森のかけら | 大五木材


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20110205 奇跡のリンゴと木村秋則さん・・・1①本日は、14時から道後のひめぎんホールで開催された『奇跡のリンゴ木村秋則さんの講演会を聴講に伺いました。「リンゴの木村さん」の事を初めて知ったのは数年前にNHKで放送された番組を観てからです。その後、木村さんの書かれた本も購入して、その取り組みを繰り返し読み返し、分野こそ違えどその情熱に心を動かされました。その人の講演会とあっては行かないわけにはいきません。しかし当日会場は他の催しも重なり、会場は大混雑!奇跡的に駐車場に停める事が出来ました。

20110205 奇跡のリンゴと木村秋則さん・・・1②この講演会のチケットは、農業関係はじめさまざまな分野のショップ等でも取り扱われていて、事前から混雑の予感はしておりましたが、まさかこれほどとは驚き!会を主催された「一般社団法人まほろば」さんの設立記念講演という事もあったようですが、講演タイトルにもある「自然との共存」という切り口に対しての関心も高いようです。会場にには、たくさんの知り合いの顔が・・・。県内各地の飲食に関わる生産者の方々などがブースを出されていました。異業種との輪も知らず知らずうちに広がっておりました。

 

20110205 奇跡のリンゴと木村秋則さん・・・1③早速、木村さん登壇。その飾らないお人柄はテレビで拝見していた通り。全国各地で随分講演もなさったようで、歯が無いから聴き取りにくいですなどと冗談をおっしゃっておられましたが、ひと言ひと言が力強く、思いがたっぷりとこもった語り口で、ぐいぐい引き込まれました。もっと上手に滑らかに喋られる方はたくさんいらっしゃるでしょうが、自ら事を成して実践された方の言葉は重みが違います。他人の批評や批判でもなく、小難しい理論でもなく、体験談でありますからおのずと言葉にも説得力が感じられます。私は農業に関しては全く知識もありませんが、「本物」を作って、誰かに喜んでもらうおという木村イズムは大いに共感するところですし、分野を超越してものづくりの原点となる部分です。木村さん、一切原稿を読むこともなく、しっかりと前を向いて休憩も無く、お話をされました。その姿はとても還暦を過ぎた人のそれではありません。

 

20110205 奇跡のリンゴと木村秋則さん・・・1④情熱を持ち続けることが若くいられることだと、木村さんも仰いましたが、まだまだたくさんの大事を成されることでしょう。もっともっと喋りたい、もっともっと伝えたい。次から次から言葉が溢れ出てきて止まらない、きっとそんな風に感じられました。無肥料、無農薬、無除草のリンゴの栽培は、最初の10年間一切の収穫を得ることが出来ませんでした。それでも木村さんが諦めなかったのは、講演で何度も繰りかえされ出てきたフレーズ「不可能はない!」この信念に尽きます。

この話、明日に続きます・・・。




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