森のかけら | 大五木材


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20110207 失笑を疾走に変えて!①昨日の日曜日は『愛媛マラソン』で、今年も国道196号線が無人の野と化していました(レース前)。今年は5000人もの参加者があったという事で、昨年以上の盛り上がりだったようです。昨年は雨天の中、ボランティア参加という事で(決して進んで自ら参加した訳ではありません・・・)寒さに打ち震えておりましたが、今年は自宅周辺で一般ギャラリーとして観戦させていただきました。コースが自宅の少し前で折れ曲がっているので、そこまで子どもたちと一緒に歩いて移動。

 

20110207 失笑を疾走に変えて!②昨年のような使命感が無い分、ゆるゆるの観戦でしたが、さすがに5000人の集団は迫力があります。延々と続くランナーの列。更にそれを取り囲むような沿道のギャラリー。当然走行側の道路は前面通行禁止です。自宅前の道路はコースからずれてるので車での出入りは出来ましたし、会社も休みですので何も問題もありませんでしたが、当日営業のお店はほぼ開店休業状態でしょう。お陰でいつもは混雑している回転すし屋屋さんがガラガラで、子どもたちのリクエストに従い、待つことも無くのんびりと食事が出来ました。いつもこんなに空いていればいいのにね、と満足そうな子どもたち。いやいや・・・無邪気です。競技時間が長い分、道路規制も最大で7時間近くに及び、年々規模も大きくなっていくようですが、周辺の理解がなければ開催は出来ません。ボランティアの人数も昨年とは比べ物にならないほどたくさんいらしたようです。

 

20110207 失笑を疾走に変えて!③私の友人知人もたくさん疾走したようですが、到底探し出せるはずもありません。走っているランナーからは意外と目に付きやすいという事ですが、こちらからはさっぱり・・・。各給水スポットでは、ミネラルウォーターの他にも、愛媛の名産・いよかんや銘菓坊ちゃん団子なども振舞われていました。団子を食べながら走るマラソンって他には類がないのでは?ただの団子に新たなTPOを与えることで、別の輝きを放つという好例です。ああ、商売のヒントは街中に転がっています。それに気づくかどうか次第。

 

20110207 失笑を疾走に変えて!④かつて、サッカーのJリーグを立ち上げる時に時期尚早だという周囲の反対の声を、川渕元チェアマンが「そんな事言う人間は100年経っても時期尚早だと言う!」と喝破して、Jリーグを実現させましたが、『マラソンに坊ちゃん団子』どころか、この規模の市民マラソンを実現させようと一歩を踏み出した時も相当の反対意見は出たことだと思います。昨日の木村秋則さんの講演の「不可能なんてない!」という言葉が蘇りました。多くの困難を前にひるむか、挑むか。信念を貫いていれば、やがて理解者が現われ、大きな壁をも動かします。当然綺麗事では済まない交渉ごとや根回しなども必要です。新しいことが動き出す時って理屈じゃないですね。無謀だといわれた既成概念に投じた誰かの一石が、これだけ多くのランナーを集め、市内を「頑張れ!」の声が埋め尽くしたのです。観ている時だけ、私ですらも「来年は我も!」と錯覚を起こさせるのですから、この勢い恐るまじ!

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