしれませんので、なるべく遅い便を取るようにしています。しかし今回はチケットの手配がギリギリだったために、最終便は満席。夕方17時発の飛行機のため、甲子園滞在時間は1時間足らず・・・いいんです。

20110620 目指せ、木の甲子園!③愛するタイガースは現在調子が今ひとつ、ふたつ、みっつ・・・という所ですが、強い弱いに関わらずさすがに人気があります。常に『木のファン』拡大を命題している私としては、自分自身もそうでありながら、どうしてここまでタイガースが熱狂的に人心を惹きつけて止まないのかが謎でもあり、遥かなる偉大な目標でもあるのです。毎年シーズンが始まる前から、私を含めた多くの熱狂的タイガース・ファンは優勝を確信しています(真剣に!)。それを周囲は、冷静になれと諭しますが、確信に揺らぎはありません。

 

20110620 目指せ、木の甲子園!④投手陣の勝星勘定を指折り試算してみると、どう考えても90勝は越えてしまうのです・・・。しかも投手部門、打撃部門いずれからも多くのタイトルホルダーが生まれてしまうのです。そこはこちらの勝手な思い込みなので、実現しようがしまいが(そのほとんどは夢と散りますが)、当然誰にも文句も言いません。むしろ楽しみが先延ばしになったと思えば怒りや失望などあろうはずもありません。誰かに頼まれたわけでも、仕事でも何でも無いのに、嗚呼何と健気でいじましい虎党心理でしょうか。

 

20110620 目指せ、木の甲子園!⑤当日はとりあえず中には入れなかったので、球場周辺で『ファンの種』やら『森の出口』探し。行き交う人々の顔は、とても最下位争い(当時)をしているチームの応援とは思えないような、嬉しそうな満面の笑み。私もいつも心掛けているのは、財布から出た以上の満足感をお返しできるかどうかという事。特に家具材となるとかなり高額にもなりますので、例えば10万円を出していただければ10万円以上のモノをお出ししないと、ただの自動販売機に成り下がってしまいます。それは、おまけをつけるとか値引きをするというレベルの話ではありません。ファンが求めているのはそういう事ではないと思うのです。どれだけ深く愛するものにのめり込めるか、その情報を得られるかという事に尽きる、それがファン心理だと思うのです。誰それの選手の高校や大学での球歴やエピソード、使っているバットやグローブのメーカーという風に・・・。自分の応援するモノを詳しく知りたいと思うのは当然です。

 

20110620 目指せ、木の甲子園!⑥そこにちょいと調味料をふりかけファン心理を煽るとファンはイチコロなのです。こちらは自分のお土産に買った城島選手のマスコットキャラクターであるジョージ・マッケンジーのキーホルダー。城島健司なので英語風にジョウジマケンジ→ジョージ・マッケンジー!買わずにはいられないでしょう。あ~あ、もう完全にいいように転がされている!でも、これこそがファンにとっての陶酔の境地。煽られているんじゃないんです、煽られたいんです!そしてどこまで楽しませてくれるか、究極の信頼関係です。

 

20110620 目指せ、木の甲子園!⑦これを木に置き換えて考えてみれば、選んでいただいた木の産地の話、名前の由来、その木にまつわる逸話や伝承など、にどれだけ物語を盛ってお話を出来るかだと思うのです。使っている木の名前すらも知らずにどれだけの愛着が湧くのでしょうか。折角木の世界という土俵に飛び込んで(迷い込んで?)いただいた方を如何に気持ちよく転がしてあげられるか、そこに持てる技術や経験を全て集約して、究極のファンになっていただくのです。それこそが私の求める材木屋の本懐!その道を迷わず行けよと、甲子園の浜風が背中を強く押してくれました。さあ、そろそろ帰りましょうか・・・。




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