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巷では、貴乃花親方の大相撲の理事選立候補の是非が話題となっているようですが、この方の行くところ良きにつけ悪しきにつけ何かと物議を醸します。きっとそういう星の元に生まれついたのだろうなと思います。どなたかが、世の中には大きな責任を背負わされるとすぐにへたってしまう人と、生まれつきいくらでも大きな責任を背負える人がいて、背負える人間は厭わずに背負えるだけ背負いなさい。そのうち周りにどんどん人が集まり、分け合って背負ってくれるようになるからという旨の発言をされていました。わざわざ火中の栗を拾うような事をしなくても、という方もいますが、それぞれの背負える荷物の量はその人にしか分からないし、実は本人もどこまで背負えるのかはやってみないと分からないと思います。背負い続けているうちに筋肉がついて、まだいけるじゃないなんて思うことがあるかもしれないし、見かけほどは中身は重くないかもしれません。多くの荷物を背負える方が偉いというのではなく、それぞれの個性であり能力なので、身の丈に合ったほどでいいと思うのですが、周囲の理解がないと、大きな荷物を背負える人もその能力を発揮できない事もあります。
貴乃花親方の考えがどうこうというよりも、報道はいつもながら正と悪の対立構造を煽り過ぎだし、極論に走りすぎて、それぞれの「役割」を作り過ぎだと思います。相撲界に身を置く人誰もが、始めは相撲が好きで入ってきたはずなのに、長い時間とともにいろいろなしがらみがついてしまうのでしょうね。いずこの業界も同じことが言えると思います。かつて声高らかに体制を批判をした若者も、やがて体制側の立場になると盲目になってしまう、よくある事でしょう。当然私も自戒の念を込めて、自分の身の置き処をよく考えねばと思っています。

かつてサッカーのJ1が発足時に川渕チェアマンが、時期尚早と反対する古参幹部たちに「時期尚早と言っている人は、百年経っても時期尚早と言う」と喝破してJ1発足を推進したというエピソードがありますが、事を成そうという時にあまり理詰めで考えても仕方がないと思います。業界を何とかしたいと、大きな荷物を背負えそうな人がいる間に事を成さねば、大事はならないと思います。いろいろな言い分、主張、批判はあろうかと思いますが、何か動き出そうとする人間を押さえつける道具に「伝統」という盾を使うのだけはやめて欲しいと思います。本当に伝統的なものであれば、いずれまたそこに戻っていくだけの自己浄化作用は十分にあると思います。
ついつい熱くなってしまいましたが、名横綱の名前を戴く者として、全国で唯一プロとアマが取り組みをする『乙亥大相撲』の町の出身者として、大相撲が土俵の話題でもっと盛り上がっていただきたいと切に願うものです。大相撲の更なる前途を祈念して、改めて『大相撲の5かけら』をご紹介!かなり強引につなげてしまいましたが大相撲に関係のある木を5種類揃えました。その心は・・・少し興奮して長文になったので、詳細は『商品紹介コーナー』にてどうぞ!『えひめイズム』でも販売中です!¥2,625(消費税込)
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配送につきましては、『エクスパック500』を使いますので全国一律¥500です。
一度に5セットまでは同封出来ますので、5セットまでは¥500とお考え下さい。
本日は、『Loopto』で愛媛の面白いモノを世界に向けて発信していくにあたって、自社の商品を綺麗に撮ってWebにアップするための技術を身に付ける『藤山プロによる写真のワークショップ』に参加させていただきました。講師の藤山さんは、そうあの『ブルーマーブル』と『ナテュレ』のオーナー・藤山健さんです。藤山さんは、大阪芸大で映像を学び、卒業後は毎日新聞社でカメラ関係の仕事をされ、その後はプロのカメラマンとしてご活躍され、縁あって飲食関係の仕事を始められました。今でも時々カメラのお仕事もされているそうです。実に多彩でマルチな才能をお持ちで、人脈も広い!
その藤山先生に約3時間たっぷりとご教授いただきました。カメラにど素人の我々に、画像を使いながら具体的に、優しい言葉で分かりやすく懇切丁寧に教えていただきました。とはいってもカメラの世界の奥は深く、このわずかな時間ではその深淵の入り口を垣間見たに過ぎず、理解などは到底及びません。しかし、基礎中の基礎を教わっただけでも、カメラのことが分かった気になって、うまく撮れそうな気分になるのですから、藤山マジックにかかったとしか思えません!教えていただいて実に気分がいいです。人にモノを教えるということの極意を体感させていただきました!
広角レンズやマクロレンズなど、普通は触ることの出来ないようなレンズを覗かせてもいただきました。いや~カメラは楽しいですね~、面白い!しかも自分の商品が綺麗に撮れるとなると尚更です。皆さんそれぞれの商品を持ってきていて、藤山さんに試しに撮っていただきました。我々でも出来るような簡易なセットの作り方、ライトの種類、光の当て方、カメラの機能の使い方などポイントだけを教わっただけでも、全然違う画が取れるものです。まあ『腕』は別物ですから当然といえば当然ですが・・・。藤田ライトマンも大活躍!
『お金をかけずに綺麗に撮るコツ』を実演すると・・・ああ、何だか綺麗に見えるではありませんか!藤山さんからは、車を運転するようにとにかく慣れなさいとハッパを掛けられました。こういうものは経験の中で磨かれていく物だと思います。実行あるのみです。しかしいくら技術を習得しようとも、最終的には『何をどう撮りたいか』に尽きます。自分の作った物をどう伝えたいか、どう写したいかという思いが定まっていなければ、心ここにあらずの写真になってしまうのではないかと思います。決して弁解ではありません!
今日トムは、遠く東京の空の下から応援です。次に会う時までに少しでも腕も磨かねば!撮って撮って撮りまくぞー!『森のかけらの写真集』を出すぐらいのつもりで!藤山さん本当にありがとうございました。
まあとにかく見どころ聴きどころ満載のアートの町神山でした。この機会に行かなければ、ここまで知ることはなかったかもしれません。廃校になった校舎や空き店舗などを活用して創作活動をされる方は全国でも多いのでしょうが、そういう場所って案外町のはずれにポツンとあったりして、静かに創作活動に専念するにはいいのかもしれませんが、夜にもなると結構な雰囲気になるので、創作意欲とは別の気力も振り絞らなければならないような気がします・・・。その点、神山の校舎やアトリエは町の傍にあり、暮らしとの『切り離れ感』が少ないように感じました。町に来られたアーティストの方々が泊まられるのも、町の中のかつての教員住宅だそうですし、アトリエの1つはかつての保育園㊨です。この場所が実にアトリエ然としたアトリエで、まるで芝居のために作ったようなセットのようです。床の杉板も英語の落書きも使いかけの絵の具もそのまま(作品と言われても納得しそう・・・。
そんな風にいろいろ見てきて思うのは、暮らしの中にもいくらでもアートはあるし、アートそのものも暮らしと切り離した所には存在できないという事です。それを痛烈に感じたのは、かつて町で一番賑わったという『劇場・寄井座』。昭和初期このあたりは林業で繁栄していたそうです(その時期、全国各地で似たような話を聴きますが、全てが今では想像すら出来ない黄金伝説というのが悲しくもありますが・・・)。昭和5年にこの寄井座は建てられ、大衆文化の発信基地として、お芝居や映画を上映してそれはそれは賑やかだったそうです。やがて全国的な林業の衰退と重なるように町も活気を失い、寄井座も昭和35年に閉鎖され、その後は縫製工場として利用されていたそうです。その時には、今の天井の下にもうひとつ天井が付けられ、左の立派な天井広告は見えなかったという事です。それをグリーンバレーの皆さんが修復されて、この天井広告が数十年ぶりに姿を現わして今に至っているという事でした。
芝居や映画にたくさんの人が集まり、この小屋に熱気があふれていた当時をずーと見つめてきた看板達です。数箇所抜けているところもありますが、手書きの天井看板でこれだけ綺麗にまとまって残っているのは素晴らしいことではないでしょうか。参加者一堂、中に入るなり「オオーッ!」と感嘆の声が上がりました。手書きの温もりと遊び心溢れたそれぞれの看板が実に愛おしく見えます。こういう文化を受け入れ楽しんできたご先祖様達のDNAが、今の神山のアートを楽しもうという素地を作っているのだと実感しました。粋ですね~!中に材木屋とかあるのを見つけるとなんだか嬉しくなります。

アート作品を観てまわった後は、室内でワークショップ。『四国に必要な仕事』というテーマがあり、席を移りながら話をするのですが、こういう時はテーマ云々ではなく喋った者勝ちだと決めてますので、行った先々で仕込みのネタを交えながら好き勝手に喋らせていただきました。初対面の人と話すのに、高尚な話など必要ありません!チラシもパンフも配りまくりました!これが私の、胸の晴張れる大好きな『仕事』です!その後は全員が車座に座って、時間を計りながら30秒の自己紹介+意見交換。これ良かったですね、30秒という設定が絶妙でした。それでもオーバーして喋る方続出・・・みんなどんだけ喋り好きなんでしょう、反省・・・。

今回のイベントは、この2日間で何か答えを出そうという性質の物ではなく、『大衆劇業の殿堂・神山座』は何だか面白そうなのでみんな行ってみませんか?という主旨だと勝手に解釈・実行しました。果たしてその実態は、聞きしに勝る『画にも描けない美しさ』、もとい『ネットでは伝えきれない面白さ』でした!こういう出会いをした人って多分、のちのち繋がっていくんでしょうね。楽しいような怖いような・・・。企画していただいた四国産業経済局の皆さん、お誘いいただいた岡田所長、笑顔の素敵な神山の皆さん、参加された全ての皆さんに感謝致します。人生もケセラセラ、楽しく生きましょう!
私自ら創造するはアートには無縁の人間ですが、作品を鑑賞するのは好きです。いろいろなアートと呼ばれるものを見て思うことは、ただ作品がそこに『在る』だけでなく、それを誰かが『語る』ことで作品は、世に存在する意味を持つのではないかという事です。作者も関係者も死に絶え、数百年後に発見されるというパターンもありますが、それはちと寂しい・・・。作品の価値というのは、作った人ではなく観る側、受け取る側が決める物ですから、誰に観てもらうか、誰に知ってもらうかという事は非常に重要な事です。神山のアート作品は、まずは地元の方に観てもらおうという気持ちで作られたものが多いように感じます。
かといって単純明快という訳ではなく、哲学的なメッセージを『神山語』で表現したようなもので、とても志の高い物ばかりに感じました。弊社に木のご相談に来られる方で、「木の素人なので何も知らないので・・・」と心配される方もいらっしゃいますが、専門家が散々難しい事を言っても最終的にそれを使われるのはご自分ですから、自分の感覚に素直に従えば自ずと結論も出るのではないでしょうかとお話します。あまり理屈で難しく考えずに、自然体で受け入れたのでいいと思います。人の心を打つのは難解な哲学ではなく、シンプルなメッセージだと思います。
それにしても神山という土地柄らしく、木・紙・土など天然素材を原料にしたアート作品が多いです。私は個人的には「木のアート」ばかりが気になります。こんなに楽しい使い方があったのかと驚くことばかり!これは早速真似させていただきます。なかでも、黒蕨壮さんが作られた『未来への箱舟』と名付けられたこの作品は私のハートをわしづかみ!杉の芯持ちの丸太を削りだして作られてます。超かっちょいい~!完成直後の映像も観させていただきましたが、テーマに即せば10年の時を経て木肌が乾いた今の方がシュールに感じます。今が身頃かも!

天に向かい凛と突き上がったボディーラインの美しさは尋常ではありません!これは箱舟なので、ゴミ問題や飽食への痛烈な皮肉として、船内には使い古された靴や齧りかけのリンゴ、つぶれた空き缶などの木彫りの小物と子供達のタイムカプセルが同乗しています。堂々とした風格からは、クラックすらも作品の表情の一片に見えます。何とこの完成時には、実際に水に浮かべて子供が乗ったというではありませんか!なんと粋な神山の皆さん、それこそがこの作品に対する最上級の敬意であり、ベストな観賞方でしょう!
アートに縁遠い私などが作品を語るなど恐れ多い事とは思いながらも、アートを身近に感じて欲しいという神山の皆様の思いを尊重して生意気な事を述べさせていただきました。木などの素材をただ並べたりつなげたりしただけのように見える作品は、素材の質感にどれだけ手を入れるかというギリギリのバランスの上で緊張感を作り上げています。ただ素材さえ揃えば出来るというものではなく、どう表現するかという明確な意思がなければそこに世界観など生まれようはずがありません。押し付けないテーマ性と静謐な廃校舎の空気感そのものが既に1つの作品のように思えました。
神山にアートの種を撒くNPO法人グリーンバレーの理事・中原 亨さんが、アーティストの皆さんの足跡を軽妙洒脱なおしゃべりを交えて語っていただきました。自由奔放な大胆かつ繊細な作品にも驚きを覚えましたが、それ以上に中原さんのトークに感激しました!神山のような自然と融合したアートは、ただ普通に運観賞しただけでは作者の意図が理解出来ない物もあります。作品製作の背景や製作意図、地域へのメッセージ、裏話、失敗談などのエピソードをご紹介していただくことによって、眠っていて作品が目を覚まし、血の通ったモノとして我々の面前に立ちあがり、語りかけてきてくれるのです。
アートというと どうしても『モノづくり』に注目が集まってしまいますが、ただ作ってそこに置いておくだけでは、その町や場所との関連性が希薄だと思います。やはりきちんとメッセージや意味を語り伝える『語り部』の存在が必要だと思うし、神山の目指すアートはそういう方向だと思います。アーティストが残した作品に、グリーンバレーの方をはじめとした地元神山の方が、地元の言葉でそれを伝える事で完成する共同作品なのでしょう。なので、アーティストもあえて語りしろのある無口な作品に仕上げ、地元の言葉で残りを埋めてもらおうとされているのではないでしょうか。
グリーンバレーの皆さんどなたもがお話がお上手で、とにかく慣れていらっしゃいます。とりわけ中原さんのトークはお見事でした!真面目な話の中に時々見せられる茶目っ気も、作品に花を添え一層奥行きを深くしていきます。 決して肩肘の張ってない普段着感覚も素晴らしく、こちらもかしこまらずにリラックスして楽しく観賞が出来ます。この無理して背伸びをしないスタイルが長続きの秘訣ではないでしょうか。『楽しく作り』+『楽しく語る』ことで、神山のアート作品は他にはない輝きを放つのだと思います。ここには『モノづくり』と『モノ語り』が奇跡的に同じ重力で浮かんでいます。
この両輪が揃ってはじめてアートは人の心を打つのではないでしょうか。技術と感覚で生まれるアート作品に対して、『語り』は思いと経験で築いていくものだと思います。溢れるほどの思いをどれだけ生きた言葉で伝えられるか、それは技法ではなく経験の中からしか生まれてこないような気がします。誇らしげに楽しそうに語られる中原さんの表情から、我々はただの説明役ではない、我々も作品を構成するひとつの要素なのだという確固たる信念が伝わってきました!このガイドは値打ちがありますぞ!こういう人こそを『神山アートのコンシェルジュ』と呼ぶべきでしょう!
更に明日へと続きます。
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