森のかけら | 大五木材


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20140102 1年末年始は実家で過ごしていますが、それぞれ家庭を持って離れてく暮らしている4人の兄弟妹(きょうだい)もお盆と王月だけは勢揃いするのが長年の風習。既に両親は鬼籍に入りましたが、きょうだい家族が集まる習慣はそのまま。県外に住んでいる者もいるので、普段は交流も少ないのですが、それぞれの子供たちの年齢が近いこともあって、こういう時に集まると瞬時に盛り上ります。4組の親と子合わせて、18名にもなるので圧巻!子供だけ背の順に並んで撮影するのも恒例で、下は幼稚園生から上は高校三年生。

 

20140102 2逆に背の高い順に並ぶとこんな感じ。一番背が高いのが兄の長男で今年は大学受験。小さい頃から見てきましたが、高校生になってからの急激な成長のスピードには驚くばかり!遂には身長も追い越されました。座敷の鴨居にも鴨居が触れているので、次に会う頃には鴨居で頭を打つのではないかと心配するほど。撮影の後はこの流れで、彼らにとってお正月の最大イベントお年玉の「配布会」が執り行われます。きょうだい間で「お年玉カルテル」を締結しているもの、これからは大学、高校受験と掟破りのビッグイベントが続きます。

 

Exif_JPEG_PICTUREカルテル破りが行えるぐらい嬉しい事が続けばなりよりです。是非今年の春には多くの『サクラ咲く』の吉報を待ちたいところです。ちなみに『サクラ咲く』は昔の電報での合格の知らせ。今どきはそういう古い言い回しを使わないのかもしれませんが、喜怒哀楽を植物などに例えて表現してきたのが日本の文化。そういう文化が私は好きで、材木屋が木を語る際についつい強度や精度、価格ばかりに偏りがちになる中で、文学や和歌、小説や映画、暮らしや行事の中で育まれてきた木の文化の事もきちんと伝えていける材木屋にならねば!

 

 

20140102 312か月の誕生木の商品を作るという事もそうなのですが、年々そうやって自分に意識して強いプレッシャーや負荷を与えていかなければ、ついつい楽な道を進んでしまいます。過去の蓄積でノラリクラリと凌いで材木屋人生を終えたくはありません。幾つになっても好奇心と探究心を持って、木の事を追いかけていきたいのです。さて、お年玉の次は家内が持ち帰ってきた「木のコマ」で急遽『家族対抗木のコマ大会』が開催。そういえば昔はコマ回しだってお正月の風物詩だったはず。文化とは頭で考えるだけでなく実践してこそ継承出来るもの。

 




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