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巷間ではサッカーのワールドカップの話題で大いに盛り上がっていて、「頑張れニッポン」を叫ぶ声高に叫ぶにわかナショナリズムが溢れています。戦争なき日本において、国というものを認識できる国家間の競争手段としては、スポーツという事になるのでしょうが、マスコミの愛国心の叩き売り的な扇動に眉をひそめつつも、中継を見てしまうとすっかりテレビに釘付けになってしまいます。勝てば官軍ですが、負ければ戦犯探しに躍起になるのがマスコミ。過剰な「愛国心」が個人攻撃に向かわない事を祈るのみ。
さて、昨晩のカメルーン戦は多くの方がご覧になった事と思いますが、これからしばらくは寝不足が続きそうです。カメルーンチームは、内部不和があったとかで試合前日になって主力選手が出場を拒んだとか、ベストコンデションではなかったようですが、さすがは『不屈のライオン』!後半の怒涛のパワープレーは冷や汗モノで、まさに薄氷を踏む歴史的な勝利でした。愛媛県出身の長友選手もしっかりエトーをマークしてまったく仕事をさせない大活躍!それにしても身体能力の高いアフリカのチームにワールドカップ本番で日本が勝利するなどとは、10数年前には想像すら出来ないことです。常に国の威信を背負わされ、マスコミの厳しい批判の矢面に立たされて続ける針のムシロのような緊張感が、個人の意識も高めていくのでしょうか。確実に日本のサッカーが進化しています。
それに比べて国技であるはずの相撲界では、同じ日に大量の力士による賭博の自己申告が発覚するという実に対照的な結果となりました。スポーツに限らずやはり「保護」される業界に進歩は望みにくいのでしょう。厳しい環境に放り出されて、切磋琢磨しなければ本当の実力がつかないという事でしょう。同列では語れませんが、林業における国の補助金政策も気をつけなければ、競争力のあるたくましい林業を作る土壌を奪う結果になりかねないという気もします。すると、競争以前に同じスタートラインにさえつけていないという声が必ず上がりますが、複雑な事情は当然ありますが、競争なき世界に進歩はないというのも紛れもない現実です。「時期尚早と言う人間は100年経ってもそう言う」と怒鳴った川渕チェアマンの強い信念から、Jリーグが発足し、今日の日本サッカー界の歴史的勝利があります。他人事とばかり考えて安穏としていてはいられません。
さて、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、初戦の相手国カメルーンについて。カメルーンは、アフリカ中部に位置し、人口2000万人ほどの共和制国家で、主な産業は石油や農産物。日本への輸出はコーヒーや綿花、木材などがあります。北部には砂漠地帯があり、中央部には山脈、南部には熱帯雨林地帯があり、アフリカ大陸のさまざまな特性を1つの国が有しているところから、「ミニアフリカ」とも呼ばれています。実はこのカメルーンが、2002年に日本と韓国で共同開催したワールドカップの時に、大分県の旧中津江村(現日田市中津江村)でキャンプをしました。当時の村人たちとの交流はマスコミでも大々的に報じられましたが、この話には感動的な木にまつわる続きがあるのです。
先日、故郷の野村町に戻っている時に丁度、四国・九州アイランドリーグの公式戦がありました。家内の弟の子供が地元でソフトボールをしているのですが、試合前の始球式で投げるという事で、その晴れ舞台の応援も兼ねて家族で観戦に行きました。西予市営野村球場で開催されましたが、実は私この球場に足を運ぶのは初めてだったのですが、随分立派な球場でビックリしました。地元の野村高校が練習に使っているということですが、その成果でしょうか過日の愛媛県大会で我が母校は初の準優勝に輝きました。
現在、子供が大きくなってなりたい職業の何位に野球選手がいるのか知りませんが、私の周囲ではソフトや野球をやっている子供達がたくさん目につきます。四国・九州アイランドリーグは、福岡レッドワーブラーズが脱退されて、現在は5つの球団で運営されています。中でも愛媛マンダリンパイレーツは、今年の3月に愛媛FC(サッカーチーム)と共に愛媛県の県民球団として生まれ変わりました。現在近畿や北信越など各地で独立リーグが花盛りですが、球団運営は決して楽ではないと思います。子供が無料のチケットをよくもらって帰るので、今までにもう4,5回は観戦に行きましたが、元NPB(日本プロ野球機構)経験者の加入などもあったり、年々NPBにドラフト指名される選手も増えたりと確実にレベルがアップしていて、試合内容も白熱してきてます。
ようやく野球のルールを少しは覚えた息子も熱心に観戦していましたが、お日和が良すぎて途中からカキ氷に心を奪われたようです。野球の試合といってもプロである以上は、収益を目的とした興行ですから入場券収入は勿論ですが会場周辺でも球団のグッズや特産品を販売するテントが居並んでいます。以前にビジネスマッチングでマンダリン・パイレーツさんにノベルティグッズのお話をさせていただいた事があったのですが、具体的な商品を持っていなかったので交渉までに至りませんでした。
野球の木のノベルティグッズといえば、折れたバットを原料にした、キーホルダーとかが定番ですが、それではあまりに芸がないのでもうひとひねりしたモノを考えています。といっても別に依頼を受けているわけでもなく、売り込みに行く予定もない(今のところ)のですが、そういう発想は常に考えておかねばいざという時に間に合いません。当日の対戦相手は、現在リーグ首位の『高知ファイティングドッグス』。さすがに他県を応援するわけにはいきませんが、高知の闘犬を取り入れたマークが私はお気に入りです。
屋台でファイティングドッグスのキャラクターマークの入った商品が幾つも販売していて、デザインはとっても気に入っていたのですがそこは県民球団を支える一県民のポリシーとして、購入は控えました。キャラクターグッズは論外ですが、特産品は幾つか購入しました。NHKの『龍馬伝』で高知の観光客は飛躍的にアップしているようですが、急激的なブームはその後の潮の引き具合を考えると恐ろしくもあります。高知はもともと観光ネタは潜在的にいろいろあるので、急激な落ち込みはないかもしれませんが、人は飽きっぽい生き物です。お互いのチームの選手のサインで埋まった帽子やユニフォームを着て熱心に応援するファンの方がたくさんいらっしゃいましたが、やはりブームに流されない、根強いファン作りが大切ですね。
★ブームに流されないようにと言いつつも、ブームにもしっかり相乗りしていくたくましい商魂も必要かと。以前にも紹介しました『龍馬の5かけら』です。まだもう少し賞味期限があるようですので。消費税込みの¥2,625(送料は全国一律¥500)。お申し込みは、こちらからどうぞ→![]()
| 『ダグラスファー』で、もう少し触れておきたい事がありましたので、補足させていただきます。今や日本国内でもっとも馴染みの深くなった感のあるダグラスファー、つまりベイマツですが、日本に入ってきた歴史も最古参です。記録として残っているのは、嘉永6年(1835)に黒船が浦賀に来航したのですが、その時ペリー提督が幕府に献上した幾つかの品の中に、ベイマツの製材品が入っていたというものです。まさか梁や桁のようなサイズの物ではなかったろうと思いますが、少し厚めの板材のような物だったのではないでしょうか。 | ![]() |
| その後日本の軍艦の甲板などにベイマツは使用され、急速に輸入が増えたという事ですから、ペリーの目論見通りになったという事でしょう。そうしてベイマツは初めて日本の土を踏み、その後の戦後復興の急激な木材の需要に国内木材だけでは供給が追いつかなくなり、木材鎖国政策が解かれ再び日本の土を踏むことになるのです。日本を開国させたペリーが最初に日本に持ち込み、それから長い時を経て、輸入解禁後に市場を席巻したダグラスファー、何か歴史の因果を感じずにはいられません。 | ![]() |
【森のかけら】を『ペルラ』さんに納品に行かせていただいた時に、もうひとつの僥倖がありました。西田さんが何か化学反応を期待して、ある方にその時間に呼ばれていました。松山市余戸で(有)カフェー工房松山を経営されている稲川智一社長。3人とも同じ歳という事で、私は初対面でしたがいつもの図々しさで一方的に好き勝手な話をさせていただき・・・喋りすぎたことに気付いて(!)稲川さんのお話も少しは伺いました。初対面の方に少しでもPRしようとして、つい暴走してしまういつもの癖を、同級生の西田さんに強くたしなめられました!
今は会社のPR塔という自覚もありますので、意識してドンドン前に前にというつもりで動いていますので確かにこんな調子ですが、 子供の頃はまったく違いました。とても人見知りが激しくて、極度のあがり症で人前で話する事など考えられませんでした。この仕事に就いてもしばらくはそうでした。その後愛媛木青協などで嫌々ながらも人前で話す場を与えられ恥と恍惚を味わい、【森のかけら】が出来た事で自分に揺ぎない信念が持てるようになったのが転機でした。やはりオリジナルのモノが何かひとつあると、不思議なほどの思いがった自信が持てるものです。
さて、稲川さんはカフェと言っても喫茶店というわけではなく、珈琲を松山空港や道後の商店街など観光地や喫茶店などに卸されるお店を経営されています。いろいろな商品を扱われていらっしゃいますが、この日見せていただいたのが、『坊ちゃん珈琲いよかんフレーバー』 ㊨です。封を開けると愛媛の特産であるいよかんの香りが漂います。ドリップタイプのフレーバーコーヒーで、稲川さんのオリジナル商品という事です。いろいろメジャーな雑誌にも取り上げられるほどの人気だとか。飲食品は強いです~。
折角なので(!)『坊ちゃん珈琲いよかんフレーバー』ご相伴させていただきました。しっかりといよかんの香りと味が!なのに珈琲の味を邪魔していません。残念ながら、珈琲の味の分かる大人の男ではありませんので、うまく表現出来ませんが初めて飲んだ不思議な味わいで、とても美味しかったです。食べ物飲み物には昔からうるさい、いや舌が肥えている西田さんもご満足のご様子。ホッとも美味しいけれどアイスも更に美味しいとの事、この後お土産にいただき、事務所でしっかり検証しましたが確かにアイスも美味しかったです。ここまで仕上げられるには相当の試行錯誤があったでしょうが、モノづくりってそこが楽しみでもあるので、そこを尋ねると相手の思う壺(一番喋りたい部分)にはまるので、今日は【森のかけら】を押しておこうと思い、あえてそこには触れませんでした。スミマセン、稲川さん。今度改めてお聴きしますので・・・。
県外の方は、愛媛で『坊ちゃん』と聞くとベタなネタだと思われるかもしれませんが、松山で商売をしていてオリジナル商品を開発する際、『坊ちゃん』は実にありがたい鉄板の素材です。絶対的なブランドという物に反発した時期もありましたが、モノづくりをする立場になって考えると、これほどありがたい存在はありません。ただそのまま使ったのでは芸がありませんので、皆が使いまわして手垢のついた素材をどこまで換骨奪胎して自分の物に出来るかという事が大事です。一瞬『坊ちゃん珈琲』の名前を見て侮ってしまった自分が恥ずかしい!愛のこもったオリジナル商品、強し!愛媛のオススメお土産です!
『ペルラ』さんのレストランの隣にあるウェイティング・ルーム『Orangerie』に、【森のかけら】をお持ちさせていただきました。朝生田町の少し奥まった住宅街の一角にあって、大学の頃から知っていたのですが、周囲にビルやら家やらが建ち並び、すっかり記憶の地図と乖離してしまい時間の流れを感じてしまいます。瀟洒な建物とシックな内装でスタイリッシュな雰囲気!夜になってライトアップされると更にゴージャス感が増してきます。まさに人生の晴れ舞台、ああ、そういえば私にも昔々そういう経験がありましたっけ・・・。
ご購入いただいたのは【森のかけら100】で、日本と世界のミックスです。こちらの場所はブライダルのウェイティングルームになっていて、小さなお子さんもいらっしゃるので、待機されている間に触っていただいたり遊んでいただくという趣旨です。最初に【森のかけら】を紹介した時は、あまり興味がないように見えた(失礼!)のですが、意外にも気に入っていただけていたご様子。本当は1個ずつ木の話をさせていただくともっと世界観が広がると思うのですが、付き合いの長い同級生にくどくど説明するのも気恥ずかしいので止めておきましたが、木材と結婚式というお互いまったく学生時代には無縁だったような(想像もしなかったような)仕事に就いて、その責任者として(小さな)ビジネスの話をしていると思うと不思議です。それにしても友人とはありがたいものです。この後にビアパ-ティのチケットがぶら下がっていようとも!
また、こういう空間に置いていただいて改めて痛感しましたが、シュチエーションは大切です!シールのロゴが可愛らしすぎる、明朝体のレーザー彫りにしてもっとシックに大人向けにして欲しいと言われる方も結構いらっっしゃるのですが、小さな子供さんにも触れて欲しいので敢えてこのロゴにはこだわっています。こういう空間だとシックなレーザーロゴの方が合うと思いがちですが、あまりにシック過ぎると溶け込むどころか埋没しかねません。それぞれの感じ方ではあるでしょうが、いい感じに収まったのでは。外箱もブラック・ウォールナット特別仕様です!
西田社長様も 結構なお気に入りのご様子でしたのでホッとひと安心。喜んでいただいてこその【森のかけら】です。今までご購入された多くのケースが、個人で所有された物で、ご自身のコレクション的な意味合いが強かったのですが、今回のように不特定多数のしかも特別「木」に関心があるわけでもない、という方々の目に触れる設定は貴重な経験です。ただの積み木と感じられ方、これは何だと怪訝に思われる方、面白い物だと興味を示される方、さまざまだと思います。【森のかけら】製作以来、「木の好きな方」というのが販売の大前提にありました。明確な使用目的を持ったものではありませんので、むしろそういう方でないと受け入れていただけないという特異な性質を孕(はら)んでいるのですが。その販売コンセプトに揺るぎはないのですが、こういう機会を得て考える事もあります。
4万円払ってでも欲しいと思っていただけう熱烈な『木のファン』の方に買っていただければいいと考えていましたが(現に今まではそうでした)、この【森のかけら】をご購入いただいてから『熱狂的な木のファン』になる方もいるかもしれないと思うようになりました。だからといって購入しやすいように価格を下げるというような甘やかしはしませんが(!)、そういう方の目に触れる場面にもっと露出させる事も大事かなと考えております。まずはその存在を知っていただく事が重要ですから、費用対効果のバランスを考えつつ、「普通の人々」の目に留まる場所での展示なども実行していこうと思います。以前【円い森】を結婚式の席次札に使っていただきましたが、是非スタイリッシュなペルラさんでも使っていただけるような華燭の典・仕様も本格的に開発してみようと思います。さあ、安住の地であったマニアの川も乗り越えて行かねばなりません。将軍カエサルがルビコン川を渡河したぐらいの大きな決意で!
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