森のかけら | 大五木材


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20110815  万葉の山道(やまぢ)越えむとする子らを①息子や娘、そしてたくさんの甥や姪たちにとって、楽しいプールの水遊びに連れて行ってもらうための「大人のわがまま」へのお付き合いの寄り道、であったはずの『城川町の三滝自然公園』への行軍でしたが、これがトンデモナイ鉱脈の発見!今まで知らなかったのが申し訳ないほど・・・とはいえ、ずっと昔からあったわけではなく、最近整備されたようですが。まずは城川自然ロッジまで車で行くと、そこからは徒歩で『万葉の道』を下ります。最低年齢3歳~最高齢45歳(私)までのバラエティ豊かな一団が、杉林の中を進んで行きます。建築材としては極めて評価の低い小径木の杉・桧ですが、何でもかんでも伐採しての「その後の姿」を終着駅としなくとも、ロケーションとしての立ち木という活用法もあります。どうしても固定概念に捉われてしまいがちですが、観光や木育の一環としての「伐らない林業」のスタイルも喫緊に考えねば!

 

20110815  万葉の山道(やまぢ)越えむとする子らを②古代ロマンつながりで、山道の傍らに万葉の和歌を刻んだ句碑がズラリと建てられています。昔は興味もありませんでしたが、こういうものがドンドン気になるようになってきました。「おっ、柿本人麻呂!」とか「あおによし」、「ぬばたまの」とヒットするキーワードや人名にアンテナが共鳴しっぱなしです。先を急ぐ子供達に取り残されながらもせっせと撮影三昧。歴史の長さは比べ物になりませんが、丁度取り組んでいる道後温泉のお土産プロジェクトに相通ずる太古のロマン!参考になります。

 

20110815  万葉の山道(やまぢ)越えむとする子らを③その山道が終わると、木造の屋根付橋を通り少し開けたスペースが現われます。そこには立派な『地質館』の建物や、付近の風景にすっかり溶け込んだ水車小屋、更に上方には炭焼き小屋と、まるで映画のセットのような出来過ぎたロケーションが・・・!なんでしょう、この日本人の原風景のような佇まいは。派手な看板も標識もなくひっそりと森の中に忽然と現われた小さな大人のテーマパークに感動を覚えました。背景の自然がダイナミックな借景となり、テーマパークを膨らませます。

 

20110815  万葉の山道(やまぢ)越えむとする子らを④とりあえず最上部に位置する『びっくりはうす』なる施設へ入ってみる事に。正直こういう施設にありがちなチープなモノを想像したのですが、 真っ直ぐに立っていられない「斜めの部屋」や、体が宙に浮くように見える「反重力の鏡」など、不思議体験が楽しめる施設で、子供達は大喜び!我々以外には誰もいませんでしたので、不思議体験に大騒ぎ。斜めに作られた部屋では、乱された平衡感覚に気持ちが悪くなるほどの経験も楽しみました。

 

20110815  万葉の山道(やまぢ)越えむとする子らを⑤小学6年生になる兄貴の三男によると、以前に学校の授業でも来た事があるとか。いいですね~こういう場所で「体験」出来る事って大切です。【森のかけら講座】もこういう場所だと、地のパワーを借りる事が出来そう・・・。こういうモノの楽しみ方って、こちら側がどれだけ純粋に楽しもうと思うかという心構え次第だと思うのです。斜に構えていてはその魅力を満喫できません。童心に還る者のみが享受できる楽しみがあります。ここまでは別ルートで車でも来れるのですが、敢えて山道を歩いてここに辿り着くというプロローグをはしょってはいけません。自分足で徐々に森の深遠に入って行くというプロセスが重要なのです。ここに来る途中にも「城川町は4億年前オーストラリア大陸でした」という心をときめかせる看板がありましたが、侮れませんな~城川町!さあ、盛り上がりつつ我ら一行は『地質館』の扉を叩くのでありました・・・。




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