森のかけら | 大五木材


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20090509-e296a0e58089e695b726今日は第二土曜日で会社が休みでしたので、家族で【第4回フィールドオブクラフト倉敷】に出掛けました。ETC¥1000の恩恵を受けましたが、結局最終的には自分たちに還ってくるのでしょうが・・・。こちらのイベントに通い始めて3年目になります。岡山県倉敷市の倉敷市文芸館前広場が会場で、クラフト作家さんが77人も集まります。木工、陶芸、染織・布、ガラス、金属、フェルト、革、手漉き和紙などジャンルも多彩です。会場は岡山ですが、全国からクラフト作家さんが出店されています。同じクラフトのイベントでも、【丹波のクラフトフェスティバル】の方は結構雨に見舞われるのですが、こちらはいつも暑いぐらいの晴天です。さすがは『はれの国・岡山』、恐るべし!日差しが痛いぐらいです。半袖で出掛けましたが、今日1日で結構日焼けしました。

 

 

20090509-e58089e695b7efbc921このところイベントで出店する立場が多かったのですが、こちらと丹波は完全な「お客さん」なので気楽です。毎年出店される方も多く、見かけた顔と作品がここそこに。出す立場になると、設営・撤収に大手間のかかる大物はついつい控えてしまいたくなります。テントがあるとはいえ、強い紫外線や風は木製品には厳しい環境です。まして運搬中に傷でもつけてしまえば元も子もありません。そういう理由ばかりではないでしょうが、今回はあまり大物は少なく、木工でいえば皿や匙(さじ)、スプーン、バターナイフなど『食』にまつわる物が多かったように思いました。『木工』は『陶芸』と並んで多くの作家さんが出店されていましたが、皆さんとにかく緻密な作業を丁寧にされています。「本当にこれで(これだけ手間を掛けたものを、この値段で売って)食べていけるのだろうか?」と心配になるぐらい、しっかり「手間隙」がかかっています。それにしても、ほとんど機能の同じものを作ってもこれほど造型に差が出るものだといつも感心させられます。ノミひと削りにも個性は出るものだと思います。染織・布のブースで格好いい物を発見、優雅です!

出店とは別にワークショップブースもあり、よくお世話になっている「木のおもちゃ作家」のお二人のいらしていました。松島洋一さんと若林孝典さんです。『簡単なしくみの楽しいおもちゃをつくろう』というワークショップの指導をされていました。参加人数はどれくらいか存じませんが、ブースはどこも一杯です。木工関係は、他にも組み木の大家・大黒三郎さんも別のブースで指導されていましたが、子どもというよりは大人の方が真剣でした。木工は、子どもと一緒に参加してもついつい親の方が熱くなって、道具を奪い取って親がのめり込んでしまうのは、この種のイベントの定番です!私の人の事は言えませんが・・・。

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松島洋一さん                         若林孝典さん

なぜでしょう、(私の知る)木工作家さんはいつも笑顔が絶えません。好きなことをやっているから当然かもしれませんが、作り笑顔ではありません。心の形が表に出てくるものだと思います。お金の事や将来の事もいろいろあるでしょうが、捉えかたひとつです。楽しくなければ続かない、楽しくなければやってはいけない。こういうイベントに参加するといつも思います。こういう気持ちのまま仕事が出来たらどれほど楽しいだろうと。それは決して無理なことでもないです。さあ私も頑張って楽しもう!

今回は、こちらに着くまでにいろいろ寄り道して面白い事がいっぱいありましたので、また後日アップします。




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