森のかけら | 大五木材


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甲子園といえば、誰もが知る高校球児の聖地であり、愛する阪神タイガースの本拠地ですが、「全国で競い合って日本一を目指す大会」という比喩としてOO甲子園という言葉がジャンルを超えて使われています。『俳句甲子園』しかり『マンガ甲子園』しかり『ダンス甲子園』しかり。そんな巷に溢れるOO甲子園の中に、『和牛甲子園』というものがあります。正式名称は、『全国和牛能力共進会最終比較審査会』というもので、和牛日本一を決める共進会の中の、高校の部の俗称ということで、球児ならぬ牛児が日本一を競います。


ほぼ5年ごとに開かれている和牛の改良成果を競いあって日本一を決める大会で、「高校の部」を含め39道府県527頭が出品される和牛業界最大規模のビッグイベントなのだそうです。その中の一部門である『和牛甲子園』という言葉がどこまで浸透しているのかは分かりませんが、私は夏季休暇で家内の実家に帰省していた際に、テーブルの上に置いてあって何気に手にした『日本農業新聞』の活字に目が留まり、そこで初めて知りました。記事によると全国から15校が出場するのですが、残念ながら四国からの出場はなし。

北は岩手から南は鹿児島まで全国の畜産科のある高校から14校が出場しています。他の甲子園と違うのは、主役が牛児だけではないということ。競馬はその血統が非常に重要視されるブラッドスポーツですが、牛も同様に血統が大切で、出場校と並んで出品牛名、出品牛の父の名、母の父の名なども明記されています。和牛らしい体型や品位などを競う種牛の部や、肉質や肉量を競う肉牛の部などがあり、全国から500頭あまりの牛が集結し、その様は『和牛のオリンピック』とも称されるのだとか。


なぜそんなに和牛の共進会が気になっているのかというと、家内の実家が畜産業を営んでいて、和牛を400頭ほど肥育しているので、ついこういう話題に目がいってしまうのです。以前にもこのブログでもご紹介しましたが、その黒毛和牛に『山の響』というブランド名をつけるお手伝いをさせていただきました。木と牛、ジャンルこそ違えど自社の商品の魅力をいかに消費者に伝えていくのかという点では非常に勉強になりました。その美味しさが画像からでは伝わらないのが残念ですが、それは木も同じ。




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