森のかけら | 大五木材


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20130516 1最近やたらと多いのが「賃挽き」。立場によって変わりますが、台車を持っていない弊社の場合は、製材所に荒材持ち込んで挽き直してもらったり、希望するサイズに挽いてもらう事です。小さな帯鋸はあるのですが、それではとても太刀打ちできない大物を再割りする場合には、製材所にお願いする事になるのですが、この数ヶ月の間に長さが6m以上もあるものや、幅が1mを越すもの、厚みが120mm以上もあるものなど『巨大系』の木材のご注文が相次いでおります。

 

20130516 2不思議なもので、『(そういう大きな)木が木を呼ぶ』現象ってあるもので、今回に限らず、大きな材が動く時って割合集中するものです。そういう材って、保管しておくのも大変で、ついつい倉庫の奥の奥へ詰め込んでしまっていて、いざ出すとなると結構な大作業になるのですが、数ヶ月ぶり(モノによっては数年ぶり)日の目を見たと思っていたら、続けて同じようなサイズの問い合わせが舞い込んだりして、木のご縁のような不思議な縁を感じずにはいられません。

 

20130516 3

それぞれの材の賃挽き後の成果については、現場竣工後にまとめてアップしようと思っているのですが、ビフォーのデータはあってもアフターのデータ(写真も含めて)が無かったりして、アップが遅れています。それぞれのデータが揃い次第、改めてご紹介させていただきます。いくら大きかったり長くても、針葉樹の場合は特に問題視される事はありません。問題なのは、硬くて重たい広葉樹の場合。右の写真は幅が800mmのブビンガ』を賃挽き中。

 

20130516 4木は乾燥すればするほど硬く締まりますので、製材するのも大変になります。特にこのブビンガの硬さは半端ではなく、普段からアピトンマコーレイエローハードウッド、バーケラなど超硬質木材を製材している瀬村製材所さんですが、その硬い鋸の歯が次々に欠けていく始末!5、6枚も鋸の歯を犠牲にしてまで何とか挽いてもらったのですが、規格外のサイズはその取り扱いも常識外。巨(おお)きなモノには巨きな命が宿っていて、取り扱いにもそれなりの覚悟が必要となります。




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