森のかけら | 大五木材


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九州の南に位置する大川町は、人口4万人足らずの小さな町ですが、家具屋、製材所など家具関連の店がが文字通り軒を連ねる日本有数の【家具の町】です。町に入るとあちこちに「〇〇家具」の看板が次々と目に飛び込んできます。この業界に入る前から、【家具の町・大川】の名前ぐらいは知っていましたが、なかなか行く機会には恵まれませんでした。昔は、九州まで木を買いに行くなど夢にも思いませんでしたが、【木童】さんの材料を扱わせていただくようになった頃から、九州をはじめ全国各地の木の産地に行くようになりました。その後、日本木青連の関係で九州にも多くの知り合いが増え、何度も九州にも足を運ばせていただくことになりました。3年前から大川にも行くようになりましたが、妙なもので1度縁が出来ると次々に機会が訪れるようになりました。

20090531-efbc93さすがに【家具の町】を標榜するだけあって、大小含め様々な業態の製材所が集まっています。よくぞこれだけの町でうまく住み分けが出来ているものだと感心させられます。いろいろなお店や工場を廻りました。何度行っても見飽きません。何度行っても行きたくなる町です。その中で出会ったのが、『㈲高田製材所』さんです。ホームページにも「木材取扱樹種世界一」を冠しておられますが、その看板に偽りナシ!まあ飽きれるほど多くの樹種とボリュームです。しかもそれらが整然と積み重ねられ管理されています。いつ行ってもすぐに、どれがここであれがそこと説明してもらえます。胸躍るとはまさにこの事、行く度に倉庫の探索です。左の画像は、板に挽かれた【ブビンガ】です。こういう形の物が所狭しと並んでいて、それは壮観です! 

 

 

20090530-e4b8b8e4ba94e38080e9ab98e794b0e8b18ae5bda6前に行った時には、どでかい【クラロウォールナット】も見せていただきました!【森のかけら】のレアな材でもたくさんお世話になりました。主に家具材を製材されていて、25㎜や30㎜、45㎜などの厚みの板と耳付の大きな1枚板の品揃えでは日本有数だと思います。ありがたいことに、梱包まとめ売りではなく1枚からのバラでも販売していただけるのでありがたいです。【ゼブラウッド】や【ウェンジ】の平板なども揃っていて、私にとってはまさに『奇跡の製材所』!日本は広いです、こういう製材所がまだまだあると思うと元気が出ます。その高田製材所の常務が高田豊彦さんで、木青連の福岡のメンバーでもあります。情に厚い九州男子です。最近、その高田さんがよく愛媛に原木の仕入れに来ているようで、ちょうど今回は時間が取れたので、一緒に食事をして、その後原木に検品につき合わせていただきました。

 

20090530-e4b8b8e4ba94e38080e58c97e7b1b3e794a3e382b9e38397e383abe383bce382b9efbc95私の会社は製品を仕入れるので、基本的に原木を仕入れることはありません。稀にお客さんの指定で、杉や桧の丸太を買うことはありますが、外材の原木を買うことはないので、原木の検品に立ち会うこともありません。今回、高田さんは前日には名古屋でアフリカ材を検品して、続けて松山での検品です。木材関連の会社が集う松山市西垣生の丸五興産㈱さんの土場で検品です。担当は、愛媛木青協のメンバーである林佳史君。いろいろな縁が絡み合っています。林君は愛媛木青協でもムードメーカです。私とは商売ではほとんど接点のない業種なので、木青協の懇親会などで酔っ払った「夜の顔」しか知りませんでしたが、「昼の顔」は違います!事に燃える男の顔です、見直しました!原木の検品、面白過ぎます・・・まだまだ続きます!




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