森のかけら | 大五木材


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昨日ご紹介した戸田昌志くんが、このイベントの最後の来客者となりまして、さまざまな地域・職種の方が入れ代わり立ち代わりお越しいただいた2日間のモクコレも無事終了となりました。私的には久しぶりに沢山のお客さんと続けて話しまくって、予想通り喉を傷めましたが大満足な2日間でした。今回は『森いづる愛媛』チームとして出展したものの、自社の事だけで精一杯でしたが、皆それぞれ心地よい疲労感に包まれました。片岡伸介くん-Ast-ブックカバーを購入した水野斉くん。こういう心遣いが、出来る男!

井部健太郎君は、新ブランドの『MOTOMOTO KUMA』を立ち上げて、自社のロゴ等を一新した際にデザインを手掛けてもらったデザイナーの工藤波夫くんと手を組んだスマートなカードケースのみで勝負!しかもまだ価格設定前の参考出品という事でしたが、その洗練されたデザインに多くの人が足を留めて、価格はいくら?正式な発売日はいつから?と質問する人が絶えませんでした。久万高原産のヒノキを薄く削った極薄突板シートを素材に使い、試行錯誤を経て生み出したこだわりの逸品で、私も正式発売が楽しみ!

健太郎君の会社は大林業家で、本来はもっと川上側の仕事をする人間なのですが、川下の出口について熱心で今までも数々のオリジナル商品を生み出しています。日頃から、山側の人間はもっと川下の事を知らなくてはならない、が口癖で本人がまずそれを実践しています。健太郎君は私より1歳下なのですが、同じ地域に同じ志を持った同世代の人間が要るという事がどれほど心強いことか!いつでも直接会っていろいろ相談出来る距離感というのはとても大事で、今回でも彼がいなかったら出ていなかったかもしれません。

いくら自分独りだろうと吠えてはみると強がりは言ってみても、周囲に理解者がいないというのはやはり寂しいもので、ここに辿り着くまでにけもの道で迷ったり息絶えていたかもしれません。仲間は大事!その健太郎君はFM高知からも取材を受けていて、センスあるものは見る人が見れば分るようです。また、mogana(もがな)槙野賢児くんの神棚も、ヒノキの柾目を使った斬新なデザインで、既に幾つかの神社などでも採用実績があり、多くの方から質問を受けていました。ここに徳島克次くんの木遊舎の定番の愛らしい木のおもちゃが加わり、バリエーションのあるチームだったと思っています。それぞれにターゲット層も違っていますが、ブース内を巡ってくださる方も多くて、チームを組んだ意義はそれなりにあったと感じました。

今回我々のブースではあえて『愛媛県』という事を全面に押し出してPRしなかったので、商品を気に入った方が後から「これはどこで作っているの?」と尋ねられる事も多かったのですが、何県で作っているからという事より先に商品ありきだと思っています。こういうイベントだからそういう問いもありますが、実商売になればそんな事は関係ない話。私たちはあくまでも、このイベントはこの後の商売のためのPRの場として考えているので、愛媛県の名さえ宣伝出来ればそれでいいだなんて微塵も考えてもいません。

そんな事を言うとお世話になった行政の方には怒られそうですが、ここでいくら県の名前をPRしたところでその場限りの打ち上げ花火。それからいかにビジネスに繋げていくかという事が展示会の目的だと思って来ているので、成果は名刺の数ではなくて、その後の展開。今回のイベントにあたり何かと骨を折ってくれた愛媛県林業政策課竹本憲生君に報いるにはそこしかないと思っています。今後も頑張りますと竹本君は言ってくれましたが、頑張るのは君じゃない。ここから先頑張らなければならないのは我々なのだ!

 




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