森のかけら | 大五木材


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49歳の春

20150403 14月3日で49歳になりました。多くの方から心温まるお祝いのメッセージをいただき本当にありがたく感謝申し上げます。家族の誕生日は娘たちがケーキやお菓子を作ってくれて、自宅で家族だけのささやかに誕生パーティーをするのが我が家のしきたりで、例にもれず私の誕生日もそうしてもらいました。それはとても幸福で贅沢な時間なのですが、こうして家族全員揃って誕生日をお祝いするのもあと何回あるのだろうかと、残りの時間の事も考えるようになりました。やがて子どもたちも家を巣立って独立していきます。それも遠い先の事ではありません。

 

Exif_JPEG_PICTURE十数年前に母を亡くした時に、人生は一度しかないという事を切実に感じ、会いたい人、行きたいん場所などにわずかでもご縁があった時には無理してでも時間を作って機会を逸しないように心掛けてきました。更に数年前に父を亡くした時には、本当にやりたい事は体が充分動くうちに、周囲の反対があろうとやり抜こうと強く決意しました。その2つが私の人生にとっての大きな転換点でした。それを実行するためにかなり無理して自分に負荷をかけたり、自分を作ったりしたこともありましたが、振り返れば覚悟と決断の甘さに恥じ入るばかり。

 

Exif_JPEG_PICTUREいずれ訪れる大きな転換期を分かっていながらも随分と決断を先送りしてきました。そこには変化に対する恐れや不安、面倒くささなどがあり、ついつい流れに流されてダラダラと過ごして、リスクの無い小さな変化を課すことで免罪符を得たような気持ちになっていたのです。それが、50歳の節目を前に避けられない決断の時期が迫ってきて、この1年は会社にとって大きな決断をしていく年になります。誤解されるといけないので先にお断りしておきますが、会社を閉めるとかそういう深刻なものではなく、あくまでの方向性の事です。

 

Exif_JPEG_PICTUREたまたま複数の取引先(仕入先も売り先も)が廃業、倒産するなど、木材業・建設業というものも大きな変換期に来ているのは間違いありません。おいおい先細りの業界ではありますが、家というものが決して不要になるわけではないので、今まで通りのやり方でもそれなりに仕事を得る事はできるでしょうが、その事で本当にやりたい事を犠牲にして、そんな人生で果たして後悔しないか?理解者がいるうちに、自分のやれるタイミングで動こうと心は定まりました。いきなり大きな変化が現れるわけではありません。地下深くでコツコツと・・・




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