森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTURE岩手でたっぷりとクリブナを堪能した後は、夜は盛岡三大麺』のひとつ盛岡冷麺を食してそのまま岩手で一泊。翌日は秋田に向かう事になったのですが、北海道に行くにしても太平洋ルートばかりでしたので、秋田はいまだ訪れたことのない東北六県最後の地でした。盛岡から秋田新幹線で角館に向かったのですが、鉄道に詳しくない私は秋田新幹線で一部区間を在来線と共用している事を知りませんでした。それが今回その路線でとんでもない経験をすることになるのです。

 

20140621 2在来線に乗り入れるとスピードもかなり減速して走行しますので、車窓の風景も流れることなくゆっくりと眺められるようになります。隣にっ座った木童の中野君と、彼の故郷の佐渡の話や東北の広葉樹の話などをしていたのですが、田沢湖駅の少し前あたりで突然新幹線が停車しました。在来線を共有しているので、新幹線でも待ち合わせするのかしらと思ったら、中野君が車窓の外間近に迫っていた防護壁の木々の中にゴソゴソと動く黒い物体を発見!「あ、あれ熊ですよ!」

 

20140621 3見ると壁面の木々の中を駆けあがっていく黒い姿がありました!慌ててカメラを向けたものの、カメラには収まりきれませんでした。私が窓側に座っていたのですが、壁面までわずか1m前後ぐらいの距離だったので肉眼でははっきりと確認できましたが、大きさは仔犬程度だったので恐らくこどものツキノワグマだと思います。するとその直後、留まったままの車内に車掌のアナウンスが、「当新幹線はただいま熊と衝突したため一時停止しております」、なんと新幹線が熊と衝突!!

 

20140621 4中野君と、恐らくさっきの熊がその子供であったのではなかろうかと推論。その後数十分そのまま停車していましたが、とりあえず田沢湖駅までソロソロ走って再びそこで停車。どういう状況で衝突したのかまでは説明がありませんでしたが、関係者の方が新幹線の先端の車輪の方を覗き込んでいたので、線路を横断中の熊が巻き込まれたのか、接触したのだと思いますが、その後熊の姿は見当たらなかったという事で、軽い接触で逃げたのが車窓の仔熊だったらいいのですが・・・  

 

20140621 5さすがに新幹線が熊と衝突するという事故はそう滅多にあるものではないようですが、在来線を共用しているため線路内に野生動物が入り込んでくる事は少なくないそうです。後で知ったのですが、同じ日の同じ頃に山形新幹線がカモシカと接触したそうです!さすがにその当事者となった事件直後は、新幹線が熊と衝突するという考えられないようなシチュエーションに興奮していましたが、そのあたりを縄張りとする野生動物にとっては死活問題です。明日、別の側面から考えます。




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