森のかけら | 大五木材


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20131116 1 .bmp昨日に続いて、改めて【森のかけら】の商品説明。日本の木の場合、建築や家具に使われなくとも、身近なところで多くの樹種と出会いますし、日頃からも親しんでいる立木が多くあります。庭木だったり、公園木、街路樹、寺社林などなど。折角だったらそんな木も集めてみようと手を広げたのが、底なし沼に足を踏み入れるきっかけに!たまたま伐採したよと、知人が手入れした木の幹を持って来てくれる事も多く、とても助かっているのですが、そういう事は不定期なので、

 

20131116 2 .bmpいただいた材から【森のかけら】を取って、その時にはたっぷりあると思っていても、所詮小さな幹ですからそこから出来る量にも限りがあります。1年もすれば底をついてしまいます。その間に次の手当てをすればいいのですが、そういう樹種って探して出てくるものではなく、巡り合わせです。特に潅木を選定したとか、廃園の木をいただいたなんて事になると、催促するわけにもいきませんから、じっとアンテナを張り巡らせてその日を待つしかないのです。

 

20131116 3 .bmp最近は、そのアンテナが少し伸びて、結構遠くからも情報が入ってくるようになったのと、捨ててしまうのはもったいないから使ってごらん!と、神様のような心の広い方が周りに増えてきて、待つスパンが徐々に短くなってはきています。もしかしたらこういう木って、リストには乗っけたもののもう二度と手に入らないのでは、などと不安に感じていた材が、ある日数箇所から同時に入荷情報が届いたり、人間強く望んでいれば叶わぬ事はないのだと思いたい。

 

20131116 4 .bmpでもよくよく考えれば、日本中のどこかで日々そういう風に伐採されて利用さえる事もなく、産業廃棄物」などとして廃棄されたり、木の名前も分からぬままに焼却される材がどれほどあるかという事です。たまたまその極ごく一部が縁あって私の手元に届いただけのことであって、その多くは誰に振り向かれる事もなく、光を浴びる事もないままにこの世から姿を消していっているのです。磨けば光る宝を捨てるなんて、そんな事ってあまりに理不尽、あまりにモッタイナイ!!

 




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