森のかけら | 大五木材


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まずは境内へと続く参道脇にある小さめの木から伐採が始まりました。例のサカキはこのあたりにありました。伐採にあたられた地元の門屋造園さんは、地域の消防団活動でも一緒でいつも懇意にさせていただいていて、面白い木を伐採されるといつも分けていただいています。町の中に在る木を活かす『都市林業』は、これから非常に大切になってくると思いますし、その必要性はいろいろなところで叫ばれていますが大切なのは実際にそれを伐採するひととの結びつき。誰かが伐って誰かが運んで誰かが製材して、ようやく流れが出来るのです。イメージするだけでは動きません

高邁な理念もグランドデザインもいいけれど、地を這う我らビーバー隊としては、まずは自分が動けというのが信条。自分は高みの見物で指揮だけして、木を集めないビーバーなんていないでしょう。やっぱビーバーは木に近いところにいないと話になりません。近くにいれば、仲間にも会えるし、そこから話も広がる。私自身、ビーバーになるまで(もはや例えもよく分かりませんが、笑)、地元にこんなに個人で活動されている造園屋さんが沢山いらっしゃるって知りませんでした。これが本当の井の中のビーバー。そういう方たちとの接点もありませんでした。

そもそも材木屋は木材市場か製材所から木を買う者と教わって来たし、事実そうだったので、同じ木を扱う職業とはいえ造園屋さんとは別フィールドだと思っていました。国道などで街路樹を剪定している場面に出くわしても、小さな枝では興味も湧きませんでした。それが廃棄されることに違和感を覚える事も無く。その意識が変化してきたのは、【森のかけら】を作るようになってからです。日本だけでも120種の樹種を集めようと思うと、建築家具用材だけではなかなか難しい。それで意識がいくようになったのが、街路樹や公園や学校などにある木。それを剪定、伐採するのは造園屋さん。

それでいろいろ調べてみると、近くにも造園屋さんは結構あるし、繋がりがなくもないので、話はできそうだったのですが気になる事がありました。剪定作業を見ていると、横付けしたトラックに枝葉を次々に放り込んでいます。そのまま処理場に廃棄するので、面白い形だろうが大きかろうが関係ないわけです。材の形状などで仕分けるという作業が不要というか必要ないのです。そんな中に分け入って、「これとこれと、直径〇O以上の木だけ下さい」なんて言えるだろうか。逆の立場だったら、何言ってんだ!って気持ちになると思うとなかなか声が掛けられませんでした。

伐採になれば、伐った後どうするなんて考えませんからいかに効率よく仕事をするかが最優先で、いちいち形や長さなんて気にしていられません。それこそ横にいて、その場で判断して自分で指示を出すなり積み込みまですればいいのかもしれませんが、本業をほったらかしてそんな事出来ません。自分が最前線にいるからこそ、そこで働く人の気持ちを理解できる。だからといってボランティアをするつもりは無い。あくまで材木屋としての仕事の範疇でやらなければ本末転倒。街路樹を「業」としていかに効率よく手に入れるか?自分で伐らないビーバーの悩み・・・

 




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