森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20120611 1昨日の続きです。トライアウトを受けるも合格せず、そのまま引退するかどうか悩んでいる杉山選手に地域の独立リーグ・富山サンダーバーズから誘いの声がかかります。年俸は現役時代の1/10とかになるそうで、残りの野球人生を考えれば決して安穏とした道ではないのですが、最終的には「大好きな野球をやりたい」という事で選手兼任コーチとして入団する事になりました、もう一度NPBのマウンドに立つことを目指して・・・。人前で好きな野球をやれるという事の裏には厳しい現実もあります。

 

20120611 2ソフトバンクにも育成選手としてジョシュ・ショート選手が出場していましたが、アメリカの独立リーグは更に厳しく、AAA(3A)を筆頭にAA,Aなど7段階に分類される巨大なピラミッド組織のマイナーリーグは、地域密着型の独立採算制で、その資金は試合のチケットやグッズの販売や広告収入に頼っていて、移籍するだけで何10億もお金が動く一流メジャーリーガーに比べると天地ほどの差があり、選手も給料だけでは食べていけずんほとんどの選手が傍らでアルバイトをしているようです。

 

20120611 3遠征の際にも1日に20ドル程度の食事代が支払われるだけで、日々ハンバーガーのような食事しか出来ない事から「ハンバーガー・リーグ」なんてありがたくない名前で呼ばれる事もあるそうですが、それでも野球は他のスポーツに比べれば周辺に環境や設備が整ってる分だけましかもしれません。野球というスポーツが多くの人に愛されているからこそ「地域独立リーグ」が生まれたのだと思いますが、それを地域文化に昇華させる事ができればNPBとは明確な一線が引けるはず。

 

20120611 4子供の頃は観ていたプロ野球は、当然の事ながらそこに大人がいました。しかし今やNPBの試合も含めてそのほとんどが年下で、中には息子と言っても不思議ではない年齢の選手も・・・。そんな彼らが真っ黒に日焼けして無心に球を追う姿はとてもすがすがしいものです。単なる勝ち負けを超えた喜びがあります。選手として経済的にも恵まれ一流の称号を得れる人はごくひと握りですが、地域文化を支える一流の人材を輩出出来ればそれこそが地域独立リーグの本懐ではないでしょうか。目先の勝利に一喜一憂する事無く頑張れ、パイレーツ!




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2012年6月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
Scroll Up