森のかけら | 大五木材


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20110812 祭りの見える場所①8月11日~13日まで、市内中心部は「松山まつり」で賑やかなようですが、北部の街外れは結構冷静。街に向かうバス停で、浴衣姿で佇む人を見れば、ああ祭りかと思ったりもしますが、ここまでその余波が来る事はありませんし、数キロ先で行われている行事なのになんだか遠く感じられます。帰省とも重なり、自分自身(家内も含めて)が松山市出身ではない事もあるし、そもそそも雑踏が苦手なので、自分の方で勝手に距離感を作っているかもしれません。祭りで体内の血が逆流するような「祭り命」タイプではなく、ああこの後の掃除が大変だろうなとか機材の搬出入どうするんだろう?などと実務的な始末の方が気になったりするのは、そういうイベントに慣れた、いや疲れてしまったからでしょうか。皆で協力して大きなモノを動かそう~という事は嫌いではないのですが、ひとりで地道にコツコツ出来るブログのような作業の方が性に合っています。

 

20110812 祭りの見える場所②そういうスタンスから出来上がってくる商品も自ずとマニアックなものになってしまうのでしょう。自分ではそれが自分らしさだと割り切っているので構わないのですが、その面白さを伝えるには、同じような感覚の人でないと難しい部分はあります。【森のかけら】を初めて見られて、一瞬でも「なんか分からないけどオモシロソウ・・・」と思っていただければ、少し空いた扉の隙間に足を入れて強引にこじ開けさせていただく事も出来ますが、「ふうん・・・」なんて顔をされたら、修行僧並に沈黙するしかないのです。

 

20110812 祭りの見える場所③いろいろイベントが続いておりますが、「興味・関心のある方にもっと好きになってもらう」のか「興味・関心の無い人を振り向かせる」のか、商品作り&販売のコンセプトは重要です。他社の商品を見ても、ああ、これって誰が何と言おうと特定のレアなマニア狙いなんだろうなというモノも存在します。私などはそちらの方に目が向くのですが、不特定多数趣味彩々なシーンで販売するとなると肩身の狭さは歴然。ほとんどの方は木が嫌いではないと思うのですが、特別実用的でもない物にお金を払ってまで購入する方はわずかに一握り。それは最初から分かっていた事で、商品開発のコンセプトも、「木のファンを増やす」という事ですが、ある程度ベースのあるマニア予備軍の方とかでないと入りにくいぐらいの狭い入口でいいんじゃないかと、このブログを日々ご覧戴いているようなコアな方を対象に考えてきました。

 

20110812 祭りの見える場所④今後もその軸は変えるつもりはないのですが、そこから派生してターゲットを絞り込んだ商品開発というケースも出てくるようになりましたので、「木のファン島」という向かう目的地は同じではあるのですが、岩場に船を着けるか砂浜に着けるのか、考えねばならない状況も生まれています。今後は更に、「祭りのような分かりやすく見えやすい場所」にそふとランディングせねばならない事が増えてくる予感がしています。今日、双子の息子と娘が10歳の誕生日を迎えました。時は刻々と流れております。




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