森のかけら | 大五木材


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5話を四国桂設計さんの改装された事務所に戻します。カツラのテーブル、ラスティックグレードのブラック・ウォールナットのフローリングの他にも、弊社の木を使っていただいております。打ち合わせ等でいろいろな方が訪れられる事務所とかで、こうして実際に使っていただけると貼りあがった雰囲気や質感まで実際に見て触れて体感できるので非常にありがたいことです。10の言葉よりも1つの体験、必ずしもそうだとは言い切れませんがどれもが唯一無二の無垢材の場合、体験は大切

 

ということで、玄関の扉にはナラ(楢)使っていただきました。45~55mmぐらいの厚みの材を薄く引き割って表と裏の両面に貼られています。あまりにアップの画像ばっかり撮ってしまっているので全体像が分かりませんが・・・。持っているカメラがズームのきかないGRなので、いつも接写して撮る癖がついえいるのと、正直自分の収めた木以外にはあまり興味がない(!)という冷酷無慈悲な人間なので、ついつい超どアップの写真ばかりになってしまっていて反省中。

 

Exif_JPEG_PICTURE森の王様』とも称されるナラですから、小さな部材からでもその雄々しさは伝わってくると思います。色合いや木目の整った合板のナラのフローリングに慣れてしまっている方には、この色ムラや荒々しい表情がいやらしく映るかもしれませんが、そういう部分にこそナラ本来の持ち味が隠れていると思っています。堅牢で男性的と揶揄される通り、そのやんちゃな木目や節や虫穴などの森での履歴書も、どうだ~文句あるか!と言わんばかりの堂々たる佇まい。一方こちらは水目桜

 

Exif_JPEG_PICTUREナラが男性的なら、サクラは女性的な印象があります。柔と軟を代表するような材を1つの空間に使っていただけると、その特徴の違いがよく分かってもらえます。カットサンプルで見るのと実際に施工された状態で見るのとでは月とスッポンぐらいの差があります。そういった意味も込められていろいろな木を各所に使い分けられました。カウンターの上には大野さんの好きな恐竜の骨格がありましたが、事務所でもこれらの木のうえに今後ドンドンと肉を盛り付けていっていただければ。




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