森のかけら | 大五木材


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今日は朝から息子と二人で映画「ウォーリー」を観てきました。アニメーションですが、数々の傑作を世に送り出してきたピクサー製作でもあるし、大人の観賞にも充分耐えうるという僅かな情報を頼りに出かけました。3連休ということもあり客席はまばらでしたが、映画は・・・これは素晴らしかったです!小学1年生の息子と観たので、吹き替え版でしたが、内容が内容だけに(あまり台詞がない)吹き替え版で充分でした。

ネタばれになるので詳しいストーリーは差し控えますが、ほぼ上の画像が全てを語っています。子供にも分かる内容ではありますが、『ゴミ』や『人口爆発』、『自然環境』、『個人主義』、『メタボ』などのキーワードが押し付けがましくなくさりげなく散りばめられ子供と大人が別次元で映画を楽しめれます。なかでも『地球最後の植物』が大切なキーワードになります。観終わって自然に子供の口から「葉っぱは大事やね~」と言うぐらい、説教臭さのない感動作です。

難しい言葉で『環境』を語っても子供には伝わらず、熱く語りすぎると独りよがりの説教になります。今抱える多くの重要な問題をこれほど分かりやすく冷静に楽しく伝えることの出来る映画は稀有ではないかと思います。この映画に難癖つけるとしたら、(突っ込むところはありますが、そんな人は観ないほうがいいですね)よほど心のひねくれた人ではないでしょうか。私が単純すぎるかもしれませんが、他人を受け入れるピュアな心を持たなければ相手のメッセージも受け入れられず、理解できないのではないでしょうか。『念ずれば花開く』ではありませんが、ピュアな気持ちを持って信念を突き進む事も大事ですね。

温暖化の問題もそうですが、あまりにヒートアップすると、目的よりも手法や方法ばかりが重要視され、何%削減という数字に追われ、本来の目的が見えなくなってしまうことはよくあります。また話が難しくなればなるほど、本来の問題がすれ変わったり変な圧力が掛かることもあります。例えば、自然環境を大切にする→二酸化炭素を吸収する森を守る→木を伐採しない→木材製品を減らす→割箸を使わない・・・などというのは、その典型ではないでしょうか。どれも大局では間違っていなくても、つながる途中で少しの誤解が誤解を生んでしまった典型でしょう。くれぐれも『まともな日本の割り箸』は、森を破壊するどころか、森を守る大切な役目を果たす物です。このことはまた改めて・・・

『伝える』事の難しさと大切さを、ほとんど喋らないロボット同士の映画から学びました。こういう映画を、木材関係者こそ観るべきだと思います。『森のかけら』推奨映画です、決して子供むけではありません!




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