森のかけら | 大五木材


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20110816 南極の氷売りならざるや①いよいよ『西予市立城川地質館』へ。正直あまり期待はしていませんでした。恐らく地味な岩石とかを展示してある地味な施設だろうと・・・。ところが中に入ってみるとさにあらず!失礼ながらこんな山の中にこんな立派な施設があろうとは思ってもみませんでした。まあ、興味のある人間にとってはという事でしょうが、意外にも子供達にも好評!異業種の方々との連携が進むに連れ、同じ根を持つ自然素材である石や土にもドンドン興味が湧き起こって来ています。

 

20110816 南極の氷売りならざるや②しかもそれがことごとくあるキーワードを軸に絡んできています。今までアンテナの感度が悪く、感知できていなかったモノが恐ろしいほどの勢いで繋がっていきます。入口のすぐ傍に、地球の歴史年表があり、そこには大好きな『デスモスチルス』の姿が!『デスモスチルス』とは島根のサヒメルで出会ってから、【森のかけら】をご購入いただいた愛媛県総合科学博物館でも再会(?)。さすがにもう肖像権の問題は無いと思うので『ブタマジロ』のライバルとして作ってみようかしら。

 

20110816 南極の氷売りならざるや③その隣には、先日ブログでも触れた『カワガラス』の剥製があるではないですか!おおっ、こんなところに~!なにゆえにこの大人は1匹のカラスにこうも興奮しているのだろうかと怪訝そうな顔の子供達に、「このカワガラスはカラスの名前が付いているけれどカラスの仲間ではなくて、しかも川底を歩ける珍しい鳥なのだよ、ふふふ」と大人の雑学を得意げに披露。大人気ない?いいや、こういう時にこそ大人の威厳をしっかりとみせつけなければならないのです。いんです、変人の伯父さんという存在で・・・。

 

20110816 南極の氷売りならざるや④更に地質館の名前に偽り無しとばかりに、貴重な化石やアンモナイトが大量に、しかも無造作にガムテープなんか貼られてゴロゴロと転がされています。結構貴重なものではないかと思うのですが、この大胆さが如何にも産地っぽくていいです!木もそうですが、あまりに身近にありすぎるとその価値に麻痺してしまい、何が尊いのかその値打ちが分からなくなってしまいます。よく産地で特産品を売る難しさを「南極で氷を売る」ぐらいに大変だと例えられますが、まさにその通り。

 

20110816 南極の氷売りならざるや⑤それならば、やはり氷は暑い所で売らねばなりません。あるいは暑いところから来た人に売るかのいずれか。あまり興奮すると子供達になめられるので(!)、秘かに心の中で大騒ぎしながら展示品に魅入っておりました。地層や化石についての説明のパネルの中には、森の事に触れたモノもあり、地質館とはいえこの地域の自然環境全般について広く触れられています。さぞ高邁な理念に基づき建てられた事でしょう。おっ、そして遂にお目当てのモノが鎮座ましましておられました!




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