森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTURE弊社に住宅や家具の打ち合わせなど来られた方で、小さなお子さんがいらっしゃる時にささやかなお土産としてお渡ししている『森のしるし・だいごちゃんキャラ』。沢山作っているようでもすぐになくなってしまうので、本日まとめてスタンプを押したのですが、ついでに欠品している『家紋シリーズ』も確認して補充。この『森のしるし』を作り始めて、縁遠かった家紋が急に身近に感じられるようになりましたが、意識して見れば案外身近なところで家紋はどっこい生きています。

 

20140713 2お墓に行っても、苗字と家紋の組み合わせが気になるようになりましたし、時代劇の漫画やドラマで登場する着物や旗の紋にも目ざとく観察するようになりました。まだまだ有名どころの家紋しか分かりませんが、それでも意外に時代考証がいい加減なものが沢山ある事にも気づいたりします。さすがに映画ともなるとそのあたりはしっかりしていますが、敵味方の見分けがつきにくかった鎧兜での接近戦でも、攻守の構図が理解できたりするとまた違った楽しみが出来るもの。

 

20140713 3さて、その時代劇の映画で最近観たのが『超高速!参勤交代』です。舞台となるのは東北の小藩・湯長谷藩(現在の福島県いわき市)。なぜかこの間の東北巡礼の旅以来、岩手に縁が多いようで・・・この湯長谷藩の家紋は『下がり藤』。時は8代将軍吉宗の時代、1年間の江戸での勤めを終えてようやく帰国したばかりの藩主・内藤政醇のもとに「5日のうちに再び参勤交代せよ」との命が下る。湯長谷藩にある金山を手に入れようとする江戸幕府老中の無理難題なのです。

 

20140713 4この理不尽な命に対して、藩主・内藤政醇は精鋭7人と5日での参勤交代に挑む!という話なのですが、実際には決して逆らう事の許されなかった理不尽な仕打ちに対して毅然と立ち向かう姿が実に痛快、爽快!7人も顔ぶれも実に個性的(特に柄本明の息子して、柄本佑の弟である柄本時生はいいですね~)。笑いの要素もふんだんなのですが、耐えがたき屈辱に耐えた彼らが遂に刀を交える際の口上には溜飲を下げる事間違いなし!平和な小藩ゆえに精錬した武芸の腕が爆発!

 

20140713 5うさを晴らすべく7人が獅子奮迅の活躍を見せるチャンバラも見どころの1つですが、何と言っても主役の佐々木蔵之介が最高!個人的に昔から好きな役者で、彼が大学時代に在籍していた「劇団ピスタチオ」の頃から知っていて、当時はかなりアナーキーな芝居をしておりました。芝居の筋とはまったく関係ない場面で、5~6分も独りでデビルマンの一場面をなりきりで演じる「パワーマイム・デビルマン」が後年になっても頭から外れず、参勤交代の途中で変身しないかと心配で、心配で・・・。 映画は傑作★★★★

 




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