森のかけら | 大五木材


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20100207 卓球大会6今日は地元の地区の卓球大会があり、体育部長をさせていただいている関係で、卓球ど素人の私も家内と共に選手として参加させていただきました。各分館から5人チームで参加するのですが、経験者ブロックと初心者ブロックに分けてあるので少しは気が楽です。健康増進と地元の交流が目的ですから、勝ち負けにはこだわりはないのですが、(身の程も知らず)勝負事はついつい熱くなってしまいます。地元の中学校の柔剣道場で、卓球部の生徒さんに手伝いをしてもらって多くの住民が参加して、それぞれのレベルで腕を競い合いました。

20100207 ピンポン所詮卓球と侮っていたら大間違い!中には学生の頃に卓球部だった経験者の方や、今でも練習に余念のない方達もいて、激しいスマッシュを打ち込まれる方も!私はラケットを握るのも何年ぶりかというレベルですから、案の定7セット戦って1セット取るのがやっとという有様でしたが、結構楽しめました。ただ、心とは裏腹に足も手もついていかない事はハッキリと再確認出来ました。その事は大いに予想できていたので前日に、イメージトレーニングだけでもしておこうと、敬愛する松本大洋氏の『ピンポン』を一気読みしておきました。その甲斐あって、心は卓球場で心は躍動しておりましたが、体は正直です。鍛錬あっての結果です・・・。以前、『竹光侍』の時にも取り上げましたが、松本大洋氏の画筆は惚れ惚れします。1コマ1コマが劇画のような趣きがあり、緻密ながら大胆な余白とか、止まっている画からスピード感や緊張の息遣いが伝わってきます。

 

20100207 ピンポン③映画にもなりましたが、よくぞあの原作漫画をここまで忠実に再現したかと驚くべき傑作!宮藤官九郎の脚本、主演の窪寺洋介ベストアクト!高校生のかなり無理な設定でしたが、スキンヘッドの中村獅堂や(劇団ナイロン100℃の)大倉孝二、竹中直人夏木マリなど脇を固める役者のキャスティングも完璧。原作の完成度が高い映像化の場合、大体がチープになってしまうものですが、原作に対するスタッフ、キャストの畏敬の念が強いと、稀にこういう奇跡が生まれるものです。恐らくもう二度と出ることのない卓球映画の快作でしょう!

20100207 ピンポン④その『ピンポン』に敬意を払って、少しは木との結びつきを考えて見ます。野球のバットやテニス、バドミントンなど球を打つ球技のほとんどの素材が、一部プロ仕様などを除いて木以外の素材に変わっている中で、ピンポンのラケットはいまだに木の素材にこだわっています。これは大変ありがたいことです。今日使わせていただいたのは公民館の備品でしたのでごく一般的な合板でしたが、調べてみると材の安定性がある合板がやはり多かったのですが、中にはの木を使っているものもありました。

20100207 卓球大会5

ラバーとの関係などもあるし、グリップの握ったときの触感やら球の弾み具合やら、いろいろな要素を研究して研究して素材が選ばれているのでしょうが、それでも木が残っているという事は余程ピンポン球との相性もいいのでしょうか。まあ私らのようなど素人にかかってしまうと、何の素材でも関係なくなってしまうのは悲しいのですが、もう少し木を使っていただいている球技に敬意を払って、次からは少しだけでも練習して参加させていただこうと強く心に思ったのですが・・・いつまで覚えていることやら。




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