森のかけら | 大五木材


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今日のかけら・ 174 【台湾桧/たいわんひのき】 Taiwan yellow Cypress ノキ科・針葉樹・台湾産

 

森のかけら 台湾桧

1月はかなりの数の酒席がありましたので、今月は控えめに必要最小限にしてえおこうと思っています。回数が多い分、最近はほとんど2次会には行きません。行ったとしても一人でカウンター飲みということがほとんど。別にさびしん坊なわけでも、友達がいないわけではありません!いつも1次会では大声で語りあってしまう(製材、木材関係者は仕事柄、私も含め難聴の人が多いので、知らず知らずのうちに大声になっている、らしい)ので、その後は独りでしみじみ飲まないと喉が(気管支が弱いので)もたないのです。おネエちゃんの居る店は体質的に苦手なので、もっぱらショットバーか小料理店のカウンターで、カクテルか日本酒をチビリチビリ飲ましていただくという至って控えめな大人の飲み方なのですが、そこでいろいろお店を観察して改めて気がついた事がありました。そう、ただ飲んだくれているわけではないのです! 20110202 タイヒ・ノスタルジィ物語Ⅰ①

20110202 タイヒ・ノスタルジィ物語Ⅰ② 最近、店造りのコンセプトに「」を取り入れられている造りがかなり増えているという感覚。まあ、自分が無意識にそういう店を選んで行っているのかもしれませんが。松山市内の飲み屋さんの数は、人口比でいうと東京並みという話を聞いた事もあります。さすがにこの景気で新規開業は「居抜き」でというお店も多いようですが、それでも店の内外に無垢材をふんだんに使われる比率は、昔に比べると断然多くなっていると感じます。通りすがりにも外壁や看板などにたくさんの木が露出しているのに気づきます。

以前は、お店で使う木といえば、カウンターが代名詞でしたが、カウンターは言わずもがな、テーブルや内装、部屋の細かなしつらえ、トイレのカウンターなどにも木のモノを見かけます。それは決して高級な無節の1枚板ばかりではなく、大節のたくさんある杉の板とかも多いのですが、それでも充分。こってりとウレタン塗装というのがほとんどですが、それでも耳付きの場合は触れずにはいられません。かつて鮨屋の大将は、カウンターに「台湾桧(タイヒ)の1枚板」を使っているというのが、お店の味と共に自慢のひとつでした。 20110202 タイヒ・ノスタルジィ物語Ⅰ③

20110202 タイヒ・ノスタルジィ物語Ⅰ④ 今でも老舗の鮨屋さんでは、台湾桧の白木の無垢のカウンターをお見かけしますが、新しいお店だと貼り物(合板)のカウンターも珍しくありません。今のご時勢ですから、コスト削減でもっとも先に仕分けの俎上(そじょう)に乗るのが無垢のカウンターなのかもしれません。さすがに鮨屋さんでも合板(とか人工大理石など)のカウンターとなると、私のような者はひと味食べ損ねたような気分になります。正直、気分の問題ではありますが、無垢のカウンターは店の心意気の象徴のようにも感じていますので。それでは、明日から少し「台湾桧(タイヒ)」について。




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