森のかけら | 大五木材


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アカマツハウジングさんが宇和島市内に建設されたスーパーウォールのモデルハウスの見学会にお邪魔させていただきました。ちょうど先日まで『ミズナラ』についてブログを書いてきましたが、このモデルハウスはまさに『ナラ三昧』!床材をはじめいろいろな場面にナラ、オークを使っていただきました。木目がくっきりしていて力強く男性的なミズナラ、『キング・オブ・フォレスト(森の王様』の異名を持つホワイトオーク、更に一部にはアカシアも使っていただき、全体的にはシンプルで落ち着いた雰囲気。

1階のリビングのフローリングには、ナラの120㎜幅のABグレード。節こそ少ないものの濃淡の色ムラがあります。個人的には濃淡があるほうが無垢っぽくて好きです。Aグレードとなるとムラもほとんどなくて整いすぎて貼物に見えてしまって、木本来のナチュラルな質感が希薄になってしまうように思えてしまうのです。以前はお客さんも圧倒的にムラや節の少ないAグレードを望まれていましたが、現在ではすっかり逆転して、このABや大きな節・色ムラのあるラスティックグレードが主流です。

2階にはそのラスティック・グレードの75㎜の小幅のナラ。写真だと分かりづらいかもしれませんが、1階のABグレードに比べるとかなり濃淡の色ムラが激しいのと、親指大くらいの小節がところどころにあります。当然コストも抑えられるので、うまく使い分けすれば無垢のフローリングだからといって何でもかんでも高額なわけではありません。意識してアップの画像しか撮っていないので伝わらないかと思いますが、同じナラでも幅が違ったり、グレーディングが違うと随分と部屋の印象も変わります。

2階の一部には、すっかり弊社のフローリングの主軸商品となったアカシア。こちらはナチュラル・グレードと言って、もうこれは違う種類の木じゃないかと思わるるほど色合いの違うカラフルな表情が混在しているのが魅力です。取り扱いを始めた頃は、その説明をするだけでも複数枚のカットサンプルを作って、こういうものだからと説明にも時間も手間もかかっていましたが、ようやく一般的にも知られるようになってきて、アカシアというとこういうものだと認知されるようになってきました。この項、明日に続く・・・




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