森のかけら | 大五木材


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金沢城の「本丸の森」にはまだまだいろいろな種類の木があるのですが、カメラに収めたすべての樹をひとつひとつ取り上げていたのではずっとここに留まっていなければなりませんので、このあたりで「本丸の森」から抜け出そうと思います。ただ折角なので、気になった樹の名前を取り上げておくと、『ウラジロガシ』、『イスノキ』、『スダジイ』、『ブナ』、『ハゼノキ』、『コブシ』。まだ『今日のかけら』で取り上げていない樹もあったのですが、それについてはまたいずれ改めて。

『本丸の森』を抜けると、金沢市内を見下ろすような小高い丘のような場所に出てきました。そこから眼下に見えるのが、この後で向かう『金沢21世紀近代美術館』。『緑の心臓』と呼ばれる金沢城から広がる緑に囲まれた城下の中で異彩を放つカラフルな建物がそれです。今回の金沢・福井の旅には楽しみが盛り沢山なのですが、その中でも期待値の高かったのがここです。いかに木をアートに高めていくか、また全国のミュージアムショップなどで扱ってもらえる商品をどう開発するか、弊社の大命題でもあります。

若い頃であれば決して美術館などに足を運んだりしませんでした。ましてそれが県外への出張の際に立ち寄るなどとは・・・我ながら随分と木の仕事に対する意識も変わったものだと思います。思えば、数年前に広島県の福山市で木青連(中四国地区)の会があった時に、たまたま宿泊したホテルで近くの福山美術館で開催されていた『三沢厚彦展』で、木彫アートに触れて以来、アートやデザインといった、それまで雲の上のような存在であったものが少しずつ身近に感じられれるようになりました。

前から来たい来たいと思っていたものの、なかなかタイミングが合わなかったのですが、ようやく念願叶いました。今更私が説明するまでもなく、館名にもある現代美術(前衛美術?)の作品の数々を収蔵した美術館で、若い人に圧倒的人気があります。しかし以外にも実際来てみると、私よりも高齢の方が沢山いらして、赤ん坊からお年寄りまで実に客層が広いのに驚かされました。私自身はアートの分からない男ではありますが、分からないのならせめて面白いと感じられるものが見たい、ということで来てみたかった場所なのです。明日は中に入ります。




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