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もうあれから6年も経っていたということが信じられないのですが、時間は無情にも流れていきます。弊社のホームページからロゴデザインなどを手掛けていただいている「森のかけらの育ての親」のひとりでもある(株)パルス・デザイン(代表取締役・大内智樹)さんの事務所に、クリ(栗)の耳付きのテーブルを納品させていただいたのはもう6年も前のことでした。それからそのクリのテーブルの上では、新商品に開発をはじめいろいろな極秘の戦略が練られてきたのでした。
そして、このたびパルス・デザインさんの事務所移転に伴い、6年ぶりにお化粧直しをさせていただくことになりました。これはもともと、厚みのあったクリの耳付板を半分に厚み割りして、それを左右非対称につなげたものです。その上から槍鉋で表面を浅く削り表情を出して、部分的に象嵌細工を施しています。多くのクライアントとの熱い商談や作戦会議などを経て、6年に間にはいろいろな思いが刻まれたであろうクリの板。よく使っていた場所には黒染みが出来ています。
私のものづくりにはパルス・デザインさんは欠かせない存在で絶大の信頼を置いているのですが、その根拠の1つがこうして実際にいいと思った木のモノを自分で使っていただくこと。もともと木という素材がお好きだったとは思うのですが、開発に関わっていただいた商品は必ず自分でもご購入いただきお使いいただくなど、木の良さを口だけではなく実践されている点。モノを買っていただくから嬉しいという事ではなくて(それもありますが)、好きだから使うという事が嬉しい。
そりゃあ、自分が開発に加わっているのだから当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、義務的に使うとかお付き合いだからというレベルを越えて、好きだから、使いたいから使うという感覚は、必ず商品開発に反映されていて、ひとりの熱烈な木材ファンの視点が込められることになります。自分が欲しいものを作って自分で使うという実に基本的な姿勢が、モノづくりの信頼感となるのです。それではその気持ちに応えるためにも、このクリのテーブルのメンテナンス開始です!
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