森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTURE雨の多いこの時期、ウッドデッキの事で質問を受ける事がよくあります。雨風に晒され続ける過酷な運命にあるウッドデッキですが、梅雨で降り続く雨を目の当たりにすると、やはり心配になってくるのでしょう。なるべく雨に強い木がいい、なるべく耐朽性の高い木がいい、なるべくメンテナンス無しで長持ちする木がいい、そう思われる気持ちは分かります。それらの条件を満たす木として、弊社がご提案させていただいているのはブラジル産の『マニルカラ』、別名『アマゾンジャラ』の名前を持つ木です。

 

20140606 2いくら強くて堅牢な木といっても、あくまでも木ですから永久に腐らないとか、劣化しないなどという事はありません。よく、何年もちますか?との問いも受けますが、正直それはお手入れ次第。毎日お手入れして下さいなどと無茶な事は言いませんが、少なくとも年に1回ぐらいはコンディションを確認して、デッキブラシで磨くなどのお手入れをするだけでもウッドデッキの寿命はかなり延びます。ウッドデッキをいつまで楽しむかという事は、ご本人がいつまでウッドデッキに関心を持てるか次第

 

Exif_JPEG_PICTURE正直それがウッドデッキの寿命だと思います。興味・関心も失せ、お手入れすらもしなくなった時、ウッドデッキの劣化は始まっていくのだと思います。それすらも面倒だと思われる方は、僭越ながらウッドデッキを持たれるには向いていないと考えます。過剰に木に期待される方、安心感を持たれる方もいらっしゃいますが、木のモノはその後の扱い次第で大きく『賞味期限』は変わります。「無垢は温かみがあっていいから」という安直なイメージだけで入って来られる方もいるのであえて辛辣なもの言いします。

 

20140606 4それを踏まえてマニルカラなど「アイアンウッド」の異名を持つ高耐久木材をご提案していますが、値段は耐朽性相応のものです。それまで2×4に使われるSPFのディメンションランバーを使い、防腐剤を塗りたくっていたウッドデッキに馴れた工務店さんにとっては、割高に感じられるようで、「マニルカラと同等の強度、耐朽性を持っていて、もっと値段の安い材を提案して欲しい」などと言われる事もありますが、もしそんな木が本当にあるとすれば、弊社だとて最初からその材を提案していますって!




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