森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTURE昨日に続いて『崖の上の、コーラルhouse』の話です。一階の床にはベトナム産のアカシアのフローリングを貼っていただきましたが、二階へと続く階段には定番のブラック・ウォールナット。廻り階段こそ数枚の幅剥ぎですが、段板はすべて一枚板。このところの急激な円安の影響もあって、外材の仕入れ値段が高騰を続けています。ブラック・ウォールナットに関しては、それよりも以前から現地価格が段階的に上昇していて、かなり厳しい状況となっていましたので、円安はそこに追い打ちをかける材料。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE汎用性の低いマニアックな木ならあまり為替の影響も受けにくいのですが(そもそも材の相場なんてあるようで無いに等しく、相対の必要性こそが価値基準となるため)、ブラック・ウォールナットブラック・チェリなどにように北米産広葉樹を代表するエース級の材は、常に日頃から多岐にわたって使用している材で、材価についてもある程度相場が出来あがっています。更にそれぞれの材木屋が必要とするメーカー、サイズ、グレードが限られたものは慢性的な品不足傾向にある事から、為替の影響をモロに受けてしまいます。

 

Exif_JPEG_PICTUREそんな中でタイミングよく材を仕入れていくのが材木屋と商社とのあ・うんの呼吸。弊社の場合は、ブラック・ウォールナット人しても、現地でのメーカー、サイズ、グレードを指定しているので、商社の担当マンも何がどれぐらい必要なのか心得てもらっているので、極端に欠品状態が続くということは少ないのですが、それでもここまで急激に円安になってしまうと、入荷がずれこんだりして恐れていた欠品が発生してしまうことも・・・。モノを売る人間にとって一番怖い事は、売れない事より、売るモノが無いという事

 

20141207 3しばらくは円安が続くと思われますので充分警戒せねばなりません。そういう状況ですので、早めに在庫の手当てをしていた商品についても、次第に在庫がなくなっていくと不安が募ります。コーラルhouseさんの二階に使ってもらったバーチ(カバ)のナチュラルグレードも、だんだん商社の在庫が少なくなっていますと不安を煽る報告が・・・貼りあがった床を見ればそんな不安も吹き飛んでいくのですが!この程よい色ムラこそがイシムラトモコテイスト!残念ながらこのバーチ、カメラだと目視ほどに良さが伝わらない〜。

 




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