当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。
★今日のかけら・#076【土佐栂/トサツガ】マツ科ツガ属・針葉樹・日本産(高知産)
![]() |
| 本当は、昨日の『母の日』に合わせてアップするつもりだったのですが、ちょっと慌しいことがありましたので1日遅れで本日この木を取り上げさせていただきます。木偏に母と書く【栂】の木です。弊社で毎月発行している『適材適所』でも、今までに何回か取り上げてきましたので、一部内容が重複する部分もありますがご了承下さい。私が本格的に【栂】に出会ったのは、『木童』の木原巌さんと知り合ってからです。もう何年前のことになるか正確な数字はいま思い出せませんが、かれこれ前のことです。木原さんは当時、全国各地のこだわった産地の内装材を広めんと『木童』を立ち上げて間もない頃でした。初対面の印象は、火傷しそうなぐらい熱々の情熱の塊が、関西弁でまくしたてる!という感じでした。そういうタイプの材木屋さんに会ったのは初めてだったので、正直圧倒されました。 | ![]() |
今日はお得意様のミセスホーム㈱さんの上棟です。3トン車で材料を運ばせていただきましたが、晴天でなによりです。上棟はお祝い事なので、晴れにこしたことはありませんが、天気ばかりはどうしようもありません。今日は絶好の建前日和でした。少し狭い現場でしたが、西川棟梁を中心にベテランの大工さん揃いで手馴れたものです。あうんの呼吸で、テンポ良く組みあがっていきます。棟上の時の威勢の良い大工さんの掛け声と、トントントンという小気味の良いリズムの木組みの音はいつ聞いても気持ちが高揚します。
今はほとんどがプレカットになっていますが、私が入社した頃は全て手加工でした。20数年前のことですが、当時は多くの大工さんが自分の作業場で刻まれていました。それを3t車で積みに行って現場に運ぶわけですが、当時弊社にはまだユニックがなくて、大工さんの作業場に降ろすのも積むのも全て手積みでした。その頃は、それが当たり前だと思っていたので別に苦にもなりませんでした。まだ私も20代で体力にも自信がありました
当時は景気も良く、大きなマンションもたくさん建っていました。今でこそマンションでは、木材を使うことがほとんどなくなりましたが、昔は根太や板胴縁、野縁は元より、造作材も米栂などオール無垢材でした。業界に入ったばかりの私は、屈強な男達が入り乱れるマンション現場での立ち位置が分からず、ステージクレーンなどの順番取りにも立ち遅れ、7,8階のマンションを材を担いで階段から運んだりしたものです。一度、プレカットやユニックなどの文明の利器に頼ってしまうと、もはや元には戻れなくなります。以前は4寸柱の家も結構多かったのですが、最近はほとんど見かけなくなってしまいました。使う材料も随分小さくなった気がします。肉体的にはかなり楽にはなりましたが、当時の材料運びは私の基礎体力を培ってくれました。いろいろな材を担いだお陰で、右肩はカチンコチンになりました。左肩は全然駄目ですが・・・。
若い頃、相当量の材料担ぎをされた方は、ベテランになってあまり担がれなくなると、それまで日々刺激されていた肩への刺激が薄れ、急に利き肩に毛が生えてきます。産毛のようなものでなく、坂本竜馬の背中に生えていたとかいなかったとかいう剛毛のような毛です。私の先輩でそういう方を知っています。相撲取りが、ぶつかりの激しさで毛が擦れるのと同じことでしょうか?往年の激しい労働量を肩が知っているという事でしょう。
来週も大きな1枚板のテーブルの注文を数件いただいています。大きな板も、コツさえ分かれば楽に動かせます。担ぐのも天秤の要領で、見かけよりも案外楽に担げるものです。2000㎜X900㎜クラスの大きな板も、私が一人で担げるかどうかが乾燥の目安になっています。担げばどれくらい乾いているか大体分かるようになりました。勿論、ナラとかタブなど比重の大きい木は、これぐらいのサイズになるととても担げませんが・・・。日々鍛え続けられる私の肩から毛が生える日は当分来そうにもありません。願わくばその日が来ることがなく、ずーと板を担ぎ続けていたいです、体力の続く限り!
今日は第二土曜日で会社が休みでしたので、家族で【第4回フィールドオブクラフト倉敷】に出掛けました。ETC¥1000の恩恵を受けましたが、結局最終的には自分たちに還ってくるのでしょうが・・・。こちらのイベントに通い始めて3年目になります。岡山県倉敷市の倉敷市文芸館前広場が会場で、クラフト作家さんが77人も集まります。木工、陶芸、染織・布、ガラス、金属、フェルト、革、手漉き和紙などジャンルも多彩です。会場は岡山ですが、全国からクラフト作家さんが出店されています。同じクラフトのイベントでも、【丹波のクラフトフェスティバル】の方は結構雨に見舞われるのですが、こちらはいつも暑いぐらいの晴天です。さすがは『はれの国・岡山』、恐るべし!日差しが痛いぐらいです。半袖で出掛けましたが、今日1日で結構日焼けしました。
このところイベントで出店する立場が多かったのですが、こちらと丹波は完全な「お客さん」なので気楽です。毎年出店される方も多く、見かけた顔と作品がここそこに。出す立場になると、設営・撤収に大手間のかかる大物はついつい控えてしまいたくなります。テントがあるとはいえ、強い紫外線や風は木製品には厳しい環境です。まして運搬中に傷でもつけてしまえば元も子もありません。そういう理由ばかりではないでしょうが、今回はあまり大物は少なく、木工でいえば皿や匙(さじ)、スプーン、バターナイフなど『食』にまつわる物が多かったように思いました。『木工』は『陶芸』と並んで多くの作家さんが出店されていましたが、皆さんとにかく緻密な作業を丁寧にされています。「本当にこれで(これだけ手間を掛けたものを、この値段で売って)食べていけるのだろうか?」と心配になるぐらい、しっかり「手間隙」がかかっています。それにしても、ほとんど機能の同じものを作ってもこれほど造型に差が出るものだといつも感心させられます。ノミひと削りにも個性は出るものだと思います。染織・布のブースで格好いい物を発見、優雅です!
出店とは別にワークショップブースもあり、よくお世話になっている「木のおもちゃ作家」のお二人のいらしていました。松島洋一さんと若林孝典さんです。『簡単なしくみの楽しいおもちゃをつくろう』というワークショップの指導をされていました。参加人数はどれくらいか存じませんが、ブースはどこも一杯です。木工関係は、他にも組み木の大家・大黒三郎さんも別のブースで指導されていましたが、子どもというよりは大人の方が真剣でした。木工は、子どもと一緒に参加してもついつい親の方が熱くなって、道具を奪い取って親がのめり込んでしまうのは、この種のイベントの定番です!私の人の事は言えませんが・・・。


松島洋一さん 若林孝典さん
なぜでしょう、(私の知る)木工作家さんはいつも笑顔が絶えません。好きなことをやっているから当然かもしれませんが、作り笑顔ではありません。心の形が表に出てくるものだと思います。お金の事や将来の事もいろいろあるでしょうが、捉えかたひとつです。楽しくなければ続かない、楽しくなければやってはいけない。こういうイベントに参加するといつも思います。こういう気持ちのまま仕事が出来たらどれほど楽しいだろうと。それは決して無理なことでもないです。さあ私も頑張って楽しもう!
今回は、こちらに着くまでにいろいろ寄り道して面白い事がいっぱいありましたので、また後日アップします。
★今日のかけら・♯017【キリ/桐】ゴマノハグサ科・広葉樹・愛媛産
![]() |
Category
- 1. 今日のかけら
- 2. 木のはなし・森のはなし
- 3. 木の仕事
- 4. 草と虫と鳥と獣と人と
- 5. 木と映画と舞台とテレビ
- 6. ひと・人
- 7. イベント・講演会
- 8. 気になるお店
- 9. ちょこっと端材
- WOODENTAG& 日本百樹札
- 「森のかけら」舞台裏
- えひめイズム
- おとなの部活動
- お酒にまつわる話
- かけら世界紀行
- かけら日本紀行
- アート&デザインのかけら
- オフセット・クレジット
- オンラインショップ
- キッズデザイン&ウッドデザイン
- スポーツと木
- ハードウッドとウッドデッキ
- パプアニューギニアL.M.H
- フルーツウッド
- メディアあれこれ
- モクコレ WOOD COLLECTION
- モザイクタイル
- モザイクボード
- 一枚板を見せていこう!
- 円い森・円き箱・木言葉書
- 媛すぎ・媛ひのき
- 愛媛のこと
- 愛媛木青協のこと
- 木と本
- 木のものあれこれ
- 木のものづくり+α
- 木のもの屋・森羅
- 木の家具
- 木の玉プール
- 木育のこと
- 未分類
- 森と生きものたちの記録
- 森のかけら玉
- 森のかけら36・森のかけら100
- 森のこだま/森のたまご
- 森のしるし
- 森のめぐみ
- 森のりんご
- 森の出口
- 森の砂・森の粉・森の羽
- 森の5かけら
- 無垢の家具
- 異業種&産官学
- 端材のこと
- 誕生木・12の樹の物語
- 道後温泉とかけら屋
- 都市林業とビーバー雑木隊
- Loopto in Ehime
Archive
Calendar
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |















