森のかけら | 大五木材


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091216_1757~0001今日、愛媛木材青年協議会の総務の大成郁生君(サンシン機械・社長)が、カレンダーを持ってきてくれました。何のカレンダーかというと、愛媛木材青年協議会の上部団体である日本木材青壮年団体連合会(木青協)が製作している『木育のカレンダー』です。毎年製作して、日本全国の会員が広く『木育活動』の1アイテムとして活用しています。今年の久我会長は、『低炭素社会の実現を目指す』というキャッチフレーズの元、様々な活動を展開していて、このカレンダーもそのコンセプトに準じた作りとなっています。

 

091216_1759~0001中身を少しご紹介しますと、例えば左の画像は3月ですが、『日本の木を守ろう』というテーマで、なぜ日本の森林を守る必要があるのかを、小さな子どもにも分かるような簡単な言葉で解説しています。漢字にはルビもふってあり、子どもでも読めます。毎月ごとにテーマを設けて、森と人間の関係、そしてそれを利用する林業、木材、製材業との関わり方などが解説してあります。このカレンダーは毎年、木青協の広報委員会という部会で製作してもらっていますが、そのボリュームや仕上がり具合からみて大変な労力だと思います。愛媛木材青年協議会では、毎年300~400部購入して、【どうぞのいす】を配布させていただいた幼稚園や小学校などの施設にこの時期、会員が手分けして贈らせていただいています。年末が近づき、発送もギリギリとなりましたが何とか急いで、年内には間に合う様に送らせていただこうと思っています。

 

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先日のブログでも『木育』という言葉を使いましたが、『食育』に比べるとまだまだ市民権を得ているとは言い難い状況です。それは『食育』程にアプローチが身近でないという事があるのかもしれません。例えば『食育』の場合、実際に学校で地元の食材を使って調理して食べてみるという事だけでも、実際に口に入る行為ですからかなり説得力はあると思います。食材を育てる、調理する、食べるという身近で日常的な行為に対して『木育』は、森で自然と向き合うというような大仰なものから、木のおもちゃで遊ぶという身の回りの事までとても幅が広く、これ1つで『木育』が集約できるというものではありません。

091216_1800~0001むしろそれだけ人と木、人と森の関係は深く多方面に関わりあっているという事ですから、いろいろな立場からいろいろな手法で取り組めばいいのだとは思います。とはいえ、何か具体的な手がかりぐらいはないと説明のしようもないので、そのツールとしてこの『木育カレンダー』があります。月の後半には、木青協が主催する『全国児童・生徒木工工作コンクール』や『木材活用コンクール』などの受賞作品などの紹介もあります。これらのコンクールは毎年開催して、全国から広く参加を募っていて、木工コンクールには、久万高原町からもエントリーしていただいています。

091216_1801~0001愛媛木材青年協議会は現在会員19名(18企業)で活動を行っています。45歳を定年と定めていて、今年のお二人の先輩が卒業されていきますが、先般新入会員がお一人ありました。東温市でログハウスなどを建築されているForest Crew(フォレストクルー)の池川昭彦さんです。経営者の高齢化や廃業などで新規会員の確保が難しい中、若手の入会は本当にありがたい事です!印刷後の入会だったので、今年のカレンダーの会員企業の一覧には間に合いませんでしたが、新たな血が加わりこれからも愛媛の木育活動にも励んでいきたいと思っております。




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