森のかけら | 大五木材


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20150713 1昨年末にわが母校・松山大学内で、松山大学法学部法学科の准教授、『プロフェッサー・ 甲斐』こと甲斐朋香先生主導の元に開催された『大人の部活動・炎の十番勝負 第二弾・おとなVS大学生①』。大学生と『おとな』のメンバーによる『異種格闘技戦』でしたが、異種格闘技といえば「プロレスこそが世界最強の格闘技である」ことを証明するために、アントニオ猪木が1976年に赤鬼と恐れられた柔道家のウイリアム・ルスカと戦ったプロレスVS柔道戦がルーツ。その後『熊殺し』ウイリー・ウイリアムス戦まで、猪木は実に様々な格闘家と戦うことになります。

20150713 2あまりに漫画的な発想に、その後漫画の世界が後追いで様々な異種格闘技モノを描く事になるのですが(個人的には平松伸二先生のリッキー台風がお気に入りであることをつけ加えておきます)、実際の戦いの中で問題となったのはそもそも噛み合うはずの無いルールをお互いが不利にならないような形でどうやって折り合いをつけるかという事。ボクサー相手であればレスラーもグローブをつけるのかつけないのか、柔道家相手であれば胴着を着るのか脱ぐのか等々、元々無理を承知で企画された戦いではあるものの露骨なハンディキャップマッチになっては興醒め。

 

20150713 3結局そのあたりの妥協と擦りあわせの中で商業的な『異種格闘技戦』は行われ、マニアの間では相当な不平不満も噴出しながらも、大きな話題を呼びプロレスの凄味、面白さを世間に広めたのですからアントニオ猪木は稀代の名プロデューサーだったと思うのです。それから長い時が流れ、猪木とは一切無縁のここ俳句といで湯の町・松山で、猪木イズムを継承する女戦士・アントニオ甲斐の手により企画された異種格闘技戦。やはりそこでも問題となったのはルールの設定。まだ未成年もいる学生相手に、『おとな』の必殺技であるアルコールが使えないという大問題が露呈

 

20150713 4いや、そうではなくて・・・そもそも『おとなの部活動』とな何ぞや?!学生相手になんのためらいも無く、手加減無しでマジに拳を振り下ろして、完膚(かんぷ)なきまでに心を打ち砕き戦闘意欲を消失させてしまうヒョードルのような大人げない『おとな』達。一体彼らに世間の常識とか思いやりなど通用するのか、そんな『おとな』と拳を交える意味はどこにあるのか?誰もがそんな疑問を抱きながら行われたおとなと学生の戦いは、かつて猪木がそうであったようにお互いが探りを入れあいながらもスタイルの違いから噛み合うことなく試合終了。

 

20150713 5異種格闘技戦のルール設定の難しさを強く実感させられることとなったのです。しかしそれは決して無駄ではなかったのです。思い起こせば、かの力道山VS木村政彦戦で、木村を師と仰ぐ大山倍達が力道山のやり口に激昂し、次は俺と戦えと挑戦状を叩きつけたように、この実りの無い戦いと思われた一戦の中から、再戦を願うという声が学生の中で起きたのです。それに涙した(はず)のアントニオ甲斐は、今度は事前のルール作りと試合方法を徹底するために事前の調印式並びにルールの検討会議を開催。そしてここにその会議が開催される事になったのです!風雲急を告げて明日に続く・・・




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