森のかけら | 大五木材


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実態はもうとっくにオープンしているにも関わらず、こちらのブログではまだまだ完成もしていない『BRANCH  COFFEE  TUBAKI』さん。オーナーがコーヒーと同じぐらいに無垢材にこだわっていただいたお陰でまだまだ見どころ満載で、1回や2回で終わらせてしまうなんてモッタイということで、数回に小分けしてご紹介させていただいているので、当ブログにおいてはいつ開店まで辿り着けるのか分かりません。ということで本日もブランチウッド!

 

前にもご紹介したように店内の様々な形状の什器を製作させていただいたのですが、その中にはこういった円卓のような形状のものもあります。素材は飾り棚と同じく、北米産の堅牢で力強い木目が魅力のホワイトオークモッタイナイ星人としては、ついつい円形にした場合の切り落とさなければならない丸味のロスの事が脳裏をかすめてしまうのですが(嗚呼、わが身に染み込んだモッタイナイ病の罪深きことよ)丸いというだけで随分と印象が変わります。

 

本当はモザイクボードなどでもこういう円形のテーブルを作りたいのですが、今後当ブログなどで円形のテーブルが多く登場することがあれば、理性がモッタイナイ病を克服したのだと思ってください。そしてこちらが完成後に、商品などを展示された状態の画像。奥に見える棚もすべてホワイトオーク製です。オーナーが経年変化後の色合いのバランスまでも考慮される徹底ぶりで、全体の仕上げもすべて植物性オイルで仕上げさせていただきました。

 

そしてこちらは1階フロアーの中央に鎮座ましますメインの什器。テーブルの上にあみだくじのような複雑な形状で鉄が組まれていますが、展示商品のサイズなどから綿密に計算されて計画的に考えられたものです。材木屋という職業柄、ついついなんでもかんでも木で作ってしまい、よく言えば「無垢三昧」、悪く言えば過剰演出で「重たく、うるさい」雰囲気になってしまいがち。そこでバランスよく鉄などの異素材と絡めればいいのでしょうが・・・

 

20160409 5鉄などの非木質系の素材に疎くて現在まだまだ勉強中なのですが、こうやって仕上がった状態のものを見ると、バランスよく配置された異素材が互いの持ち味をうまく引き出しているなあといつも感心させられます。木の魅力を知るためには、内側から眺めるだけでなく、時には外から俯瞰的に冷静に見る必要もあるなと、いつも反省だけはしっかりするのですが・・・。明日は、写真に少し見切れて写っているモザイクカウンターについての話です。




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