森のかけら | 大五木材


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 今年の連休も西日本最高峰の霊山・石鎚山に行くことになりました。信仰心があるとかそういうわけではなくて、石鎚山ロープウェイ(株)さんからのご依頼で、昨年に引き続き成就社ロープウェイ乗り場での木育イベントを開催させていただくのです。なので石鎚山に行くといっても、ロープウェイで上り下りするだけでお参りに行くとかいうわけではないのですが、50歳近くになるまで一度も行ったこともない信仰心薄き者であったのに、この数年の頻度といったら異常なほど。

 

たぶんこれで5度か6度目になると思うのですが、いろいろな季節の石鎚を(登山口の雰囲気だけでも)感じられるのはありがたいこと。材木屋といっても日々の仕事は、会社の倉庫での作業が中心ですので、山に入ることは決して多くはありません。一般の方の中には、奥深い山の中に入って木を伐っていると誤解されている方がいらっしゃいますが、木の仕事も材分化されており、山で木を植えたり伐ったりの作業をする人、伐られた原木を市場で売買する人、原木を製材する人、

 

製材された木を小売りする人(←弊社はここ)など、ひと口に『木の仕事』と言ってもさまざま。ですので材木屋といってもいつも山で立ち木を見ているわけではないので、こういう機会でもないと、仕入れ以外で山に行くことも少ないのです(あくまでも私の場合)。私にとってはイベントのお手伝いというだけではなく、格好の木の撮影のチャンス。特に石鎚山のような標高の高い山(標高1982m)だと登山口にも近場の山では撮影できにくい木もあって非常にありがたいのです。

 

今までのイベントの際にも合間の時間でいろいろと高山植物なども撮影してきたのですが、まとめ上げる時間がなくてアップ出来ていなかったのですが、『森のかけら・日本の120種リスト』に含まれてない木で、それまで立木を見たことがなかった木にもいくつか出会えました。広葉樹後進県の愛媛にいおいては、それらの木は原木市場に出材されたとしても、ひとくくりにして『雑木(ざつぼく、ぞうき )』という名前にされてしまうことも多く、ネームプレートで識別できるのが嬉しい事。




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