森のかけら | 大五木材


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20120608 1本日は楽しく独りで「木取り作業」!在庫の板の中から、必要サイズに応じた材を選び出していく作業です。どれとどれでこれこれの家具の天板にしてとか、短く切って脚にするとか妄想しながら仕分けしていくのがひとには譲れない快感なのです。「何が楽しいのか?」という質問は、下戸のひとが酒好きに「何がそんなに美味しいのか?」と尋ねるのと同じぐらいの愚問です。その正しい答えは、カレー大好きのわが息子に「なぜそんなにカレーが好きなのか?」と尋ねると・・・

 

20120608 2お父さんはカレーが嫌いなの?」・・・そうです、これが正しい理解。材木屋に「なぜそんなに木が好きなのですか?」なんて質問には、「あなたは木が嫌いなの?」と答えましょう。梱包で仕入れした木材の山を1枚1枚取り出しながらその表情をまじまじと眺め、ほくそ笑んだり舌打ちしたり・・・。1枚1枚がお札に見えるんじゃない?なんて陰口を叩かれるところかもしれませんが、その時には案外そういう意識はありません。むしろ冷静な「費用対効果」を割り切れないから『材木屋』は儲からないのかもしれません。

20120608  3いくら安く仕入れた木材でも、意味も無く長さをカットしたり、細かく割り返す事にはどうしても抵抗があります。いやいや、もっとこのままで使える用途があるんじゃないだろうか?もっと木目を生かせる方法があるんじゃないだろか?綺麗ごとではありません、ただ貧乏性なだけなのですが・・・その踏ん切りの悪さが『端材』を生み出す原因となったわけでもありますから人生万事塞翁が馬。何が幸いするやら災いとなるやら分かりません。そう言いながら自己正当化しているわけですが。

 

20120608 4冒頭でカレーの例えをしましたが、過日さる方から『道後カレー』をいただきました。常に新しいものに意欲的に取り組まれている水口酒造さんが作られたオリジナル地カレー。同じく水口酒造さんの道後の地ビール『ヴァイツェン』を使ってじっくり煮込んだビール風味のカレーです。家族分いただいたので皆でいただいたのですが、子供たちには「おとな風味」が強すぎたようですが、私は非常に美味しくいただきました。ちょっと買いだめしてしまいそうになるほど・・・こういうカレーだと「カレーの例え」にも『シズル感』が伝わるんですが・・・。ご馳走様でした!




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