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多品種を愛する偏屈材木屋にわざわざ遠方からやって来られるのは何も大工さんや設計士さんばかりではありません。その日弊社の玄関を開けられたのは、オブジェ 彫刻家の竹田 篤生君。竹田君はもともとは愛媛県生まれですが、高知大学に進学されて、芸術文化コースで彫刻に目覚めて、今までにも数々の受賞歴がある新進気鋭の木工彫刻家。その後高知を中心に制作活動をされていましたが、今年の春から生まれ故郷の愛媛に拠点を移されたそうです。なので厳密には高知からではないのですが、12年過ごされたという高知に敬意を表して。 |
長崎県松浦市の『木使いビーバー・島田真治』さんが、リフォーム工事されていたのは愛媛の東予地域でしたが、何度も会社に材料を取りに来られたり、打ち合わせに来られました。そのたびに張り切って変わった木を見せるのですが、「面白いなあ~。俺は決して木材フェチじゃないけど(謙遜)、ああこれをホシダ君に見せたら面白がるだろうな~」、「今度はホシダ君を連れて来るわ~」と、いつも「ホシダ君」という出ていたので、島田さんと二人三脚で面白い木の家を作っている仕掛け人は、ホシダさんだと分かりました。 |
ただ、ホシダさんの事務所は東京らしく、しかも全国各地をあちこち飛び回っていてなかなか時間が取れないらしく、いつ来れるかは不明との事。そのホシダさんが全幅の信頼を寄せる島田さんが阿吽の呼吸で現場を取り仕切られています。リフォームといっても結構なボリュームがあって、1か月程経った頃、島田さんから連絡が入り「ホシダ君が愛媛に来たから一緒に行く」との事。そしていやいよ黒幕がやって来たのです(←いい意味で!)ようやくお披露目、写真の左が島田真治さん、右がホシダ君こと干田正浩さん。 |
という事で、島田さん同様に干田さんともあっという間に打解けました。その後、現場に向かわねばならなかったので、あまり時間が取れなかったのが残念でしたが、『ビーバーの血は水よりも濃い』と言われるように、一度出会ってしまったビーバーは、遠くに離れようともお互いの嗅覚が、すぐに仲間を感じ取るのできっとまたいずれお会いすることになるだろうと確信しています。白金君、素敵なご縁をありがとうございました! |
こんな季節になって今更の話なのですが、暑い季節に遠方からいろいろな方がご来店いただきました。ありがたい事なので、その事については画像などもきちんとまとめてキッチリ書こうと思っていたら、いつの間にか季節は冬に・・・。半袖姿で写真に写ってくださっている皆さんには本当に心苦しいのですが、こんな季節外れなタイミングですがここでご紹介させていただきます。長崎県松浦市といえば元寇ゆかりの地ですが、その松浦市に工房を構えられているのがアイランドホーム㈱の島田 真治さん。 |
この夏、愛媛県で知人の家のリフォームをするにあたって、わざわざ長崎からお越しになられました。そのための木材を大五木材で納めさせていただいたのですが、島田さんとのご縁を取り持ってくれたのが、以前に愛媛で建材関係の仕事に従事していて、その頃からの付き合いのある白金聖臣君。今は福岡の筑豊で、先代の跡を継いで白金材木(しらがね)の社長をされています。その白金君から久し振りの連絡があったのが、今年の6月の事。そこで島田さんが愛媛で仕事をされるので、木材を手配できる店を探していると。 |
白金君のパスを受けて、早速島田さんに連絡。そしたら島田さんは無茶苦茶フットワークの軽いお方でして、以前にもトラックを運転して関東の方までよく仕事に行っていたと仰っていて、今回も長崎からトラックでお越しになっていました。すぐに弊社にもやって来られましたが、数分もお話をすると、すぐにビーバーの一族であることが判明!そこからは木材フェチ同士にしか分からないアイコンタクトや隠語を使いあっという間に意気投合。島田さんは、集めるタイプではなく、面白く木を活かして使う『木使いビーバー』! |
もはやビーバーの概念がかなり変わりつつありますが、大儀で木が好きでたまらない病的なヒトという意味でもビーバーは使われます(本家ビーバー・武田製材公認)。過去に島田さんが手掛けられた現場写真を見せていただましたが、まあ何とも独創的な木の使い方をされていらっしゃいました。島田さんは木材フェチであることを頑なに拒まれていましたが(私から見れば真性フェチであることは間違いがない)、こういう面白いモノを作られるという事は、島田さんの後ろでそれを操る面白い設計士が必ずいるはず!続く・・・ |
昨日の福田工務店さん(京都)に続いて、まだ残暑厳しい頃に御来店していただいたのが、福井県あわら市の西島木材㈱の西島和之社長と奥様の西島由紀恵さんご夫婦。そういえば昨年も暑い頃に奥様が御一人で初ご来店していただきました。生憎事務所の二階のクーラーが故障していて、汗ダクの中でダラダラと木の話をさせていただき申し訳なかった事を昨日の事のように思い出します。早いものであれからもう一年が経過していて、再度ご来店いただいた事よりも、過ぎゆき時間のスピードに驚いています。 |
随分前の話になりますが、県外からの熱いお客様が二日続いてお越しになられました。今更になりましたが、その二組をご紹介させていただきます。ひと組目は、創業80年の老舗・福田工務店の福田君ご夫婦。フェイズブックで繋がり、四国の取引先訪問のついでに弊社にも立ち寄っていただきました。社名に工務店とあるように福田君の会社は材木屋ではないものの、木に対する情熱はそこらの材木屋では太刀打ちできません。木造建築にこだわり代々木の素材を集めて来られてきた、ビーバー症候群発症中の工務店さん。 |
そこで、代々木造建築に携わってこられていたので、建築に使うための木材を集められていて、現在の社長である福田正吾君の代になって、それらの木の新しい出口として『KUKU』というブランドを立ち上げられました。KUKUとは、木々という言葉の古称だそうで、倉庫に眠る木々の活躍できる場を日々模索されているという『大工ビーバー』でした。イメージだけで、王様の気まぐれ旅行だなどと勘違いして大変失礼してしまいました。結婚されたばかりの素敵な奥さんもより理解者で仲良く、感染されておりました。 |
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