森のかけら | 大五木材


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1 (7)先日、NHKの「たけしアート☆ビート」という番組を観ました。ビートたけしさんがアートを語るという番組ですが、今回のゲストは大好きな彫刻家・三沢厚彦さん!これは見逃してなるものかと、家族でしっかり拝見しました。三沢厚彦さんは、文芸誌「文学界」の表紙を飾られています。それだけで買おうかと思ってしまうほどインパクトがあるのです。三沢厚彦さんの木彫りのアニマルがどうにもたまらないほど私の琴線に響くのです。この何を考えているか分からないような無表情のアニマル・・・最高ですっ!!

 

f3250f14a6df38bf57a2ac8601455c26_C456私の三沢厚厚彦初体験は、1冊の絵本です。その事については以前にもこのブログで少し触れさせていただきましたが、もう少し詳しく書かせていただきます。子どもが読んでいた絵本「ぞうをつくる」(福音館書店)で、大きなクスノキを削って組み合わせ実物大の小象を作っていくという写真だけの絵本(?)を偶然読んだ(観た)のがきっかけでした。もうその当時から現代彫刻の寵児として大人気の彫刻家さんだったのですが、恥ずかしながらアートにまったくの無知で、その名前すら存じあげていませんでした。ただその木彫りの象はもの凄い衝撃で私の脳髄に刻まれました。その時は作者・三沢厚彦という名前ははっきり記憶していませんでした。

 

1111それから数年後、出張先の福山市内のホテルのエレベーターにたまたま福山美術館で開催中の「三沢厚彦展」のポスターが貼ってありました。その名前は忘れていても、そこに映っていた木彫りの象を見て一瞬にして記憶装置が作動!これは行かねば!一緒に泊まっていた木青協メンバーを誘って福山美術館へ。三沢ワールドに圧倒されました。その衝撃振りは以前、『適材適所NO.117』(平成20年2月)で、畏れ多くも『Artする木』として三沢厚彦さんの事を書かせていただきました。最初の出会いからして、余分な情報無しに作品そのものに魅せられたので、理屈抜きに作品をストレートに楽しめました。現代アートがどういうものか、近代彫刻がどういうものかサッパリ分かりませんが、ただひたすらに面白い!小象もシロクマもヒョウもサルも私のフトコロの奥深くに入ってきてココロをくすぐりまくるのです。木で出来たアニマルたち、楽しすぎる~!美しすぎる~!

 

3-1福山美術館では、作品を鑑賞させてただいた後、売店で三沢厚彦さんの本やお皿、ピンバッチなどグッズを大人買いしました。立体造型の方が面白いのは当然なのですが、本やグッズもいいです。身近なところにこういうものがあるというだけで何だか嬉しくなります。今ちょうど弊社でも木製のノベルティグッズ(木製マグネット)を大量に作っている最中なのですが、三沢厚彦アニマルズの木製マグネットなんて出来たらさぞ楽しいことだと思います。シルエットだけでも充分に魅力が伝わりそうです!さて、作品については明日ご紹介。




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