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| 本日は節分という事で、全国各地でたくさんの豆が撒かれ、たくさんの恵方巻きが食された事と思いますが、豆はマメでも撒くほうではなく、「マメ科」の木の話です。一口にマメ科といっても実に多くの仲間がいます。とりわけ外国のマメ科の木には、木目や木柄が個性的な物が多くあり、『個性の塊』とも言える種族です。中でも人気が高いのが、日立のテレビCMで誰でも一度は見た事のある『この木何の木、気になる木♪』こと【モンキーポッド】です。 | ![]() |
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材の特徴については、以前にモンキーポッドのローテーブルについて取り上げさせていただきましたが、『かけら』で見てもこげ茶の深みのある色合いが美しいです!でも実際には白身のある辺材も入る事もあるのですが、この色合いがモンキーポッドのトレードマークのようなものですから、淡い色合いの物は人気が薄くモンキーとして認めてもらえない事もあります。小さな部材なので、木取り具合によって差が現れるのは宿命なのですが、これも人気材の証でしょうか。まるで毛皮のようなしなやかな杢と、不規則に現れる褐色の縞模様の織り成す複雑な表情が存在感抜群!個人の住宅のテーブルや座卓はもとより、店舗のカウンターなどにもよく使っていただいています。節分の豆は外に撒いても、マメ科のモンキーポッドは(家の)内で使ってください。 |
本日は、愛媛木材青年協議会の仲間と一緒に東温市内の東温私立双葉保育所に『木育の出前』に行って来ました。愛媛県では5年前から森林環境税を導入し、公募事業として森にまつわるいろいろな活動に対して、必要な経費を森林環境保全基金から助成していただいています。県民の税金を使うという事で、その使い方に対してさまざまな意見があり、温度差もあるのは当然の事だと思います。しかし、こういう事って実行しなければいくら理想論を言ってみても仕方ないとも思うのです。特に山の問題は、教室で教えるには限界があります。実際に山や森に言ってみなければ見えてこない事がたくさんあります。
だからといって全て、山の中で実際に木に触れるような直接的な活動ばかりが大事というわけでもありません。森や山への思いは人それぞれですから、いろいろなアプローチがあってもいいと思います。『食育』に比べてかなり出遅れた感のある『木育』ですが、森林環境税の事業報告を見ると、多くの県民の方がそれぞれの得意を生かして面白い活動をされています。中には、一見するとこれがどういう風に森に結びつくのかというような物もありますが、それもさまざまな針葉樹や広葉樹 が混生する自然の森同様に、いろいろな立場や考え方の人があってこその社会です。
硬くCO2削減の話をしたり、森のメカニズムを論じるだけが『木育』ではありません。木の種類ぐらいは、『木育』の種類があっていいと思います。愛媛木材青年協議会でも、久万高原町の『伐倒会』や『どうぞのいす』を一緒に作る活動など、子供達と木に触れる活動に助成をしていただきました。今日の『木育の出前』は、会員の大成郁生君が木青協とは別に立ち上げている『焚き火クラブ』による活動で、我々はそのお手伝いです。保育所の年長さんが卒園するにあたっての『木の写真立て』を製作します。ただそれを木で作って渡したので何の意味もありませんので、まずは『木のおはなし』から。
以前は、こういう年齢の子供に木の話をする際に、『入口』がつかめなくて本当に困りましたが、慣れとはえらいもので、相変わらずうまくは喋れませんが、『入口』は見えてきました。何とか笑いを導ける余裕が出てきました(趣旨が違う!)。私は、木の話も悲壮的にならずに楽しんでもらいたいと思っているので、なるべく笑いの出るような話をしたいと思っています(実際にはまだまだ出来ていませんが・・・)。子供たちもよく話を聴いてくれました。その後は、愛媛県産の桧を使った『木の写真立て』を一緒に作ります。簡単に出来る予定のはずでしたが・・・、苦戦!

木に携わる仕事をしていると、一般の方は木工も出来ると勘違いされるようですが、中には勿論それに長けた方もいらっしゃるでしょうが、我々は『口先だけ』なので、頭で思ったようには作れません・・・トホホ。それでも子供と一緒になんとか完成!広げると木目がつながるように木取りしたのは、木の美しさも知ってもらいたかったからです。当初この上に画などを書かれる予定でしたが、木目が綺麗なのでなるべくシンプルにしようとの事。意図を汲んでいただきありがたい限り。「いい香りがする~」とか「触るとツルツル!」と子供達も大喜び。楽しかった園の思い出もしっかりここに貼り付けてほしいものです。
少し前から欠品状態が続いてご迷惑をお掛けしていた【森のかけら】の幾つかの樹種が仕上がってきました。今回は結構時間が掛かってしまいました・・・お待ちいただいた皆さん、本当にお待たせしました。今回7,8種が欠品していたのですが、なかなか端材が揃いませんでした。全240種の『かけら』の端材が常にストックされているわけではないので、不本意ながらも時にこういう事が起こってしまいます。仮にも世界を目指す商品としてはあまりにもお粗末。在庫管理をもっと徹底して、欠品を出さないという事を念頭に置かねばと痛感しています、すみません。
初期の頃は身近な所に販売していたので、材が切れるのも端材の証拠と憎まれ口を叩いておりましたが、やはり1個の商品として他人の手を介して販売されるとなるとそうもは言ってられません。400セット以上も販売してきたので、大体の傾向は見えてきました。人気のある材や汎用性の高い材は、端材の出来る割合も高いのですが、地味な材や使用頻度の低い材は自ずと端材も貯まりません。だからこそ240種の『かけら』に値打ちがあるわけですから、そこに注意をしないと自分で自分の首を絞めてしまう事になりかねませんので、よくよく自覚をせねばと思います。
『貴重な材』という言葉には多くの側面があります。文字通り高価で希少性が高いということもありますが、【森のかけら】においては、材の性質上欲しい寸法が流通していないので『貴重』という物が多々あります。また、大きな部材ではあまり気にならない事が、『かけら』ぐらいのサイズになると目立ち過ぎて問題があるというものもあります。例えば右の材は『ペルポックのかけら』ですが、木取りをした段階では目立たなかったブルースティン(青染み)が、バックリと現れてきました。う~ん、さすがにこうなってしまうとA品には出来ません。【夢のかけら】行きになってしまいます。
また、虫穴や腐りなど材の内部にあって、荒材の時には予測できなかった物が現れてくることもあります。今回仕上がった『槐(エンジュ)』にも、幾つか虫穴が・・・。槐の材は結構在庫があるのですが、『かけら』には薄過ぎる板物か、大黒柱サイズの大きな物のどちらかしかありません。今回久しぶりに端材が出たので喜び勇んで加工してみたら、虫の穿孔跡が・・・。ああ、これもオイルを塗らないと判別しにくくて、塗装後に発覚!こういう小さな戦いをクリアしながら製作しております。なるべく欠品させないためには、小さな戦場で勝ちを収めていかねばなりません。一戦必勝!
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