森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

本日は『IL Banco(イルバンコ)』さんの店内の様子をご紹介。L型のカウンターとテーブルの天板に弊社の『ヒッコリー』を採用していただきまいた。ヒッコリーは北米原産のクルミ科最強最重量の広葉樹ですが、同じクルミ科でもブラック・ウォールナットオニグルミなどの木を使い慣れている方にはとても同じクルミの仲間とは思えないほどに重硬で雰囲気も質感も随分違うので驚かれると思います。私も初めてヒッコリーに出会った時はこれらが同じ仲間だとは思えませんでした。

このヒッコリーの材、かなり以前に仕入れていたものですが、このあたりでは認知度が低いのと辺材と芯材の色ムラが顕著な事から、張り切ってPRしても最終選考までは残るもののいつも最後に落選して涙を飲んでいました。それが不思議な事に昨年あたりから、そのヒッコリーの質感や硬さ、激しい色ムラがオモシロイと言っていただく方が次々と現れて、あれほど売るのに苦労したヒッコリーに注文が舞い込んで、あれよあれよという間に在庫が底をつく事になってしまったのです。

木の売買にも不思議なバイオリズムのようなものがあって、一端それが動きだすと連鎖反応のようにそれを求めるお客さんが続いたり、その木に関わるひと・モノが次々と自分の前に現れるという不思議体験はしょっちゅうある事です。これはきっと端材を無駄にせずに商品化しているんで、端材の神様のお導きだと信じています。何だか危ない人の話になってきましたが、そう思わなければ到底理解できないほどにある特定期間に全然関連のない方々から特定樹種に次々声がかかる事があるのです。まさにこのヒッコリーはその流れに乗ったのです。

玄関ドアにヒッコリーの柄の斧を使おうとされていた山田さんの思いと合致したのは偶然とは思えないのです。何か引き合うような力が働いたのだと・・・。そんな風に考えた方が面白いし、木にとってもそんな巡り合わせで「この木を探していたんだ〜!」「そんな方を待っていたんです〜!」なんて皆が笑みを浮かべる場面で使っていただく事が幸せじゃないかと思うのです。2階では8台のテーブルを並べて会議などにも対応可。このパンチの効いた濃淡の激しさがヒッコリーの魅力。

削って仕上げて塗装してあるとはいえ、倉庫の中でくすぶっていた頃とはまったくの別人(樹)のような表情に里親としては感慨深いものがあります。こうして材料特性を熟知された方がその特性を発揮できる使い方を見せていただけると、私も今後の具体的な提案の参考になるので本当にありがたいです。こういう雰囲気の店だったらヒッコリーの荒々しいダイナミックな表情が受け入れていただけるのだなあと。頭で考えるのではなく実際に完成形に触れて使ってこそひと様にもお薦めできるというもの

 




20150226 1愛媛にまた素敵なお店が誕生しました。今月の23日に松山市千舟町にオープンしたのが、熟成した県産和牛とワインにこだわるイタリア料理のお店『IL Banco(イルバンコ)』さん。の大街道にあるイタリア・スペインバルzucchero(ズッケロ)さんの姉妹店。そのカウンターやテーブルなどに使う木材を収めさせていただいたのですが、先日18日のプレオープンにお招きいただきました。なにやら最近千舟町周辺が非常に賑わってきている様子。

 

Exif_JPEG_PICTURE手掛けられたのは親子ほども歳の離れたこのコンビ。グローブコンペティション山田徹さん㊨とK’craft川上陽介君㊧。それぞれ腹に一物をもったかなり個性の強いおふたりなので、どういう顛末になるのやらと興味津々でおありましたが、期待していた(?)大きなトラブルもなく無事に滑り込みセーフで竣工を迎えられました。こちらの方が心配になるほど厳しそうな程でしたが、まあなんとか間に合うものだといつも感心させれます。

 

Exif_JPEG_PICTURE建物の躯体そのものは以前からのものですが、中身の凄まじき変貌ぶりには驚くばかりです!驚いたのは内装ばかりでなく、県産の和牛にこだわられた肉料理はじめそのお料理も絶品でした。ただ悲しいかな料理の味を伝える腕がないので、是非足を運んでご自分に舌で確かめていただきたいのですが、味は保障します。お肉が乗っているのは『オリーブ』のプレートですが、弊社でもオリーブの食器を取り扱わせていただく事になりました

 

Exif_JPEG_PICTURE本日より数回に分けてその一部をご紹介させていただきます。まずお店を訪れた驚くのは玄関の扉に突き刺さったHasqvarna社の斧!Hasqvarna社は、スウェーデンストックホルムに本社を置き世界中の愛好家から絶大な人気を誇るチェーンソーメーカー。これは山田さんの企みで、お店のファーストコンタクトに選ばれたのは、握るということを突き詰めて選ばれた斧の柄ということで、握る触感を楽しんでもらいたいという狙い

 

Exif_JPEG_PICTURE私は先に聞いていたので知ってはいましたが、やはり初めての方は驚かれる事でしょう。しかし不思議なもので、こういう風に突き刺さっている斧を見ると、理由も無く握りたくなるのが人間の心理。そこは研究に研究された『もっとも握りたくなる形と気持ちよさそうな触感』に尽きます。その『握る』を極めた木こそが、クルミ科最強最重量を誇る『ヒッコリー!そしてそのヒッコリーは扉の柄だけにはとどまってはいないのです!続く・・・




2050220 1ご紹介しておきながらなかなか行く事が出来ていなかった『海土魯(かいどろ)さんにようやく客として行く事が出来ました。開店後は地元の方をはじめ多くの方で賑わっていたようでしたので、少し落ち着いてからなどと考えていたらすっかり遅くなってしまいました。なにしろ最近はダイエットに取り組んでいる事もあって、街にまで飲みに行く機会がめっきり減ってしまいましたので久しぶりの繁華街でした。

 

2050220 210数メートルの細い砂利敷きの通路を進み扉を開けると、店主の向井正和君が人なつっこい笑顔で迎えてくれます。この日は予約しておりましたが、それでも次第に席は埋まってきて1時間もしないうちにほとんどの席が埋まってしまいました。ご商売繁盛のご様子で何より。少しでも関わらせたていただいたお店にお邪魔させていただくのは何よりの楽しみのひとつですが、そこが繁盛していないと肩身が狭くなってしまいます。

 

2050220 3ただあまりに盛況だと静かに落ち着いて飲みたい私としてほどよい繁盛ぶりがありがたいのですが、社交的で友人関係も広い向井君の事ですから今後も客足は絶える事がなさそうです。収めさせていただいた『モミ』や『イチョウ』、『霧島ツガ』のテーブルを多くの客人が取り囲み、色とりどりの料理とお酒が並び、誰もが幸福そうに会話と食事を楽しんでいる姿を目の当りにすると、里親としては安堵するのです。

 

2050220 4瀬戸内の新鮮な魚と美味しい料理、全国各地の日本酒で一緒に行った先輩・友人もご満悦。とても喜んでいただいたものの、あまり誰にも彼にも紹介すると業界の人達がお店で鉢合わせする事にもなりかねないので考えもの。そうは言ってもテーブルや木の事を酒の肴にしたいので結局は知らず知らずのうちに業界関係者が集まってきてしまうもの。それも材木屋としての店舗に対しての関わり方の1つだとは思います。

 

2050220 5それも、居抜き工事で既存の設備をそのまま流用してしまう傾向が強い店舗の世界で、こうやってわざわざ1枚板のテーブルを注文していただいた店主の心意気に対するせめてもの感謝の気持ち。向井君は同じ町内という事でしたが、最近こういう形でオーナーが直々に店で使うための木材を見にご来店いただく事が増えています。材木屋が直接お話するからこそ、理解して頂ける事やもっと楽しんでいただける事が沢山あるはずだと思うのです。


★ 海土魯(かいどろ) 愛媛県 松山市 三番町2丁目6-15  TEL 089-931-3566




Exif_JPEG_PICTURE紹介するのがすっかり遅くなってしまいましたが、先月お洒落なアパレルショップ『HUGさん外内装にふんだんに木材を使っていただきました。手掛けたのは、店舗&家具専門の『K′craft 川上陽介君(有限会社 すずかけ商会 代表取締役)。以前に、自社のカフェショップを施工した様子をこのブログでも紹介させていただきましたが、今回は千舟町の人気のアパレルショップ。建築中は何度となく足を運んで木材を納品させていただいたものの、シートが掛かっていたり養生していたので、完成後改めてお邪魔しました。

 

20141222 2レディス、メンズのアメリカンカジュアルな洋服を扱う店なので、客として行ってもらえればとも誘ってもらったものの、私にはどうにもご縁がななさそうなので撮影班として伺いました。飲食店の場合は、甘いもの系(ケーキ屋さんとかでも)でもとりあえず一度はお邪魔するものの、洋服に関しては(特に弊社とご縁のある店が若者向けの店という事もあって)なかなか気軽には足が向かず、今回のように記録用の写真を残すこともままなりません。

 

Exif_JPEG_PICTUREウッディでカジュアルな雰囲気という事で、木をダイナミックにタップリと使っていただきました。仕上げをホワイトで着色しているので分かりづらいかもしれませんが、壁面内装に使われているのは、愛媛県産のスギ板。愛媛県産材の指定とか別にあったわけではないのですが、こういう場合もっとも汎用性が高いのが、地元ですぐに大量に安価で入手出来るスギという事になるのです。真っ白に仕上がったお陰で、スギ本来の和風テイストは影を潜めて、すっかりカントリー風な空間に!

 

Exif_JPEG_PICTURE材木屋の性として、経年変化で素材感を楽しめるクリアー塗装を勧めてしまいがちなのですが、こうして塗りつぶされて和から洋に主戦場を変えて挑むスギの姿を見ると、なんでもかんでもクリアー塗装にこだわるのも了見が狭く感じられてしまいます。しかしどの木に何色をどういう風に塗るかというすべての工程でセンスが問われます。クリアー塗装というのは、材本来の持ち味を強調すると言える一方、まだまだ眠っている別の魅力に気づかないとも・・・ 



20141204 1プレオープンの際にもご紹介させていただきましたが、台湾で「魔法網際股份有限公司Magicalsite Taiwan Inc.)」さんのお店「168 PLACE(いろはプレイス)」が満を持して本日正式オープン!。現地のお天気は雨模様という事でしたが、オープニングセレモニーなどの式典には、沢山の招待客の皆さんや台湾の新聞社や雑誌社などのメディアも取材に来られて、賑やかな初日となったそうです。私はそのお店はおろか台湾にもまだ行った事がないのですが、松山からの直行便で台湾までわずか3時間距離でのあります。

 

20141204 2いずれお店にも伺わせていただきたいと思っています。「168 PLACE(いろはプレイス)」さんでは、いろいろな愛媛の商品を販売されていますが、この店のコンセプトはいかにモノを沢山売るかということではなく、台湾と日本の架け橋となることが基本理念です。台湾と日本の相互理解と交流を深める拠点としてのコミュニケーションスペースという位置づけです。その中で、愛媛のものづくりの文化の紹介や商品の販売もしていただくわけですが、弊社のような零細企業にとっては、世界への開かれた貴重な窓です。

 

20141204 3今後も店舗内でカフェや日本の観光情報センター、台湾在住の方向けの台湾生活サポートセンターなどいろいろな企画が準備中という事です。弊社からは、『森のしるし』や『誕生木ストラップ』、『森のこだま』などの端材を活用したオリジナル商品を展示してしていただいております。こういうご縁があってつくづく思う事は、【森のかけら】を作っておいて本当によかったあなという事。あの時動いていなかったら今もきっと自社のオリジナル商品なんて何も無くて、こういう機会にも巡り合えなかったはず。

 

20141204 4自分でコンセプトから考え、物語を組み立てながら商品開発をしていくというのがこんなに面白いものだと気づくのに随分遠回りしたかもしれませんが、その長かった遠回りも今では商品開発の血となり肉となっているように思えて、無駄だったとは思えません。端材同様に、自分が過ごした時間や経験も無駄にしてしまってはモッタイナイ!外国の方向けの商品を、などと一時期道を踏み外しそうになりかけましたが、日本人による日本のものづくりの軸をぶらさず台湾の木フェチにも届く商品を作っていきたいと思っています

※「168 PLACE(いろはプレイス)」さんの営業時間は午前10時〜午後6時で、土日祝日はお休みです。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
Scroll Up