森のかけら | 大五木材


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20150221 1よく広葉樹の事を取り上げているので、県外の方で弊社に来られたことの無い方や、このブログしかご覧いただいていない方の中には、弊社の事を『広葉樹専門店』のように勘違いされていらっしゃる人もいるのですが、当然ながら針葉樹も扱っております。基本的に建築材の主要構造材である梁や桁などの横架材、柱、土台、大引、母屋、束などについては、ヒノキスギマツベイマツ(ダグラスファー)などの針葉樹となります。

 

20150221 2更に、野縁、胴縁や間柱、垂木、根太などのいわゆる羽柄材といわれる部材につきましても構造部材と同様の樹種が基本となりますので、ボリュームの面で考えれば住宅における部材のほぼ80〜90%は針葉樹という事になります。当然地域差はありますが、基本的には全国どこでもほとんど同じようなものだと思われます。では広葉樹はどこで使われるのか?弊社の場合は主にフローリング天井、壁材などの仕上げ材としてです。

 

20150221 5更にフローリングに合わせて玄関框から始まり、巾木、枠材、廻縁などの造作材、カウンターや洗面台、テレビ台、座卓、テーブル、椅子などの家具もろもろ。最終的に仕上がって見える部分の多くに広葉樹を使わせてもらっています。なので量の面だけで考えれば圧倒的に針葉樹が多いのですが、家が完成して見える部分は広葉樹ばかりという事も多いので、見た目の印象としては針葉樹どこにあるの?という風に感じられるかもしれません。

 

20150221 4これはあくまで弊社のケースで、仕上げ材もすべてヒノキやスギなどの針葉樹でされる場合もありますので、それぞれの材木屋のスタイルだとお考えください。どちらがいいのかというよりも好みやどういう種類の木をどういう風に提案するのかというのは、その店それぞれの個性です。プレカットが主流となる現在、仕上げの広葉樹に力点を置かねば弊社のような弱小零細材木店としては個性が失われるのでそのスタイルを貫いているだけです

 

20150221 3ですので、広葉樹意外にも針葉樹もある程度は取り扱ってはいるのですが、前述の梁や桁、土台や柱などの構造材につきましては、プレカットでの加工となるためほとんど在庫はありません。桁や柱を置いていない材木屋として(メインの商材を置いていないという意味で)、ひと頃は同業者からも冷やかされましたが、今となってはその選択肢が自分にとってもっとも負荷がかからず自分を発揮できる道だったと実感しているところです




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