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昨年まで所属していた愛媛木材青年協議会で、40周年を記念する式典が開催されました。私は卒業まで20年在籍させていただきましたが、ちょうどその倍の歴史を刻んできた事になります。私が6歳の頃に発足した会に入会、卒業し、その40周年記念式典に出席する・・・知らず知らずのうちにもうすぐ半世紀を生きる事になると思うと不思議な気分。OBや日本木青連、中四国地区協議会、行政、関係各位の皆さんの多数のご出席を得て盛大に開催。その数およそ100人。
一時は会員数も20名を割り、定年延長や深刻な議題に頭悩ませた時期もありましたが、それも今や遠い昔話のような光景。今年度も新たに4、5名の入会者があったそうで、総会員数は30名を突破したとか!45歳が定年ですから、毎年複数人が退会している中にあって、30名前後の人数を維持し続けているという事は、立派な事だと思います。とりわけ後継者問題が深刻な木材業界において、毎年4、5人の入会者を迎え入れているという事実は、全国的にも異例の事です!
しかし、頭数さえ揃えばいいというものではありませんし、所帯が大きくなればそれはそれなりに問題も生じてきます。また地区内においても、人数・規模相応の「果たすべき責任」というものも求められてきます。40周年という事で、会が発足した時の会の創刊号『年輪』を復刻して配布してもらいましたが、今や大御所となられた大先輩の方々の若かりし姿と溢れる情熱が文面からも伝わってきます。当事とは木材の果たしてきた役割も少しずつ変わってきましたが、会の在り方も変わって当然。
伝統とは、ただ形式を遵守するものではなく、時代の変化に順応し姿を変えつつも当事者たちがその目的意識や意義をしっかり主張し実践する事、それがひいては「伝統」として連綿と受け継がれていくのではないかと思います。これからの木材が果たす役割は大きな転換期を迎えています。おのずと愛媛木青協の活動内容も、変化せずにはいられなくなるでしょう。その中で若い会員諸君がいつ目的を見出せるのか、若い英知と情熱の結集する瞬間を楽しみに影から応援させていただきたいと思います。この話、明日に続く・・・
以前に紹介させていただいた木製マグネット『森のしるし』に新しい仲間が増えています。連日のスタンプ作業で右手の指先の感覚が麻痺するほど・・・。こちらは、来るべき愛媛木材青年協議会の40周年記念式典の際の記念品に採用していただく事となった『愛媛木材青年協議会のしるし』です。今回は愛媛県産の桧を使い、愛媛県産材の新ブランドである『媛すぎ・媛ひのき』の普及啓発物品として、正式に第1号のロゴマークの使用許可を受けました。延べ200個完成!
この新ブランド+ロゴマークは、生産量日本一を誇る愛媛の桧と同10位の愛媛の杉を、もっと全国に広く普及させるために作られたもので、JAS規格に基づく一定の「品質基準」を満たす、品質・性能の確かな製品を、安心・安全な家作りの素(もと)としてPRしていくためのものです。文字通り、その主たる対象は建築における構造材なのですが、より広く新ブランドの存在を知ってもらおうという目的で、『普及啓発物品』としても使用許可が認められています。
今回は会との思惑も一致して、媛ひのきによる『森のしるし』が出来上がったのですが、デザインは2種類あって、1つは『日本木材青壮年団体連合会』の会章と、愛媛木材青年協議会の代名詞ともいえる『どうぞのいす』をデザインしたものです。このデザインをはじめ『森のしるし』のデザイン全般については、弊社の懐刀・パルスデザインさんに製作してもらっています。『森のしるし』発売以来、いろいろな台紙が出来てくるともうそれを並べて眺めるだけで何だか嬉しくなるのです。
『愛媛木材青年協議会40周年のしるし』には、平成24年度の柚山英二会長の挨拶と『媛すぎ・媛ひのき』の解説と、『どうぞのいす活動』の説明が封入されています。掌に収まる小さな小さな『愛媛の森からのめぐみ』ですが、身近なところで手で触れて匂いを感じて質感を味わってこその『木のモノ』だと思います。まずは使っていただいてこそ木の醍醐味を理解できるもの。ならば我々木材団体こそが先頭を切って実践するしかないでしょう!読む+見るPRと触れる+感じるPR、タイヤの両輪であります。
今回加工したのは久万高原町産の桧でしたが、製材してしっかり天然乾燥させたものを使いましたが、油分が多いと写真のように材面に『ヤニ成分』がにじみ出て来る事があります。マツなどのようにザラメ状になるものとは質が違いますが、年輪に添って油分が染み出てくると用途によっては使えなくなる事もあります。今回は木の性質や特性をよく理解している木材業界の記念品ですから、敢えて使ってもよかったのですが、ある思いつきがあったのでより分け、それに適した舞台を待つ事とします。適材適所の原則!
卒業するのは私を含めて3人。伊予市の日野相互製材所の社長・日野猛仁君。法政大学でラグビーをしていたラガーマン。今となっては私の次に愛媛木青協の在籍年数が長い大ベテランで、伊予市の市議会議員でもあります。そしてもう1人は、伊予足場の岡真治君。実は彼とは同じ松山大学の同期で、この仕事に携わるずっと前からの付き合い。かれこれ30年近い付き合いになります。何も考えずに映画を観まくっていたあの頃、こういう場面を一緒に迎えるとは想像だにしていませんでした。
まだまだ続くサプライズで、卒業生に記念品を贈っていただきました。日野君には高級ブランドのネクタイ、私と岡君には壇上の樽酒の酒蔵・後藤酒造さんのを「秘蔵の名酒・純金入りの金牡丹」などをいただきました。先日の合同例会でも講演の御礼にお酒をいただいて本当にありがたいのですが、自宅ではほとんどお酒を飲みません。何よりこうしてみんなと一緒に楽しく飲むお酒がなにより一番です!この世で一番おいしい酒は、気の置けない仲間と一緒に飲むお酒です。
この立派なお酒をさらにもっと美味しくするそういう場面で友たちと一緒に飲めればと思います。さて私にも木青協20年の思い出を語る順番が参りました。とはいえこ濃密で充実した2お年間をとても10数分程度で語りきれるものではありません。その思い出はこれからこのブログで小出しにしながら紐解きたいと思います。いろいろな事がありましたが、今となっては嫌な事はなにひとつ思い出せません。まだ若かりし頃の私にとって愛媛木青協は、私の反骨心に火をつける存在でありました。
いろいろな提案をしましたが前例が無い、予算が無い、理解できない等々の理由で実現できなかった多くの事が35歳前後ぐらいから役員になったり出向させていただくようになって少しずつ実現させていただく事が出来るようになりました。『どうぞのいす活動』や『木材塾』、『杣人座(そまびとざ)』など、その思いは今の活動にも引き継がれています。今となっては、若い頃のそういう苦い経験があったからこそ、その思いがより強く熟成されて実現することが出来たのだと思っています。
この20年間で愛媛木青で経験したこと全てが肉となり血となり、今の私を作っています。嫌な事もあったかもしれませんが、楽しい事がどんどん大きくなってすっかり嫌な事を覆い隠してしまいました。特に卒業前の3、4年は一気に新入会員も増えて、活動の幅も広がりましたし、世代を越えた仲間も沢山出来ました。こういう営利団体でない組織活動は、終わりがあるからこそ美しい。有終の美を飾ろうとゴールが見えているからこそ、そこに向かって頑張れるわけで、その意味でも45歳がよき定年であると思います。
2次会は慣れ親しんだ『なが坂』に場所を移して若い会員とも喉がかれるまで熱く語り合いました。最後には廊下で人間アーチを作っていただきお見送り!サプライズ尽くしの素晴らしい卒業式をしていただきました。今月全国各地の木青協で卒業式が挙行される事でしょうが、これほどまでの心温まる卒業式はどこにもないと断言できます!この一体感、この心配りこそが愛媛木青協の醍醐味です。今生今夜の感動を胸に次のステージに向かいます。これからは愛媛木青協ファンとして、陰から応援させていただきます。愛する愛媛木青協のみんな、本当にありがとう!!
本日は愛媛木青協の卒業式。早めに入ってお風呂にでもと思って、開始時間の30分以上前に『ふなや』さんに到着はしたのですが、子規や漱石も愛した『ふなや』さん自慢の日本庭園「詠風庭」がライトアップされていたので、吸い込めれるように園に入って散策。いつも手入れが行き届いていて閑静なこの庭園は格好の撮影スポット。以前にもご紹介しましたが、この足湯の座面の木は『セドロ』で作らせていただきました。年月を重ね、成熟した味わい深いロマンスグレーに成長しています。
会場に入るとビックリ!卒業生の我々3人は上座に席が設けられ、大宴会のようなしつらえ。毎月例会は、会員が手分けして担当するのですが、今月の担当は、私が入会を誘った大成郁生君と、兄貴と慕ってくれる鶴居商店㈱の石井和典君。大成君については、今後10年愛媛木青を背負ってもらうために、私のもてる力を全て使いエッセンスを注入しして育て上げた逸材。この粋なしつらえも二人の仕込み。かつてこのような立派な卒業式は経験した事がありません。
「愛媛木青のマルカーノ」こと大成君の司会で会は進行。何百回も唱えてきた綱領も会歌も、現役会員として皆と一緒に口にするのはこれが最後かと思うと少し感傷的になります。その言葉ひとつひとつが今は胸に染み入ります。ところで、冒頭からステージの緞帳が下りていたので不思議に思っていたら、会の中盤で司会の大成君の「ここでサプライズがあります!」の声で緞帳が上がると、そこには何と樽酒が!まさかここまで仕込んでいるとは思ってもっませんでした。
我々卒業生3名が登壇させていただき「鏡開き」。まさか卒業式で鏡開きをさせていただこうとは夢にも思っていませんでした。そもそも酒樽の上蓋が「鏡」と呼ばれていたことがこの言葉の由来ですが、上蓋には杉と桧が使われていました。木槌は確か楢だったようでしたが、さすがに今日はじっくり確認する余裕はありませんでした。1、2、3の掛け声で見事上蓋が割れました。大成君には以前から、木の啓蒙を提唱するのであればまずは自分たちが木を使うべきだと力説していましたがまさに実践です。
席に戻ると各会員に『枡酒』が振舞われたのですが、そこでまたまたサプライズ!我々卒業生には各自の名前がレーザーで彫られたオリジナルの桧の枡が・・・!後で聞いたら、日頃からお付き合いのある「レーザー工房・絆」の辻さんの所で加工してもらったらしいのですが、辻さんにも固く口止めがされていたようです。選挙とか記念式典で何度も鏡割りや枡酒は見てきましたが、当事者となった時、これほど嬉しいものだとは思ってもみませんでした。桧の香りも清々しく今宵の酒は格別です。
その後は各会員が我々卒業生のところに入れ替わり立ち替わり着てくれて、結婚式の新郎のような気分でそれぞれの会員と楽しく会談させていただきました。気分が高揚しているからでしょうか、不思議に飲んでも飲んでも酔いません。これからの時代のものづくりには決して物語が欠かせないというのが私の持論ですが、それは相手の事をとことん考え思いやること。この名前の入った枡酒にはそんな会員みんなの思いが込められています。かけがえの無い宝物にさせていただきます!更に明日に続く・・・
明日3日は愛媛木材青年協議会の3月例会にして卒業式。20年間在籍させていただいた木青協でしたが、いよいよ私も年貢の納め時。全国各地に木青協はあり、それぞれの地区会団の定款で定年が定まっています。地域によっては50歳とかのところもあるようですが多くが45歳定年で、わが愛媛木青も45歳が定年です。かつては会員数の減少から、定年延長が会議の議題にあがり何度も協議されてきました。それから各会員の熱心な勧誘などもあって、現在は30名に迫る大所帯。
卒業者がある年は、3月に卒業式をするのが恒例なのですが、それをもって木青協の現役会員としての活動も終了という事になります。4月の前半に総会があり、それで1年間のおおまかなスケジュールも発表されるので、その予定を手帳に書き込むのがこの20年間のルーティンでしたが、今年の春にはそれがありません。慣れ親しんだ木青協のバッチももう付ける事もありません。物事にはすべていつか終わりが来るのが常ですが、具体的にそれが「形」として見えてくるとしみじみ実感させられます。
自営業をしていると、サラリーマンのようにハッキリした「定年」というものがありませんので、卒業式も大学以来。さすがに20年も在籍していましたので少しは感傷的な気分にもなります。今年は3名の卒業生がいるという事で、その会場も趣向を凝らしていただきました。天皇陛下や皇族の方もお泊りになる事で有名な、創業380年を誇る道後の老舗『ふなや』さんで卒業式。道後で会をする事自体稀なのですが、私が知る限りここで会を開催したのは今回が初めて。
折角の機会なので、少し早めに『ふなや』さんに入ってにひと風呂浴びて下さいと涙の出るようなご配慮!ありがたいことです・・・。会員は松山市内の方ばかりではないので、滅多に道後に来る事がない方もいらっしゃいますが、私はこの1ヶ月に4、5度は道後に来ていて、昨日も道後に居ました。ただし、背広に着替えて「客」として夜に来れば、明るい昼間に作業服で訪れる道後とは別の顔を見せてくれます。からくり時計の前でカメラを傾けていれば、一瞬ですがにわか観光旅行者の風情も味わえます。では明日は感動の卒業式の模様を・・・。
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