森のかけら | 大五木材


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20140113 1昨日、常連さんから珍しく「ケヤキ」の問合せをいただきました。「珍しく」というのは、その常連さんは弊社があまりケヤキの在庫を持っていない事をよくご存じだったので、「恐らく持ってないと思うんだけど・・・」という前置き付きでのご注文。かなり急ぎの現場だったので、ダメもとで弊社にお声をかけられたのですが、倉庫の奥の方を『探索』してみると、たまたまご希望のサイズの牢名主のような埃まみれのケヤキが出てきました。

 

20140113 2 .bmpその中の数枚がお眼鏡に叶い、どうにかご注文にお応えすることが出来てひと安堵。折角のお問い合わせに、「その木はありません」などとお答えする事は、本当に不本意なのです。探されている方も残念でしょうが、それ以上にこちらだってもの凄く悔しいのです。それは1つの取引を逸したというそろばん勘定の事だけでなく、木を売る仕事をしていながら売るべき木が無いという事への恥ずかしさ、未熟さへの怒り、不甲斐なさもろもろ。

 

20140113 3.bmp汎用性の高いヒノキやスギの場合であれば、希望サイズがなくとも同業者間で融通してもらったり、注文で挽いてもらうことも可能です。納期がある場合は、遠方からだって取り寄せ可能なのであまり心配はありません。問題なのは、納期もなくて、それこそ特殊な木、特殊なサイズが今にも、今日にも欲しいというケース。そうい切羽詰まった状況で弊社に救いを求めてこられた場合、「私がなんとかしないで誰がする!」という無謀な責任感がムクムクと・・・。

 

20140113 4 .bmp当然すべてのご注文に応えられるわけなどないのですが、特殊な材であればあるほど変わった木を扱う材木屋の反骨心に火が点くのです。その時のためにいろいろな樹種の各種サイズを集めているというわけでもないのですが(世界中の木を見てみたいという己の好奇心が主たる動機)、心情的にはお応えしたい。ただ最近はネットでの情報過多もあって、業者を困らせたいのではと疑いたくなるような(?!)要望もちらほら。何事もバランスが肝心

 




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