森のかけら | 大五木材


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20120806 1『エイリアン』の続編とは完全に一線を画す『完全オリジナル』。『エイリアン』シリーズを観た事が無い人(そんな人がいるのか信じられませんが!?)が観ても、何の支障も無く観る事が出来ます(と思うのですが、)が、ファンにはたまらない「隠し味」が随所に散りばめられています。しかしそれにニヤリとする余裕も無いほどの張り詰めた緊張感が画面を支配します。3D技術も凄いのでしょうが、それが決して「主役」にならず、物語の「効果」にさせているのがリドリーの豪腕!

 

20120806 2どうだ~ここまでCDで作ったんだぞ、見てみろ~的なサービス演出一切無し。風景は本当にそこに、そのにある風に、メカや宇宙服も洗練されたデザインもただの小道具、ギーガー渾身のデザイン・スペースジョッキー(化石化した異星人の死体)なんて、ぞう絶対その星にいけば存在しているに違いないといわんばかりの存在感。星の数ほどもあるSF映画とは比べ物にならないビジュアルの品格、映像の美しさは息を飲むばかり。

 

20120806 3オリジナルの「エイリアン」が低予算の無名の役者ばかりで撮影され(当時もっとも有名だったのは、アンドロイド役のイアン・ホルム。大英帝国勲章サーの称号を持つイギリスの名優!彼の重厚な演技がこの作品に格を与えたのは間違いなし。ちなみにリドリーもサーの称号を得ています)、シガニー・ウィーバーをスターにしましたが、新しいリプリーことノオミ・ラパスがエイリアンとの壮絶な対決を演じますが・・・壮絶!リドリーの映画、強い男と女でなければ生きていけません。

 

20120806 4今回も地味めな役者を揃え(アカデミー賞女優シャーリーズ・セロンも控えめ)脇目もふらず一心不乱に人類誕生の謎にぐいぐい引っ張り込んでくれます。中でも、嗚呼、核心を濁し濁し書いているのでもどかしいのですが、先行特典としてプロメテウス号のパスカードもいただきましたので、もう一度(あるいは二度)プロメテウス号に乗船するつもりです。その際にもう一度、映画『プロメテウス』については触れるつもりですが、帰りの車中で『還る場所』がある事の素晴らしさをしみじみと噛み締めていたのです。必見!★★★★




20120805 1さあ、プロメテウス乗船です!『プロメテウス』の宣伝コピーにあるように、「人類はどこから来たのか?」という問いが映画を貫く大きなテーマとなるわけですが、その解答についても早速賛否両論。決して分かりやすい映画ではありませんが、謎解きの映画ではありません。観た人それぞれが自分なりの解釈をすればいいのでは・・・。オリジナル『エイリアン』そのものが、突然謎の生命体に訳もなく襲われるという話でしたから、その「説明」が明確である必要もないとは思うのですが・・・

 

20120805  2しかし、第一作を作った当時、まさかこれが続篇やシリーズ化され、遂には30数年後に自分が前日譚を撮るなどとは夢にも思わなかったことでしょう。リドリーにとって、この作品の賞味期限の長さこそが大いなる「謎」であったのかもしれません。アカデミー賞の栄誉も手に入れ、多くのヒット作を生み出し、巨匠の仲間入りを果たしたリドリーですが、自分の手を離れ、すっかりキャラクター化してしまった最強非情なモンスターの「始末」を自らの手でつけておきたかったのではないかと思ったりするのです。

 

20120805 3人智の理解及ばぬ恐怖と生命力の起源」を創造主として示しておきたくなったのではないでしょうか。テーマは人類の起源ですが、エイリアンの起源を解き明かせるのは、エイリアンの創造主たる彼にしか許されない掟破りの行為。かつてコッポラが10数年ぶりに『ゴッドファーザー』の続編、PARTⅢを作ったように、大監督といえども昔の若かりし頃の未熟さに悔恨を覚え、別の解釈を加えたくなるものでしょうか。その際にテーマに対するアプローチに大きな変化が起きるもの常。

 

20120505 4一方で長年過去のアプローチに親しみ慣れたファンとしては、戸惑いを感じるものです。しかしそれが許されるのも創造主の特権。本作でのエイリアンの露出は、他のエイリアン作とは大きく異なります。かの黒澤明でさえ、晩年は馬群の戦闘シーンへの関心が薄まったように、齢70歳を越えた巨匠が、「エイリアン」をどう扱うかと思っていたのですが・・・さすがリドリー、だからリドリー・・・産みの親。創造主とは破壊者でもあるというアンビバレントな思が巡ります。




20120804 18月24日の全国一斉公開に先駆けて、国内最速の先行上映で映画『プロメテウス』を観て来ました~!一番大好きな現役の映画監督リドリー・スコット、20本目の新作にして、『ブレードランナー』以来のSF映画、そしてかの『エイリアン』の前日譚と言われる本作ですが、やたらTVCMで煽りまくっているのに公開は月末だなんてあまりにも酷な話!それまでとても待ちきれず、キツイ日程の中相当無理をして観てしまいました。映画の内容がよければ3D眼鏡も気にならず。マナーとして当然核心に触れるような事はアップ致しませんのでご安心を。

 

20120804 2『プロメテウス』に対する期待感は以前にもブログで熱く語りましたが、300数本はある書斎所蔵のDVDの中で群を抜いて多いのは、SF、アクション系なのですが、意識して集めたわけではありませんが、気がつけばリドリー・スコットの作品はほぼ網羅。監督でDVDを買う事は少ないのですが、それだけ集まるというのは、演出の作風の波長が合うという事か。リドリー・スコット監督、決してストーリー・テラーでもないし、話が破綻する事も多いのですが、私は筋を追う観方をしないので全然平気です。

 

20120804 3私自身が場面場面での情緒や叙情を楽しむ性格なので、少々話がつながるまいが、不自然さがあろうがOK。よく、細部の描写が史実と違うとか、話の展開に無理があるとか批判する人もいますが、歴史ドキュメントじゃあるまいし、製作者が訴えたいテーマを語るために映画という媒体を利用しているのですから、訴えたい場面で常軌を逸したり、誇張や偏り、バランスを失っても無理かなぬ話。無理矢理辻褄合わせに時間を割くような説明シーンは、映画そのものの勢いを殺すだけ。

 

20120804 4ああ、そう考えれば自分の『ものづくりの発想』も勢いのみ。私は建築関係の学校で学んだわけでもありませんし、大手の材木問屋で修行を積んだわけでもありません。まして父親が何代も続く材木屋の親父というわけでもありません(父の本業は土木業)ので、本当の材木屋の王道の仕事というものを肌で経験したという事も無くすべてが自己流。そのお陰と言ってはなんですが、既成の材木屋の概念に囚われる事のない型破りで好き勝手な事が出来、【森のかけら】も誕生しました。

 

20120804 5ですので、私の場合ものづくりの起源は崇高な理念や伝統などとは無縁の、『自分の楽しめるモノを追っかけて・・・』ということにでもなるのでしょうか。道徳や哲学、教育とは無縁の、本能のみの生き物・人類の起源にどれだけ崇高な意思が働いたのか?たまたま偶然の産物が、親たる地球星を滅ぼしてしまうような〔文明〕を身に付けてしまったがゆえに、起源に高邁な意味を求めているのではないだろうか・・・果たしてすべての事に本当に〔意味〕はあるのだろうか・・・

 

20120804 6家に帰ってから、『エイリアン』を観直して気がついたのですが、自分がリドリー・スコットを好きなのは、演出に「余計な説明が無いから」だと思います。話の腰を折るようなサイドストーリーのデザートには一切見向きもせずに、物語の本筋をひたすらに猛進。前編必要不可欠は場面のみで構成されているので、ゆとりも余裕もなく一気にカタストロフィまで突っ走る潔さがたまらないのです。そこが、説明不足のそしりを受けるのでしょうが、そこがカルトキング!だからリドリー!では、プロメテウス号乗船!




20120803 1森のかけら】をはじめとする弊社のオリジナル商品の開発については、ひたすら端材を眺め、触りながら、アイデアの降臨を待つばかりなのですが、それを『ひらめき』と呼ぶか『無謀』と呼ぶかは紙一重の差。『無謀』と呼ばれる事にもすっかり慣れておりますのでもはや抵抗どころか、そう呼ばれるのも快感ですらあります。反逆性、頑固、意固地、天邪鬼、無鉄砲・・・【森のかけら】たちの多くはそういうもので出来ています。唯一、凄え凄えと羨望の眼差しを向けてくれるのは子供たちばかり。以前にもご紹介しましたが、私にとっては強い思い入れがあって開発した木製のマグネット『森のしるし』㊨。サンプルが出来上がった時、誰もに怪訝な目で見られました。当然でしょう、今更木製マグネットなんて新鮮でもないし、ありふれている・・・しかし、真実は目に見えるとこにばかりあるわけではありませんぞ!

 

20120803 2開発からおよそ半年が経過しましたが、ありがたい事に累積販売総数は現在12,000を越えております。イベントなどでのノベルティグッズとしてのご注文も沢山いただいております。詳細については後日改めてご紹介しますが、その製作工程は至ってシンプル。材料を送り、工場で丸く削ったものを磨いて、スタンプを1個1個押して、裏に磁石を仕込んで、台紙を入れたパッケージに入れて封をして完成です。ほとんどすべての工程が手作業です。という事で、夏休みを満喫する子供たちもお手伝い。

 

20120803 3子供に手伝わせるコツは、必ず同時に複数に依頼して「」させる事。今回お願いしたのは『選別作業』。磨きまで終えた『森のしるし』の中で、傷のあるモノや青染み、カスリなどのあるモノを仕分ける検品をしているところです。子供と侮ってはいけません。思考がピュアな分だけ、一度理解した事を忠実に実行してくれます。まだまだ10円単位の労使交渉が可能な年齢ですので、「作業」の中にどれだけ楽しみを持たせるかが鍵となります。木はツルツルスベスベ、いろいろな顔があって木は面白い、よね!

 

20120803 4森のしるし』にも沢山の仲間が生まれているのですが、まだまだアップできていません。イベント・ノベルティ商品としての顔と、レギュラー商品としての顔があり、先にご紹介した『戦国家紋シリーズ』の他にも『大五木材オリジナル』(弊社のマスコットキャラ・だいごちゃん)や、スタンプや台紙のデザインをしていただいているパルスデザインさんの『パルピク』㊧などもあるのですが、商品紹介まで手が回らず・・・。ネット販売・イベント時の販売も考えておりますのでこれからボチボチとご紹介させていただきます。




20120802 1ロングランとなった「チカミハウス劇場」も本日はいよいよ最後の千秋楽。今回もいろいろな木を使っていただいたのですが、妄想建築家さんはこれ見よがしに木を使うという事が大嫌いなので、どれもこれも抑制が効いた「さり気なさ」が基本。見学会後に「そんな木どこにあった?」と尋ねられる方が多いのもいつものパターン。今回はそれにも増して、古民家の佇まいに溶け込んでおり、どれが新しいのやら古材なのやら分からぬほどのさり気なさ。こちらの縦格子も『ウエスタン・レッドシーダー』が使われています。

 

20120802 2俗に『米杉』と称されるこの木は、妄想建築家さんの現場では実は以外に多く使われているのですが、目立たぬように溶け込んで使っていただいているので気付かない人多数なのです。今回も茶系に塗装されているので、一見すると何の木か分からないように見えますが、油分が多く水にもよく耐える性質を活かして、このようなサンルーム兼テラスの格子や外壁材などにご利用いただいています。国内の専門工場で丁寧に挽いているので節も軽微。『世界でもっとも美しい木』とも称される木なのです。

20120802 3この『チカミハウス』には多くの業者が集い、その卓越した技を持ち寄り完成させたのですが、家が完成してからも妄想建築家を慕う仲間は沢山集まってきます。完成見学会こそは、その集いの場となるのですが、そこで毎回素敵な写真を撮り、妄想建築家の一挙手一投足を追っかけてくださっているのが、モンステラ・宮内さん。モンスターではありませんが、内に秘めた野望はモンスター並み!こういう方が続々と集まってくるところに『イシムラトモコ建築設計』の底の深さがあります。

 

20120802 4私は1日しか居られませんでしたが、2日にわたる見学会開催中には沢山の方がお見えになり、相変わらず実に賑やかで楽しい見学会となりました。誰も彼もが己を褒める、褒め殺しのような楽しい楽しい見学会!?選んだ私が素晴らしい~。勧めた私おセンスが光る。技術がすべてをカバーした・・・それぞれが互いを尊敬認め合っているからこそ通用する会話です。他人が聞いたらどう思う?・・・いやいやここに集いしすべての人が共通の感覚を共有しているはず。信頼関係のうえに交わされる言葉は一服の清涼ビタミン剤。ああ、次も同じような会話が出来るようにこのチームで精一杯頑張ろうと己を奮い立たせるのです!見学会中、室内をウロウロしていたらモンステラ宮内さんが、『チカミハウス』の中に私を取り込んでいただきました、感謝。これにてロングラン公演終幕、そしてここから新たな歴史が刻まれていくのです。




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