森のかけら | 大五木材


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R0016611今年の春先の話になりますが、アイテムえひめで『しまはく』のオープニングイベントがあり、弊社も参加させていただいていたのですが、その時にき箱をご購入いただいたお客さんがいらっしゃいました。どれにしようかと熱心に選ばれるので、何に使われるのかお尋ねすると、ベビーカーに乗っていた娘さんの「臍(へそ)の緒」を収納するのに使いたいとの事でした。悩んで悩んで選んでいただいたのがパドックでした。「臍(へそ)の緒」を収納するのに使うというのは意外でしたが、母子の命の絆のあかしを収めるのに、命ある自然素材・木の箱というのは理想的な組み合わせではないでしょうか。まさに目から鱗が落ちるような使い道でした。そういう使い方もあったかと!そもそも、この【円き箱】は、当初薬を入れるための「ピルケース」に使うつもりで、辛い闘病生活の中にささやかな潤いをとの思いで、いろいろな樹種を使って色合いも賑やかにしてみました。

RIMG0063その発展形として、少し小さめの円筒が5個連なる【円き5箱】というのも考えました。一番上と底は形が決まっていますが、中の4段は入れ替え自由ですべてネジ式になっています。左の画像は『ヨーロッパビーチ』で作ったものです。5連をしっかりつなげてから磨きますので触感は滑らかで、木のネジを締めていく感覚が何ともいえず楽しいと思うのですが、中に入れるモノをしっかり限定せずに思いつきで走ってしまったので、こちらは結果的に失敗してしまいました。磨いた順番に繋げている時はいいのですが、順番が変わるとつなぎ目に微妙な凹凸が出来ます。自分ではあまり気にならなかったのですが、結構気にされる方もいらっしゃたようです。それよりも、薬にもいろいろなサイズがあり、直径42㎜のこの円筒には納まりきらないモノが多く、実用性が薄かったのが原因でした。

 

円き箱「ピルケース」以外の用途に方向転換を図りましたが、現在ちょっと改良を考えています。一方、【円き箱】の方は、「ピルケース」以外にも購入者の方がいろいろとご自分で使い方を思いつかれて、茶道の容器、お香入れ、指輪やピアスなど宝飾品の収納、小物入れ、子供の乳歯入など当方の想定外の様々な用途に使われています。大きさやサイズも手頃なので、こちらの方は、数は少ないですが順調に売れています。サイズに多少バラつきもありましたが、それも統一して底に森のかけら】リストの3桁の暗号のみレーザーで彫っています。

IMG_3586さて話は戻りますが、「臍(へそ)の緒」ケースにご購入いただいたお客様から、メールで画像をいただきました。私から是非実際に使われている様子を見せて下さいとお願いしていたのを、覚えていただいてわざわざ送っていただきました。感謝、感謝!そしてこちらの方がその臍の尾の持つ主だったお嬢さん。当日は『木の球プール』で無邪気に遊んでくれました。目がパッチリして日本人離れしたお人形様のようなお顔、そうですお母さんが日本人で、お父さんはドイツ人のハーフなのです。お母さんは、弊社スタッフの奈々ちゃんの義姉にあたる方なのです。ちょうどイベントに遊びに来られていて、その際にご購入いただきました。その後、お父さんの仕事の関係でドイツに戻られ、現在はドイツの自然いっぱいの所で暮らされていらっしゃるとか。先日のベルギーシンガポールに引き続き一気にワールドワイドなスケールの大きな話になってきました!

IMG_1546そのドイツから送っていただいた貴重な画像がこちら。木や花が大好きだという彼女に、木でできたへその緒の箱、というのはぴったりな気がします、とお母さんからはありがたい言葉もいただきました。本人は覚えてもいないでしょうが、大きくなってお母さんからこの箱を買った時の話を聞かされてどう思うのでしょうか。母から娘へ、そしてその娘へと、受け継がれていく母の愛と思い出話の中に、この円き箱も加えていただけるとしたらとても嬉しいです。遥かドイツでの健やかなる成長を遠く愛媛の地より願っております。

★『円き箱』は、各種1個¥1500¥1575・送料別販売しております。上の画像③は、ブラウッドとパドです。植物性油塗装品です。お申し込みはこちらからも出来ます→注文ボタン




受賞記念-広告アップが予定より1日遅れてしまいましたが、お知らせしておいた『第4回キッズデザイン受賞記念セレクション・今だからこそこどもに伝えたい日本の木36』を本日より発売開始致します。従来の【森のかけら36】と仕様自体は同じなのですが、日本の木120種の中から、このテーマに即した木を私がセレクトして、メッセージを添えさせていただきました。あくまでも私個人の独断と偏見のセレクション36です!箸、椀、まな板、お櫃、杓文字、下駄、鉛筆、洗濯板、風呂桶、櫛・・・昔から日本の伝統的な生活を支えてきた「木である物」がどんどん異素材に変わっていき、我々の身近な場面から消えつつあります。それぞれの特性を活かし、もったいないの精神で連綿と受け継がれてきた木の文化がこのまま消失してしまって本当にいいのでしょうか?先祖が切り開いた自然との共生の入り口を閉ざしてしまっていいのでしょうか?

 

20100810 今だからこそこどもに伝えたい日本の木36②我々の想像を遥かに凌ぐ先人の智慧や木の物語を次の世代に語り継いでいく事が、森の恩恵を受けて、木の仕事を業とする私達の役割だと思います。そこで、数ある日本の木の中から、日本人の暮らしと関わりの深い木、日本人として当然知っておきたい木、地域文化の主張的な木、などを愛媛県の材木屋の視点で36種選んでみました。なぜこの木が漏れているのか等、大いに異論もあることでしょうが、それが更に木を語り合うきっかけになればいいと思います。

 

20100810 今だからこそこどもに伝えたい日本の木36③本当は、それぞれにそれぞれの【森のかけら36】があっていいと思うのですが、直接的に木に馴染みのない方にとっては、36種選ぶだけでも容易な事ではありません。実は以前から、テーマに沿ったセレクト36があれば、というご要望もあって、それに応えようとも思ってたのですが、【森の5かけら】ならまだテーマを絞り込めやすかったのですが、36種ともなるとこれがなかなか適したテーマが見つけられませんでした。例えば産地限定モノ(北海道36とか四国36とか)なども考えたのですが、やはり36種類という数がネックとなりました。またあまりマニアックなセレクトにしてしまうと、必然的に購買者層を限定してしまいます。そういう問題を全てクリアできたのが今回の『今だからこそこどもに伝えたい日本の木36』です。この36種を選ぶにあたっては、私自身も相当に悩みました。あちらを立てればこちらが立たず・・・。

 

20100810 今だからこそこどもに伝えたい日本の木36④地域性や一般的な認知度、その材が手にはいり易いか否か、などなど判断基準はいくらでもあるのですが、そこは愛媛で材木屋が作っているという原点に立ち返って、あえて「木材」としては馴染みの薄い『蜜柑』なども選びました。こういう物って、選択者の好みがはっきりと出ますから、それに対する良し悪しはご容赦いただいて、純粋に木の物語を楽しんでいただければと思います。中には聞き慣れない木もあるでしょうが、この36種を知っていればかなりの『木のファン』を自称できるのではないかと思います。

 

★『第4回キッズデザイン受賞記念セレクション・今だからこそこどもに伝えたい日本の木36』・・・・・特別価格¥15,000(消費税・送料込み。お申し込みは、こちらからでも出来ます→注文ボタン




シンガポール画像_020さて、昨日の続きでシンガポールの話ですが、実は私シンガポールった事もありません。世界三大ガッカリの1つと言われるマーライオンも実際に見たことはありません。ちなみに国名の意味は、サンスクリット語で「ライオンの町」というそうです。百聞は一見にしかず、紙やネットの情報だけでは伝わらない物がたくさんあります。シンガポールの中心部も建築ラッシュで凄い事になっているようです。K女史からいただいた数々の画像の中には、天を突くような巨大な建築物があちこちに・・・。

愛媛シンガポール協会 永野会長

当然ご縁もお会いしたこともない異国の地の皆さんが、戸惑いながらも(そうりゃあそうでしょう、突然訳の分からない商品を持たされ写真を撮られるのですから・・・)、手に【円き箱】や【木言葉書】を携えていただき、少しはみかんだ笑顔です写真に収まっていただいているのは、すべて豪腕・K女史と登場いただいている心優しい皆さんのお陰です。【森のかけら】の半分は、こういう皆さんの優しい気持ちで出来ています!

高島屋シンガポール

その中でも私の心を惹きつけて止まないのがこの1枚。『かけらシンガポール紀行』のベストショットだと断言できます!絶妙の笑顔をカメラにいただいたのは、高島屋シンガポールのお二人。ありがたい~っ!特に向かって右の方の「困ったちゃん顔」は、まさに【森のかけら・シンガポール大使】の称号をお授けしたい(欲しくもないでしょうが・・・)ぐらいお見事です!この状況を端的に現していただいたミラクルな1枚に、改めてk女史への尊敬の念が募ります。

丸小箱1丸小箱2山川貿易 高野氏 木言葉書

木言葉書1

八木7その他にも日本人、シンガポール人の皆さんが(えっ、もしかして全員日本人?もしそうだったらスミマセン・・・世界に通用するワールドファイスという事でご容赦下さい)、素敵な笑顔を届けていただきました。おっと、こちらはのナイスガイは正真正銘の日本人、『山丹正宗』で有名な㈱八木酒造部八木伸樹社長です。今回の『伊勢丹シンガポール四国フェア』は、食料品がテーマでしたので県内の有名な食料品メーカーさんが参加され、現地売場で実演販売、試飲・試食販売をされました。

 

八木+大五1八木社長とは以前に、ある会でご一緒させていただきお話をさせていただきました。創業100年を越える老舗でありながら、積極的に地元の素材を使った新商品の開発にも熱心に取り組まれている素晴らしい会社です。そんな立派な会社の商品陳列コーナーに図々しくも【森のかけら】、【円き箱】を置いて1枚!これって営業妨害ではないのでしょうか・・・大丈夫でしょうか?心の広い八木社長の事ですから大らかな気持ちで許していただいたのでしょう!でもこうして置いてみると、お酒と木ってよく似合います。桧の升は八木酒造さんの物ですが、【かけらの升】っていかがでしょう?口に触れるものですから何の木でもいいわけではないのですが、何かヒントがありそうです。ご協力をいただいた皆様、そしてK女史様、本当にありがとうございました。次は自分の力で、堂々と【かけら】にシンガポールの地を踏ませてやりたいものです。




20100808 シンガポールでかけら大使①すっかりご紹介が遅くなってしまったのですが、先月遂に【森のかけら】が太平洋を越えました!決して妄想でも願望でもありません。本当に太平洋を越えて世界デビューを果たしたのです。ウェブの世界では既に『Loopt to』でひと足早く世界へと繋がっておりましたが、実際に飛行機でかけらが海を越えて海外へ往くというのは何とも感慨深いものがあります。実は四国4県が一体となって海外の販路拡大を展開するための協議会が設立されています。中小企業単独では難しい海外での販路拡大を行政が支援しようというありがたい支援事業です。

20100808 シンガポールでかけら大使②その協議会が今回、シンガポール国内での四国の業者の販路拡大を支援するために、伊勢丹シンガポーが主催する「四国フェア」に初めて県も共催することになったようです。「日本フェア」ではなくて「四国フェア」というのが良いですね~。7月23日から1週間「伊勢丹シンガポール四国フェア」が開催されました。四国4県及びジェトロ四国4県事務所は、この地での四国ブランドの浸透に力を注がれていらっしゃいます。

 

20100808 シンガポールでかけら大使③いつもいろいろお世話になっている県の経済労働部管理局の方々も同行されるという事で、現地の皆様への日本のお土産の1つとしてK女史の懐に【森のかけら】関連商品忍ばせていただきました。さすがに【森のかけら100】は大き過ぎて忍ばせ切れなかったのと、日本語のネームに少し不安があったので、その形状だけで万国共通に理解を得られる【円き箱】と、ジャパニーズ・トラディショナル・ポストカード【木言葉書】を代表選手に派遣。こういう物はなるべくコンパクトにまとまる事が必須条件です。

 

20100808 シンガポールでかけら大使④なるべく軽量で力邪魔にならないけれども味があるという、かつての日本人のような控えめな実力というのが歓迎されるのでは!そして、辿りついたここがどこかというと、何と『日本国大使館』!【森のかけら】を作り始めて約3年、遂にこんな所にまで来る事が出来ました。これも、【森のかけら】を支えていただくたくさんの皆さんのお陰です。そして、ここへと導いていただいた敏腕くのいち・K女史のお陰です!まさに「伊賀の影丸」並みの八面六臂の大活躍だったのですが、その成果をご披露。

 

20100808 シンガポールでかけら大使⑤k女史とは、経済労働部の皆さんとの勉強会でいつもお世話になっていて、その行動力には一目置いておりましたが、まさかここまでやってくれるとは!今までお酒の席での酒量に圧倒されてきましたが、これからは尊敬の念も込めさせていただきます。右は日本大使館の本川書記官様、訳も分からず【木言葉書】を持たされパチリと1枚。何だか誠に申し分けない気持ちですが、ご協力ありがとうございます。なんでしたら、日本大使館仕様も作ります。その際はやはり日本の国木『』で作りましょうか?

 

20100808 シンガポールでかけら大使⑥更にジェトロシンガポールセンターの前田所長様もご協力いただきました。個人の力では限界があることと、行政レベルのネットワークの拡がりと深さについては、県の支援事業の採択を受けて以来身に沁みて分かっております。本来、県の支援事業は直接的な補助金よりも、むしろこういう販路を拡大させる際にサポートしていただく事の方がより意義があるようにも思えます。それぐらい、県の信用力や繋がりは魅力的です。私個人の力ではとてもここに辿り着く事は出来なかったでしょうが、それがこうして現実になるとは・・・(涙、涙)。孤高のモノづくりを目指すのもそれぞれの生きる道でしょうが、より多くの仲間がいる方がモノも広がるし、何よりも楽しいです!シンガポール語って英語で大丈夫なのでしょうか?【森のかけら・シンガポール版】作っちゃおうかな。さて、明日は伊勢丹シンガポールでの活躍(?)をご披露します!




20100807 木材鑑定の勘どころ①最近弊社に木を持ち込まれて、「樹種の鑑定」を依頼される方が増えているのですが、これがなかなか・・・。その多くは、倉庫に数十年も眠っていて、仕入れた本人が亡くなったので処分したいのだけど視てほしいとか、昔に買ったのだけど埃まみれになって何の木だか分からなくなったとか、一切のヒントも情報の片鱗もないようなケースがほとんどです。倉庫の中できちんと整理したものであれば10数年経っていてもそこそこ表情も分かり易いのですが、雨風に晒されているとこれはもうすっかり埃や汚れが付着して真っ黒!

20100807 木材鑑定の勘どころ②ノーヒントでの、古材の「樹種の鑑定」ほど材木屋にとって修羅場はありません!いくら未使用の古材(汚れているだけで、使ってはいない)といえども10数年も経過するとかなり経年変化により質感が変わっています。何の木か持ち込んで来るぐらいですから、その答えがなどという優しいケースはほとんどありません。木にも流行や時代の変遷というものがありますので、一昔前に流行った南洋材とかアフリカ材などになると、今は入手困難な物もたくさんあります。世界中の木を240種も集めた【森のかけら】を作っているぐらいなのだから、何の木でも分かるんでしょう?なんて思われるのかもしれませんが、特徴の似通った樹種の場合、ある一部だけを取り出して見ても正直断定できるだけの根拠を持てません。その樹種を専門に扱って日々触っていれば、わずかな特徴でも判断基準となるのでしょうが、まだまだ力不足です・・・。

 

20100807 木材鑑定の勘どころ③ちなみに右の木は『メラピー』でしたが、東南アジアからアフリカまで広域に分布しているフタバガキ科などは、アジアだけにでも500種類近くが分布し、更にそれぞれの材の色合いによってもイエローラワンとかレッドラワンなどの呼び名に分けられ、産地によってもメランティーとかセラヤと呼び名が変わり、赤味と辺材では特徴も異なるなど、条件は厳しいのです。ある程度木目や質感も分かるぐらいのサイズが幾らかまとまっていれば、判断できるポイントも増えてきます。

 

20100807 木材鑑定の勘どころ④こういう状態の材を『古材』とまとめて呼ぶ事が多いのですが、『古材』といってもその解釈は広くて、今回のように未利用だがただ汚れたりして古く見える木材の事を指す場合や、実際に家などに使用していた物を解体して再利用するアンティークな木材なども含まれます。いずれもそれ相応の時間を過ごしたという事においては同じなのですが、呼び名は一緒でも、経年変化によって価値が消失してしまう物と逆に価値が高まる場合があるので、『古材』といっても極端に安い物から高額な物までかなり幅があります。例えば左の画像の枕木などは、実際に線路の下で黒子として耐え忍び頑張ってきましたが、その使命を終え、庭のエクステリアなどとして新たな使命を帯びる事になります。ほとんどの場合は『ケンパス』が使われていますが、地域によっては違う樹種を使われる事もあるようです。これも『古材』の1つ。

20100807 木材鑑定の勘どころ⑤古材』の中でも『枕木』のように強度や耐久性が必要など使用条件が明確な物は、そこからサイズや価格などを元に必要な材が推測できやすいのですが、ただ時間が経過して古くなった物の正体を突き止めるには、本当に難しいです。豊富な経験だけでなく、断言する勇気も必要かと思います。バシッと断言できれば格好いいのですが、最初の第一印象で悩んでしまうと、削ってみても、ルーペで小口を見ても、触ったり匂ってみても、見れば見るほど悩んでしまいます・・・木のプロの道は果てしなく遠い・・・。




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