森のかけら | 大五木材


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20140316 1木の学問は、その専門性ゆえ社会では受け入れ先が少なく、職業としては狭き門でありますが、ピュアな彼らと話をしていると、その人間性も針葉樹のように素直に天に向かって伸びているのだろうと想像します。そんな中で、将来を見据えて木を学んでいる学生とも出会いました。愛媛大学の仲畑大君。卒業後は実家の京都の銘木屋「仲畑銘木」の跡を継ぐという事で、既に実家のん木工販売ショップ『工房京北』の代表として、材木人として道を歩き始めているそうです。

 

Exif_JPEG_PICTUREブースに来てえらく熱心に『木の玉プール』などを見ているなと思っていたら、将来の同業者でした。話を訊いてみると、銘木の本場京都でも、和室の減少、少子化等で銘木業界も相当厳しい状況にあり、従来の伝統的な銘木だけではななく、別のアプローチでも北山杉などが活用できないものかを考えているとか。それで弊社のような田んぼのあぜ道を行くような『森の出口』にも興味を示してくれたようで、後日改めて熱く森の話し、木の話をすることに。

 

20140316 3いろいろな学生や若い研究者の方たちと久しぶりに木の話が出来ましたが、わざわざ学会に来られるぐらいですから意識レベルが高いのは当然のことながら、真剣さや学びの姿勢は同時期の自分と比べると雲泥の差・・・。同じ木に生きる者として何らかの形で彼らを支援せねば申し訳ない気持ちになるのと同時に、商売とは別次元で学びの対象としても木が人を惹きつけて止まない素材であることの認識を新たにし、木に携わる一員として非常に頼もしく感じました。

 

20140316 4商売人としては、完全ホームで予想以上にご注文、ご予約を賜り安堵しました。材木屋が作る『語り的要素の強商品・森のかけら』ですので、決してアカデミックな研究材料に耐えうるものではないことを承知のうえで、飾っておきたい、学生たちに触らせたいと、興味を示していただいた心の広い先生方、行政関係者の皆さんには感謝申し上げます。木がしっかり利益の得られる商品へと昇華してこそ、継続できる森が出来ます。そこから先は木のプロにお任せください!




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