森のかけら | 大五木材


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20140111 1数年前から意識的に集材している愛媛県産の広葉樹のうち、本日は『愛媛の山桜』の検品作業。耳付きのタイコ挽きに製材して、桟を入れて天然乾燥でじわりじわりと乾かせること約2年間。その中から特に乾燥状態の良いもの選び出して、表面を削って磨いて倉庫に立て掛けます。いくらものがよいものでも、実際にその材のコンディションや仕上がり具合を自分の目で確かめたいのは誰も同じ。なによりも私自身が見たいという事が一番ですが・・・

 

20140111 2原木で買って、製材所で挽いてもらいそのまま天然乾燥させるので、並べられた材の下の方の材に出会えるのは、実に数年ぶりなんてことはよくある事です。なので、尚更一時も早く見てみたいのも人情というもの。丸太の形のまま、芯材部分も含めてタイコ挽きしますので、当然がっつり芯を含んだ板もあるのですが、それも始めから折り込み済み。いくら大きな無垢の家具といっても全部が全部、大きな部材ばかり使うわけではありません。

 

20140111 3脚材や受け桟、つなぎなど身近な部材も必要になるのですが、乾燥の状態によってはカットして使うにはあまりにモッタイナイなんて事態も・・・(本当にときどきです)ごく稀に起こります。端材から『森のかけら』を作ったしまう私としては、何か「これなら短くカットしても致し方ないなんて、明らかな『あきらめのしるし』でも出ていれば躊躇なくカットも出来るのですが、そうでもなければ、カット候補の板の前で何時間も試案することになります。

 

20140111 4大きな割れや、がっつり芯が入っていれば、短くカットするしかないので迷うことなくカット出来ます。カットしたとしても無駄にするわけではありません。短くて済む部位に使い回すだけのことなのですが、気分的には随分違います。まあ、カットしてしまえばなぜだか急に割り切り感に支配されるのですが・・・。とりあえず何とか無事(?)木取りも終わり、オイルまで塗った一部は倉庫内へ移動。それにしてもサクラはなんと色気のある木であることよ




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