森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20140317 1設計士さんや工務店さんと新築の家の打ち合わせをさせていただく時に一番楽しいのは、そこに何を使うか決めていない空白の図面にいろいろな木の名前が書かれていく瞬間。お施主さんのライフスタイルや趣味嗜好をお聞きして、材の性質や適性、コストなどを検討しながら材を決めていくわけですが、その樹種名が図面に次々に書き込まれていくたびに気分高揚していきます。いろいろな樹種を使っていただくと、まるで『森のかけらの家』が生まれるようでワクワクします。

 

20140317 2今回も打ち合わせの際に、図面が木の名前やサイズなどの書き込みで真っ黒になるほどふんだんに木を使っていただける嬉しい家との出会いがありました。これから建築する家ですが、ほとんど私の提案を受け入れていただき、私にとってもこの近年に無い圧倒的なボリュームで、材木屋の血が騒ぐ現場です!そのお話をさせていただいているのは㈱ジョーコーポレーション宇和島支店さん。赤松支店長以下スタッフの方が『木』に対してとても寛容な考え方をお持ちです。

 

Exif_JPEG_PICTURE木のご提案といっても、構造材ではなく床材や壁・天井材などの内装材、階段、カウンター、家具などですが、店舗併用住宅という事もあって建坪自体も大きく、延べ床面積も90坪に近いので内装材や家具だけでも相当な量になります。既に一部の材料については加工や塗装をしておりますが、あるらゆるところに実に多様な材を使っていただいているので、後日改めてご紹介もさせていただきたいと思っています。ただし、この現場だけが特別というわけではありません。

 

20140317 4㈱ジョーコーポレーション宇和島支店さんでは、内部に無垢材を使った家を全面的に押し出すという事で、新たに『森の家』ブランドを立ち上げられました。〔世界の無垢材・厳選した逸品の家づくり〕と銘打ち、内装材・家具などを中心に、弊社からも適材適所のご提案をさせていただき、木を愉しめる家づくりをしようというものです。こういう取組みの多くが、県産材や地域材というくくりが多い中『世界の木』と視野を広げていただけているのがありがたい。

 

Exif_JPEG_PICTUREそのお陰でこちらも多様な提案が出来ます。いろいろなお考えがあろうかと思いますが、木に着色せずに地肌の色合いを生かして使おうと思うと、県産材・国産材だけでは限界があります。幅の広い材や長尺材を沢山使うおうと思うと総じて割高になってしまいます。どちらがいいかというよりも、使い方のバランスだと思っています。選択肢は多い方が面白いものが出来上がるので、後はその適性をいかにきちんと見抜いて無駄なくセンス良く使いこなすかという事だと考えています。ただし「世界の木」ですから、当然日本の木だって対象になりますので、今回も『山桜』はじめ国産の木も沢山使っていただいています。またこの企画を記念してこちらのノベルティも製作させていただきました。『森の家』、宇和島より動き出します! 




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2014年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
Scroll Up