森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

サーモウッドは一定の板材で入荷します(例えば長さ2m✕幅120✕25㎜とか)ので、外壁材に限らず希望サイズに加工する場合、挽き割り材削り屑、プレーナー屑(屑という言葉は引っかかりますが)が大量に発生します。サーモウッドだけでなくあるゆる木材について日々、大量の削り屑、プレーナー屑が発生し、いつもそれを眺めながらモッタイナイと思っているのですが、ほっておいては溜まる一方ですので(いたたまれない気持ちで)仕方なく焼却処分しています。

 

20160509 3サーモウッドのついても当初は同様に焼却処分していたのですが、サーモ加工しているためかなかなか火がつかず燃え尽きるにも時間がかかります。それを見ていて、これもしかして雑草対策に使っているウッドチップの代わりにならないかと考えました。ウッドチップが中央分離帯などに撒かれているのを見たことがある人も多いと思いますが、ウッドチップにはいろいろな樹種が使われていますが、クッション性や透水性にも優れていて見た目の印象の軟らかく風景に溶け込んでいます

 

20160509 2他にもバークチップなどもありますが、自分で使ったことはないので実際にその効果がどこまで有効なのか実証したことはないのですが、いろいろな場所で使われている現状を見るとそれなりに効果はあるのではないかと思います。根から枯らす除草剤のようなメカニズムではなくて、雑草が成長するための光合成を遮断することで、雑草の成長を抑制するとか、飛来した種が根を張りにくいということなのだと思います。なのである程度の厚みは必要になるのではないかと思います。

 

20160508 1ならばそれをサーモウッドでやってみてはどうか、と考えました。日々発生するスギやヒノキの乾燥していない生材の削り屑やプレーナー屑だとカビが生えてきたり腐って悪臭を発生することもあって、最終的には土に還るとはいっても不快な環境を作っては意味がなにので却下。対して高温でサーモ処理したサーモウッドであれば、その心配も少ないしかなり有効なのではないだろうか、ということで早速実践してみることにしました。資材置き場の隅に植えた樹の周辺で実験開始。続く・・・




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2016年5月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
Scroll Up