森のかけら | 大五木材


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100201_1725~0001少し前から欠品状態が続いてご迷惑をお掛けしていた【森のかけら】の幾つかの樹種が仕上がってきました。今回は結構時間が掛かってしまいました・・・お待ちいただいた皆さん、本当にお待たせしました。今回7,8種が欠品していたのですが、なかなか端材が揃いませんでした。全240種の『かけら』の端材が常にストックされているわけではないので、不本意ながらも時にこういう事が起こってしまいます。仮にも世界を目指す商品としてはあまりにもお粗末。在庫管理をもっと徹底して、欠品を出さないという事を念頭に置かねばと痛感しています、すみません。

20100201 スポッテッドガム初期の頃は身近な所に販売していたので、材が切れるのも端材の証拠と憎まれ口を叩いておりましたが、やはり1個の商品として他人の手を介して販売されるとなるとそうもは言ってられません。400セット以上も販売してきたので、大体の傾向は見えてきました。人気のある材や汎用性の高い材は、端材の出来る割合も高いのですが、地味な材や使用頻度の低い材は自ずと端材も貯まりません。だからこそ240種の『かけら』に値打ちがあるわけですから、そこに注意をしないと自分で自分の首を絞めてしまう事になりかねませんので、よくよく自覚をせねばと思います。

100201_1723~0001貴重な材』という言葉には多くの側面があります。文字通り高価で希少性が高いということもありますが、【森のかけら】においては、材の性質上欲しい寸法が流通していないので『貴重』という物が多々あります。また、大きな部材ではあまり気にならない事が、『かけら』ぐらいのサイズになると目立ち過ぎて問題があるというものもあります。例えば右の材は『ペルポックのかけら』ですが、木取りをした段階では目立たなかったブルースティン(青染み)が、バックリと現れてきました。う~ん、さすがにこうなってしまうとA品には出来ません。【夢のかけら】行きになってしまいます。

20100201 槐のかけらまた、虫穴や腐りなど材の内部にあって、荒材の時には予測できなかった物が現れてくることもあります。今回仕上がった『槐(エンジュ』にも、幾つか虫穴が・・・。槐の材は結構在庫があるのですが、『かけら』には薄過ぎる板物か、大黒柱サイズの大きな物のどちらかしかありません。今回久しぶりに端材が出たので喜び勇んで加工してみたら、虫の穿孔跡が・・・。ああ、これもオイルを塗らないと判別しにくくて、塗装後に発覚!こういう小さな戦いをクリアしながら製作しております。なるべく欠品させないためには、小さな戦場で勝ちを収めていかねばなりません。一戦必勝!




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