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昨日に続いて、河童の話です・・・私が子どもの頃進んで川に行かなかったのは、小さな頃に溺れかかった事がトラウマにもあるのですが、やはりそれ以上に足元の見えない深いところに行くと、川底から河童が現れて水の奥底深くに引きずり込まれてしまうという恐怖心もあったのです。その当時、日本中でツチノコやネッシーなども話題になっていて、変動する時代の中で誰もが「未知なるもの」に憧れや畏怖、「変わりゆくこと」に恐れなどを漠然と感じていた時代だったと思います。
河童やネッシー、UFO、アトランティスなど『未知なる~』、『伝説の~』、『幻の~』ネタが弾けていた時代で、当時の空想・妄想少年たちにとっての貴重で唯一ともいえる手引き書『月間ムー』の影響もあり、私のUMAや超古代史、UFOなどに対する概念ががっつりと形成されていったのです。今にして思えば幸せな時代でした。昭和の40年、50年代私の田舎では、まだ妖怪などの存在の信憑性を高らしめる風景や闇がわずかに残っていました。
さて話を河童に戻しますが、河童の存在を知っていて(信じていた、いや今も信じていますが)私は、友達や兄たちが川に遊びに行くというと、河童にしりこだまを抜かれやしないかと真剣に心配をしていたものです。その当時の記憶が、大人になって息子たちが兄やその従兄弟たちと川の上流へ上流へと上っていく姿を見ていると懐かしく思い出したりします。今は、カーツ大佐を探しにいくウイラードを見送る心境ですが、そんな姿が時々は眩しく見えたりもします。
そもそも河童とな何なのか?その定義は定かではありません。なにしろ未知の生物なのですから、その定義もさまざま。しかし全国各地でこれほど目撃証言があって、その姿に類似性があるというのは、多くの地域で多くの人が何か似たモノを見ているという事でしょう。いろいろな過去の目撃情報を共有化して、現在の河童のイメージ(頭にお皿があって、背中に甲羅をしょって、手に水かきがあって泳ぎが得意で、肌は緑色等々)が出来上がっていると思われます。
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